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獣の奏者エリン(再) 第49話 「決戦」 を観て

 青い旗が揚がるのかどうか。
 自分が神でないこともダミヤのしたことも知ったセィミヤがどんな答えを出すかが、
 そしてその結果に走り出すシュナンと迎えるセィミヤの笑顔が、
 これまで紡がれてきた二人の物語とこの国の在りようの一つの終着なのではないでしょうか。

 前回ラストで山肌に光が射したけど、夜明けまであと少しですね。
 チョクが世話してるのはタイランの闘蛇。2話で出てきた人です。大公領民はやはり真王よりも大公を主君とみてますね。これも歪みのひとつ。
 闘蛇の匂いに興奮のリラン。エリンはあの事件以来強く命令する時には音無し笛で脅すというのが、今のリランとエリンの距離感。この辛さを承知でエリンはリランと共に生きることを選んでます。
 そして、雲がきれて光が射し、
 「時は満ちた。新たな夜明けが来たのだ」。
 大公はそれをこの国の夜明けと重ね、シュナンは意を決して進軍を開始。真王側に着くまでに青旗が揚がってくれるかどうかが勝負ですね。最悪の場合闘蛇で戦い王位を奪い取ると、どちらにしろ、シュナンはエリンの事を知らないから大公側が王位に就くことは動かないと思ってるけど、もちろん青旗が揚がるのを心から願っています。セィミヤが好きですから。

 ダミヤは天を舞う王獣に大公軍がひれ伏すのを心に描いてウキウキ気分。
 「あれはそなたの軍なのだから」。
 実質的にはそうですね。でもその成り立ちから表面的には、大公軍は自ら穢れを引き受けていて真王のものでなく独自に国を守ってることになってる。あくまで独自に忠義を尽くしてるかたち。真王のものとすると真王も穢れを引き受けることになるから。
 だから、セィミヤは軍を自分のものとして受け入れると清らかさが失われるのではないかと悩みますが、戦をせずに国を生かす道を探せばいい「二人で」、とシュナンと一緒になり軍も受け入れるよう心が決まってますね。
 そして青い旗を指示。
 これにはダミヤはびっくりですね。ハルミヤ殺しも糾弾され窮地のダミヤ、だけど「大切なのは精巧で揺るぎない型を作ること」と、シュナンでなくダミヤと結婚することの大切さを説いて粘る。愚かな人には型が必要であり、自分と結婚して神の血を濃くすることがその「型」をより揺るぎなくするということ。ここら辺がダミヤの考え方の本質ですね。
 セィミヤは箱の中で生きたくない、とずっと箱の中で何も知らずに生きてきた自分の辿り着いた答え。
 その想いを自分とシュナンの間に生まれるであろう子に託し、その子は聖なるものと穢れたるものを背負って生まれ神でなく人となるけど自由と意志を持って自分の足で行く道を決める、と。
 もう自分がしてたような愚かな生き方はさせたくない、世界を知り自分で歩くことの大切さのわかったセィミヤはシュナンとのことやエリンから聞かされたこと、色々なことで悩み成長してそんした答えを見つけたようですね。

 ダミヤは自分の息のかかったセザンを使って青旗を阻止。そしてエリンに飛ぶよう促すけど、
 エリンはナイフを首元に。
 エリンは清らかな夜にセィミヤに真実を告げてからは運を天に任す状態でしたが、今悪い方に結果が出て、この場合は自らの命を絶ってでもリランを戦いの道具として使わない、大罪を引き起こさせない、その覚悟を現実とすることに。エリンが死ねばリランは飛ばず王位に大公が就くはずで、そうなれば大公が真王の象徴である王獣を武器とすることも捕まえることも無くなる、との可能性もありますよね。
 しかしヌックとモックが人質で自害はならず、と、ここで変装してたイアルが颯爽と立ち回り今度はダミヤが捕まり形勢逆転。そしてエリンによって、

 ついに掲げられる青い旗。
 「父上」「旗だ」「旗が揚がったぞ。我らの勝利だ」。喜ぶ大公軍、みんな本当は戦いたくなかったんですよね。タハイアゼの決戦はここでひとまず決着。
 「新しい時代が始まるわ」
 セィミヤは涙を浮かべてシュナンを迎え、シュナンは何よりもの嬉しさをその顔に浮かべてセィミヤのもとに駆け、本当によかったですね。これにて大団円。と、いきたいとこですが、

 堅物の弟ヌガンがこの時とばかりに自分の闘蛇軍を率いてなだれ込んで状況一変、この混乱で大公も死に、大惨事の地獄絵図に。
 「逆賊シュナンよ。大公は忠臣の位。この清らかな名を逆賊の汚名にはさせぬ」。
 ヌガンは最初から大公とシュナンを討つつもりでここに来たんですよね。事前にダミヤとの打ち合わせもあったみたい。ヌガンはシュナンが脅したから真王が青旗を揚げたと見て取ったのでしょう。また、ハルミヤの死はサイガムルの仕業と思ってるはず。
 「私が真王陛下をお守りするのだ」。ヌガンの考えはダミヤの誘導もあって超保守的に固まって、それがこの国の歪みを作ってることを全く理解できてない。自分が正すと言ってるけど、真王に不平のある者を捕えるとか恐怖政治をしくつもりなんでしょうね。

 シュナンに迫り寄るヌガンの闘蛇軍。
 「誰かシュナンを助けて」セィミヤの悲痛な叫びが響いて、エリンはソヨンが闘蛇に食い殺されたるのをただ見ているだけだったナソンを否定した自分に自問し、
 「私が参ります」
 何があってもリランを戦いの道具として使わないと心に決めてたエリンだけど、助かる命を救うためにそれを破って。エリンは自分を愚かな人間と言ってますが、その気持ちはわかるけど判断自体は愚かじゃないと思います。
 エリンを乗せ空を駆けるリランはシュナンのところへ、で、次回。

 青旗には二人がこの国の未来を見据えた結果という面もありますが、何よりもこの結果を決定づけたのは二人が互いに愛し合ってたということなんじゃないでしょうか。
 ダミヤは神の威光と規律を重んじる政治を理想としてるようで、エリンの規範にとらわれたくない思想とちょうど真逆になってるようですね。
 次回はいよいよ最終回。
 リランとエリンはどんな決着を迎えるのでしょうか。
 早いものでもう1年になるんですね。後一回だと思うとやっぱり寂しいです。
   旗が揚がったぞ

       -----------------------
おまけ:    Another   奏者   第49話

   タハイアゼ

セィミヤ「シュナン。新しい時代が始まるわ」 うふふ
シュナン「セィミヤ」 あはは

ヌガン 「待てーーーい!! 兄上、いや逆賊シュナンよ。
     成敗してくれるわ」 ドーーン

セィミヤ「へ?・・・・」
シュナン「・・・・・・ハー。
     わかったヌガン。後でいくらでも成敗されてやるから
     ここは大人しく帰ってくれないか」

ヌガン 「何ですかその人を小バカにした態度はっ。
     真王を脅し無理やり結婚して王位に就こうなどという逆賊は
     今この場で切り捨ててくれますぞ!」

セィミヤ「あら、私は別に脅かされたから結婚するわけではないわ。
     私は、シュナンのことが好きなのよ」 ポッ
シュナン「僕もだよ。愛しているよ、セィミヤ」 キリッ
セィミヤ「やだ、弟さんが見てるじゃないの」 モジモジ

ヌガン 「なっ、なっ、なっ・・・」 カーー

エリン 「あの、私もリランを飛ばしたくないので
     できれば帰って頂きたいのですが」

ヌガン 「あんた誰っ?!」

シュナン「そういう訳で、ヌガンよ。
     ここはひとつ帰ってくれないか」
セィミヤ「そうよ。帰りなさい、弟さん」
エリン 「帰って下さい」

    かーえーれー かーえーれー

ヌガン 「う・・・・・・・グスッ、
     ダミヤ様ーー、
     みんながー、みんながーー」

ダミヤ 「ハハハ、
     生憎私も捕まってしまってね。
     それどころではないのだよ、ヌガン」
ヌガン 「ぎょっ」

                     おわり
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