花咲くいろは 第6話「Nothing Venture Nothing Win」 を観て

 旅館を経営する若旦那と女将。経営状態はあまりよくないみたい。頭を抱えて一所懸命な縁と、でんと構える女将。その間で自分も何かしたいと頑張る緒花は今日も元気です。

 今回は、緒花が給料をもらうところからスタート。
 朝、夜と、多分8時間くらいは働いて月2万。本当に女将さんの気持ち。端数なしで明細も無しでしょう。多分菜子は明細あり。でも、予想より多ければ仕事のやる気も高まるものです。
 颯爽と車で乗り付け「ダメ旅館」とのたまうのは経営コンサルタントの崇子。彼女はえらい嫌われようです。縁以外には総スカン。はたしてこの人のコンサルタントとしての腕前はいかほどか。月一でアドバイスに来て、今の処成果なし。あまり良いとは思えない。でも、縁はとても信頼している。
 今回は服装一新計画。用意したのは、チャイナドレスやセーラー服やスク水や紐っぽいの等。巴も菜子もドン引き。緒花もこれは違うんじゃといってます。しかし崇子の熱い語り、「挑戦なくして、勝利もNothing」に緒花は感化され、これもありかもと言いだす。感化されやすい子なのです。つき合わされる菜子は哀れです。
 それを覗き見る徹。何を見てたのでしょう。緒花を見てたのでしょうか。だとしたら、今後、物語がとんでもない方向に転がり出す大問題です。いや、菜子を見てたのかも。徹はおっぱいが好きな気がする。あるいは、たんにコスプレに興味のあるマニアなのかも。今の処わかりません。民子の言った「バカ」が意味深に思えるのは考えすぎか。
 チャイナドレスでの接客。「私は挑戦したくないのに」と言う菜子が何かいいです。挑戦は失敗したわけですが、原因は家族連れだったこと。緒花の思考は、もっときわどいのを着ればうまくいくんじゃないかという方向に。あくまでも前向きな子です。
 学校から帰ると、ちょうど崇子が撤退するところ。女将と崇子の衝突。「不用だよ」とはっきり言い追い返す女将。縁は落ち込みます。
 フロントで落ち込む縁。緒花は彼を心配して近づきます。悩みを聞く緒花。緒花は優しい子なのです。
 「多少無茶をして失敗しても、何もしないよりはいいじゃないか」縁は自分の考えを、そしてそれを認めない母を話します。緒花はそんな縁をデコピンして励まします。縁は緒花に皐月をみます。
 女将の息子で皐月を姉に持つ縁。強い女性に囲まれて育ってきました。少し甘えた感じの男の子だったのかもしれない。今は若旦那で責任があります。少し空回りなとこがあるけど、前向きで、喜翆荘を大切に考えています。
 縁の話を聞いた緒花は、自分に何ができるかを考え、女将の所へ。縁の言うように新しいことに挑戦するべきだと訴える。女将の考えを動かそうという大胆な行動。しかし「チャイナドレスのスリットをもう少し深く」では相手になるはずもなく。「つぶれる」も非常にまずく、追い出されてしまう。女将も「新しいって」と聞いたんだから、縁を否定してるわけじゃない。崇子のプランが喜翆荘を汚すものとしてるんだと思う。
 豆爺が登場。緒花を引っ張っていく。鍵付の秘密の部屋にご案内。そこには手入れをされた沢山の古い衣装が。女将のものです。緒花はそれを着て接客することにします。
 豆爺は何故緒花をあの部屋に連れて行ったのか。多分、前日のチャイナドレスを目にして、昔、女将が接客衣装に凝ってた頃の事を思い出したのでしょう。もう一度その衣装を着た仲居の姿が見たくなった。また、緒花に昔の女将のことも知ってほしかった。と言ったところでしょうか。
 緒花はその衣装を「挑戦です」と言います。その衣装は客や従業員達の心を動かしました。服を作った女将のセンスの良さです。
 客の口から、昔女将も新しいことに挑戦していたことがわかります。女将は顔には出てませんが多分照れてます。縁も、昔母がその衣装を着ていたこと、挑戦していたことを思い出したようです。
 「何かをすれば何かが起こる
  変わることと変わらないこと、どちらが正解かわからにけど、
  何かができればいいなと考えた」
 緒花はまた一つ成長できました。

 徹が最後に呆けてニヤケてました。緒花か、菜子か、コスプレか。ちょっと気になるところです。
   挑戦

         ----------
おまけ:    Another   いろは   第6話

   更衣室

緒花 「なこち。今日はスクール水着に挑戦だよ」
菜子 「え~、無理、絶対無理だよ~」
緒花 「四の五の言わない。何かをすれば何かが起こる。覚悟ー」
菜子 「いや~~」

   着替え完了
菜子 「う~、こんなの間違ってるよ~」
緒花 「その通りよ、なこち。このままじゃ、また失敗するのは目に見えているわ」
菜子 「じゃあ・・・」
緒花 「スリットよ」
菜子 「え?」
緒花 「深~いスリットが必要なのよ」 シャキーン 「じっとしてるのよ、なこち」
菜子 「ええ~~。や、やめて、緒花ちゃん・・・いやーーー」

   スリット完了
菜子 「ううっ、ひどいよ、緒花ちゃん。緒花ちゃん一人でやればいいのに」
緒花 「ひどくなーい!二人一緒の恰好じゃなきゃ変でしょ。さ、行くわよ、なこち」
菜子 「ひ~~、無理、絶対無理。無~~~理~~~」

   ガチャッ

徹  「うわっと、急に開けんなよ。落っことすとこだったろ・・・」
緒花 「あっ・・・」
菜子 「ひっ・・・」
徹  「・・・・・・・」
     ・・・・ブシューーーー!!! バタン
緒花 「ああっ!徹さん、しっかりして下さい。徹さんっ!」

豆爺 「おや、どうかしたかの・・・」
     ・・・・ブシューーー!!! バタン
緒花 「ああっ!豆爺!」

蓮二 「おいっ!徹。いつまでかかってるんだ・・・」
     ・・・・ブシューーー!!! バタン
菜子 「ひ~~~ん」

女将 「おやおや、お前達。いったいどうしたんだい」
菜子 「あっ」
緒花 「女将さん!」
女将 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
     ・・・・ブシューーー!!! バタン
緒花・菜子 「お、女将さん!!!」

  喜翆荘は大ピンチ。でも、縁の頑張りで乗り切りました
  もちろん二人は、後で大目玉でした

             おわり
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

テーマ : 花咲くいろは
ジャンル : アニメ・コミック

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

花咲くいろは 第6話「Nothing Venture Nothing Win」

喜翠荘に歴史あり――。 緑が呼んできた経営コンサルタントの川尻崇子の提案の 仲居さんのコスプレ案(ぉ) かなり喜翠荘の風情には浮いたコスですが(^^; 経営の傾いた喜翆荘に変化は必要と思う緒花。 ...

花咲くいろは 第6話「Nothing Venture Nothing Win」

シリアス回と思ったらとんでもなかったw 痛い経コンのおばおねーさんは立て直した会社あるのかな(ぇ まあでも制服一新は定番ではあるよね。 コスプレにしか見えなかったけど(^_^;) 緒花はなんでえっち...

花咲くいろは 第6話 (レビュー/感想)

第6話 『Nothing Venture Nothing Win』 ストーリーは…。 ある朝緒花が玄関を掃除していると、車に乗ったひとりの女性が現われる。 彼女こそ、経営が苦しい“喜翆荘”を立て直すべく、叔父であり番頭であ...

花咲くいろは 第6話 感想「Nothing Venture Nothing Win」

花咲くいろはですが、松前緒花は初めて給料をもらいます。いまどき給料袋も懐かしいですが、ばあさん孫一ヶ月こき使って二万円しか渡しません。しかし、二万円しかないのか二万円もあるのかは人それぞれです。 若旦那が経営コンサルタントの川尻崇子を呼びますが、「おは...

花咲くいろは 第6話 「Nothing Venture Nothing Win」 人もまた歴史あり

さてさて、花咲くいろは 第6話 「Nothing Venture Nothing Win」見ましたよ。 花咲くいろはストーリー 今までとは違う自分になりたいと夢見ていた16歳の女の子、松前緒花は、通い慣れた、それでいてあま...

花咲くいろは 第6話 「Nothing Venture Nothing Win」

  花咲くいろは  第6話 「Nothing Venture Nothing Win」       ※珍しい英語タイトル…《世界一初恋》と、間違ったのかと思った!(笑)     『緒花…仕事なりだよ』今日は給料日♪思いがけず封筒に

花咲くいろは 第6話「Noting Venture Noting Win」

喜翠荘へ来て一ヶ月、ついに念願の初給料をもらった緒花! 金額は少なかったからショックを受けてるんじゃと住み込みの分もひかれてると慰めた菜子ちゃんが(苦笑) けれど緒花にとって二万円はかなりの金額だ...

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

maruko69号

Author:maruko69号
岐阜県在住
おっさんです。
おまけのパロディは自作です。
リンクフリー

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログ内検索
カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR