灼眼のシャナIII(Final) 第20話 「世界の卵」 を観て

 シャナ、ヴィルヘルミナ、マージョリー、やっぱりこの3人が決戦にふさわしいですね。
 竜のシュドナイとのバトルはかなり力が入ってた。
 弱り目の悠二の応援をしたくもなったけど、
 最後のシャナの一撃はやっぱり「いっけーーー!」ってなりました。エンディングの入り方が抜群。
 それにしてもロフォカレのもの言いは難しいですね。

 フィレスに拒まれ、シャナの為との決意にも迷いが出だしちゃった真面目で自分で抱え込みタイプのヴィルヘルミナ。
 そんな彼女によきアドバイスをしてくれるのはこの人しかいませんね、「迷ってる間になくしたくはないでしょ」酒飲み友達のマージョリーにしりを叩かれて。
 ヴィルヘルミナ復活。銀の目標喪失を乗り越えたマージョリーが一皮剝けたいい感じになってますね。
 そして、「後の世話はあんたの役目よ」。
 シャナの「行こう。ヴィルヘルミナ」でヴィルヘルミナは感嘆の「了解であります」。こうした簡単な一言が何よりも力になるものです。

 マージョリーとカムシンが塔に何を仕掛けたのかはまだ不明。爆発は桃色と紫電、これはレベッカとゾフィーの色だけど中にはいない、と謎の状況。あと、ラミーのいるとこにも仕掛けた、ってどこだろ。
 ベルぺオルは、仕掛けは終わってもう何をしても遅い、と言ってるけど、シャナの作戦はそれでも創造を止められるのか。また、自分の守備はいらないとのベルぺオルは大命成就の為だけにあるその生き様ですね。

 ロフォカレは何故か一人ふらついてる。
 悠二がそばに置いて狭間にまで同行させた彼だけど、もう用が済んで、かな?何の為に置いておいたんだろ。
 とにかく導きの神の眷属。トリニティもその正体は知らないようだったし、中立的なのかな。だから交渉もして。
 「導きの神の神託」。それがフランソワからの頼みで、この神託はシャナの作戦のこと。シャナの声を神託として世界中に響かせて欲しいということですね。
 でもそれは「無理」と。理由は、
 もう流れができていて導きは不要であること。それから、理がないと導きの神シャヘルが生まれないこと。
 導きが無いと消えそうな新しい灯を見つけた時、零刻?に世界に知らせるべきと判断し導きの神が召喚される、ということらしい。
 シャナの計画は伝播には値しないということで理にならず。と、御崎市を見ていたロフォカレが突然恍惚。フィレス達を乗せた車中にある瓶詰の謎の水色発光体。これがずばり伝播に値する事実みたいですね。

 さて御崎市では、
 大地の三神がやはり移動せずに暴れ続け、中でもウェストショアさんがいい味出して、
 キアラとサーレは探耽求究のロボに阻まれ塔に取り着けない状況で、
 吉田さんの車にはピルソインが担当となり、また、徒の盟主への忠誠が薄れてるようだったり、でもリべザルの悠二の覚悟に応えようとの気持ちを嬉しく感じられたり、「死んじゃダメだよ」が何気に良かったり。

 そして、
 シャナ達とシュドナイが激しく激突。
 シュドナイは三つ首の巨大竜に変化、と、これがかなりの迫力。でも、3人もそれに負けずの大激戦。
 そして姿を戻したシュドナイを叩き落して、
 マージョリーは悠二にこの前のリベンジ対決。
 気にしてないって言いながらも、借りを返す気満々だ。嬉々とした怒涛の攻撃、これぐらいのお返しは当然ですね。シュドナイが虎で守ろうとするけど、
 「仕掛け時であります」。ヴィルヘルミナのリボンがそれを阻み、
 マージョリーの自在法発動。感知能力のない悠二はもろに激突、で弱くなってる悠二は危険な状態に。
 助けたいシュドナイだけどヴィルヘルミナとマージョリーに捕まり動けず、そして、

 シャナの渾身の炎が悠二を襲い、火除けの指輪でも抑えきれず悠二絶体絶命。と、
 青色?の自在法、坂井悠二の自在法が発動。銀色でも黒色でもない、これが初めての彼自身の自在法。で、いいんですよね。
 これを「まずい」とみたシャナは一気に方を付けようと、拳の炎で指輪ごと大命詩編を「世界の卵」に放ち、
 悠二は決死に自在法でこれをブロック。しかし、
 打ち破られた! 吹き飛ばされる悠二。
 銀の守りも砕き、大命詩編は世界の卵に打ち込まれ、その光が消え、
 やり遂げたシャナに笑顔、で、次回。

 シャナと悠二の激突は、まずはシャナの方に軍配が上がりましたね。
 ヨーハン以来悠二に悪い旗色になってて、でも、悠二の自在法が彼を一段と強くしそうな感じも。
 シャナの作戦が順調にいってるようだけど、でも、流れは変わらないとベルぺオルもロフォカレも言ってるし、シャナのやろうとしてるのは単純な創造の阻止ではないんでしょうが、それがどんなものかますます気になります。これは神託で明らかになりそうですね。
 ヴィルヘルミナの気持ちやマージョリーのリベンジ、それにシュドナイが悠二を守ろうとするのが健気だったり、それぞれの気持ちのありようが形づくる戦いがいいんですよね。
   悠二の自在法

         -------------------
おまけ:    Another   灼眼   第20話

    御崎市

ヴィルヘルミナ「また私は拒まれて何もできない・・・、
        今もまた、性懲りも無く迷っている・・・」

マージョリー 「なーにをこんな所で迷ってんだか。
        ほら、これでも飲んで景気つけなさいよ」
          ポイッ
ヴィルヘルミナ「これは、お酒。
        しかし今は戦いの最中・・・」

マージョリー 「なによ、戦う気あるんじゃない。
        それは必要なかったかなー」

ヴィルヘルミナ「はっ! ・・・・・、
        いえ、これは有難く頂戴するであります。
         ゴクッ ゴクッ ゴクッ ぷはー」

マージョリー 「よーし、気合も入ったことだし、さっさと行くわよ」
ヴィルヘルミナ「了解であります」


シュドナイ  「ドリャーーー!」
シャナ    「うわっ」
     リボン  ヒュンヒュンヒュン
ヴィルヘルミナ「万条の仕手ヴィルヘルミナカルメル只今参上。
        であります。ヒック」
シャナ    「助かった、ヴィルヘルミナ」
ヴィルヘルミナ「さ、あんな奴は放っておいて、ヒック
        ここは私と二人、パーッと盛り上がるのであります」
シャナ    「え? ど、どうしたの、ヴィルヘルミナ?」
ヴィルヘルミナ「う~~、
        盛り上がるには何か音楽が欲しいところでのでありますな。ん?」

ロフォカレ  「ぽろーん ぽろーん
        ♪何ゆえ無理、つまり理なきか、
         それは簡単、まこと当然、
         今ある、」

ヴィルヘルミナ「引っ込むでありまーす!!!」
          ひゅんひゅんひゅん
ロフォカレ  「ああぁぁ~~~・・・・・・」
シャナ    「ど、どうしたの、ヴィルヘルミナ??」

                            おわり
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

テーマ : 灼眼のシャナ
ジャンル : アニメ・コミック

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

灼眼のシャナIIIFinal TokyoMX(2/24)#20

第20話 世界の卵 また私は拒まれて何も出来ない。何もかも抱え込もうとして何も為せない。だから皆も抱え込ませまいとして行って しまう。フレイムヘイズの信念が消えた今、自由。マージョリーがヴィルヘルミナの下に やって来た。残っていることは一つだけ。失くした?...

灼眼のシャナIII 第20話 『世界の卵』

悠二弱体化し過ぎじゃないか。ヨーハンが抜けて探知能力を失った悠二はこんなにも弱くなるんでしょうか。何かほかにも色々持って行かれた気がしないでもない。 併せてシュドナイもヴィルヘルミナ達に圧倒され始めました。完全復活したマージョリーが加わったにしろちょっ?...

灼眼のシャナIII-Final-「第20話 世界の卵」/ブログのエントリ

灼眼のシャナIII-Final-「第20話 世界の卵」に関するブログのエントリページです。

コメントの投稿

非公開コメント

No title

>悠二がそばに置いて狭間にまで同行させた彼だけど、もう用が済んで、かな?何の為に置いておいたんだろ。

アニメでもたしかチラッと言っていたと思いますが、ロフォカレは自身の自在法「千里眼」であらゆる場所を見られます。
しかし、両界の狭間まではその能力が通じない為、「千里眼」で索敵任務を手伝うことを条件に、祭礼の蛇帰還までの道を同行させてもらいました。
自身と同じ神であり眷属ということで、眷属として自身の仕事を果たしているロフォカレをそれなりに遇しているというのもあるようです
が。

ロフォカレら「導きの神」の眷属達はあらゆる事象を見ることで、彼らの主シャヘルの目に止まるようなものを探すのが存在理由なので。


>トリニティもその正体は知らないようだったし

トリニティは知っています。教授が知っているくらいですからね。
バルマスケの幹部クラスにも知っている、あるいは噂には聞いているという者達が何人かいます。


>この神託はシャナの作戦のこと。シャナの声を神託として世界中に響かせて欲しいということですね

シャナの声として伝播するのではなく、伝播するのはシャヘル自身ですね。
あくまで、シャナ(達)がこれからやろうとしていることについて徒達に知らしめてほしい、ということです。

シャヘルの神としての権能(アラストールは断罪、祭礼の蛇は創造)である「伝播」は、ただ声を聞かせるというわけではなく、強力な「感化」効果があります。
それにより、徒達に大きな影響を与えることが出来るのです。

原作では、徒たちが紅世からこの世に押し寄せるようになったことや、宝具、人化、封絶が広まったのも、シャヘルの神託によるものだというように書かれていました(封絶を作った者自体は教授とラミーですが)。

また、アニメではカットされましたが、サーレとキアラが活躍した過去編である15巻の「革正団運動」という、過去、徒らの間に広まり戦争となったことにも、シャヘルの「神託」が影響していたようです。
あとは、先代炎髪灼眼の討ち手がヴィルヘルミナやゾフィーらと共に戦った「大戦」(10巻)にも関わっていたんだったかな。

まあ、そういったことのせいで、シャヘルのことを「騒擾を起こす迷惑な神」として忌み嫌っている徒も多いそうです。


>フィレス達を乗せた車中にある瓶詰の謎の水色発光体。これがずばり伝播に値する事実みたいですね

これが何であるかは原作では10巻の「大戦」に伏線として登場しているので、アニメ組の方にはやや唐突感があるかもしれません。
ちなみに15巻は悠二の計画に関わっているので、尺の問題とは言えやはりカットはやはり残念です。

Re: 武良さん

コメントありがとうございました。
教授が彼を神の眷属と言ってたような記憶はあったんですが、シュドナイとかが彼を胡散臭そうにしてたので詳しくは知らないのかと思ってました。
千里眼は、なるほどそうですね。同行理由に納得いきました。ロフォカレの方から悠二との同行を望んでたということでいいんでしょうか。
神託はシャヘルの声でシャヘルの言葉でなされるのかな。これは観てからの楽しみですね。
感化効果は何となくイメージできます。
ロフォカレは登場以来ずっと気になってたんですが、導きの神が創造神や天罰神と並ぶものだとすると、その意味は大きいですね。シャヘルという名前からして大物そうですね。
水色発光体は気になりますが、これはこの先を楽しみにしてます。
シャナは難しくて大変ですが、テレビ終了まで原作15巻以降は読まずについて行こうと思ってます。
難しくて大変だけどとても面白いと思ってます。
間違って解釈することも多々あると思いますが、またその折にはよろしくお願いします。
プロフィール

maruko69号

Author:maruko69号
岐阜県在住
おっさんです。
おまけのパロディは自作です。
リンクフリー

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログ内検索
カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR