輪廻のラグランジェ 第6話 「風と火と水と鴨川と」 を観て
大切な友達が泣かされて黙っていられるわけがない。
果たしてまどかはヴィラジュリオをぶっとばすことができるのか。
そして、あんな事を言われたムギナミの彼への気持ちの行方は。
宇宙に飛び出して繰り広げられるロボドラマ。
ヴィラジュリオがわざわざ鴨川に来た理由は何だったんでしょうか。
傷つき泣いてる女の子には、そっと優しく鴨川汁。
「かたきうち」は人情の厚いまどかには当然の反応ですね。勇ましく「先手はジャージ部の鉄則」、でも、田所さんがすんなり許可のはずもなく、まずは作戦を立てないと。
敵の把握。犯罪組織キッスのリーダーで元デメトリオの王族。黒幕って言ってるけど、キリウス達とは基本敵対関係でそれを同列に語るモイドが怪しくも。
敵の目的。ウォクスの破壊。に見えるけど、そう素直に受け取るのはどうかな。刻限は「夜明け」。
対策。ファロスを安全海域まで移動、とか。ヘアカールの渡辺さんにジェイムズに上原さん、だんだん基地メンバーの顔を覚えてきた。
と、「徹底抗戦」でまどかは「マル」、そうでなくっちゃね。ムギナミの為に。
一方の敵さん達は、「鴨川エナジー」で盛り上がって悠長ムードですね。キリウスが相変わらずまじめ過ぎでおかしい。
鴨川まで来た理由はもちろんこの為じゃなく、夜明けにわかる、ってとても含みを持たせてますね。
一方のまどかも鴨川エナジーでエナジー満タンだ。まどかの元気の源ですね、これが。
ムギナミはへこたれてる、とちゃんと彼女の気持ちを考えてあげて、優しいまどか。
ランにも戦う理由があり、「ぶっ倒そう」と気合いの入る二人、鴨川エナジーを飲み交わして。
夜明け前。
敵がファロスの上空に出現し衛星軌道上を追尾。逃げ隠れできなく、まどかとランにいよいよ出撃命令だ。
ジャージ部たるもの決戦前には体をほぐし、と、ランの様子が・・・、エナジー取りすぎって、強烈な飲料だ。これで溌剌のまどかって。
出撃シーンは、ほんとカッコいいですね。雲を抜け宇宙へ。
と、そこで待ち構えていたのは、オービットの大群だ。これはびっくり、どんだけいるんだ。
それでも気合いの入ったまどかはひるまず殴る蹴る。基地では急いで試作武器の射出、このシーンもきれいだった。
武器は剣、で、回転切りだ。衝撃波で切るのが風のイメージですね。ランは銃。これは水鉄砲のイメージかな。
一方、BWHでムギナミを優しく慰める浩のもとから彼女をファロスまで連れて来たモイドが、心にもない同情の言葉、彼女を持ち上げヴィラジュリオを貶め、「メモリアは誰にでも出来るというものでもない」、ムギナミをウォクスに乗るよう誘導。
ムギナミは、たぶんモイドにのせられたからじゃなく、ウォクスに乗ればお兄ちゃんのとこまで行けると思ったからだと思うけど、いや、のせられたことになるのか、
ウォクスイグニスに搭乗、で、出撃。
「お兄ちゃん。私、本気だよ。
今止めてくれないと、ほんとに、ほんとに、お別れなんだからねー」。
ウォクスシステム起動でカラーがオレンジに、敵を粉砕で飛び抜ける。
「お兄ちゃんとこれでサヨナラするくらいなら、いっその事、お兄ちゃんを」
やるつもりのムギナミ。捨てられた少女の、なお愛する心の兄への想いの行方。
そのお兄ちゃんは、「あきらめの悪い奴だ」。
一人、オービット呼称敵性4番に乗り、出迎えて、
「お別れだ」。物騒な砲塔のターゲットはムギナミ。
これは意外。前回の侮辱は演技だって信じてたのに、まさかこんな奴だったとは。
危機一髪、ランの攻撃で凶悪ビームは逸れて外れ、ファロスの横に着弾、海に巨大な穴が。とんでもないエネルギーだ。
「お兄、ちゃん」ショックと悲しみのムギナミ、だけど、怒りのまどかの「ジュビジュバー!」お兄ちゃんへの攻撃に、ウォーリアに変形し割って入ってそのお兄ちゃんをかばった。そして、
「お兄ちゃんは悪くない。悪いのは全部私なのー」。
殺されそうになったのに、それでも。と、
「こんのー、バカ娘がー!」。まどかが怒ってグーで殴った。もう、娘を心配する父の心境ですね。
「まだあの男をかばうのか!」ビシッと指さして。「こんな奴、自分から捨てちまえー」。
まどかの怒りに合わせ、緑の光が立ち上る。
ムギナミは「勝手なこと言わないでよ」キックで反撃。彼女の感情をぶつけ、本心を晒したケンカになって。
「私の事なんて何も知らないくせに。私の気持ちなんて何も考えてないくせに。
かたき討ちなんて誰も頼んでないよ。
人の為とかなんとか偉そうなことばかり言って、
ジャージ部も何もかも、あんたのやってる事は全部、自分の為なのよー」。
確かにムギナミの事は知らないけど、でも、ムギナミの事を考えて、ムギナミの為に、ジャージ部だって、自分の為じゃない、みんなの為に、いつだってまどかは本当にそんな子だったから、
まどかは傷つき怒り、それはとても深く。立ち上る緑の光。
そして起こるウォクスの異変。
光の粒子を放ち、植物のツルが伸び、ランもムギナミも気絶し、やがて光は砕けラグランジェの花となって舞い降りる。ウォクス3体も海の中へ。
夜が明けていたのかどうかよくわからなかったけど、ヴィラジュリオは最初からこれを狙っていたような。
一方のモイドも「輪廻が開いた」と喜んで、一体これは何なのか、大きな謎を提示して、次回へ。
久しぶりの戦闘、宇宙を舞台に話の方も重要な局面を迎えましたね。映像的な美しさも印象的でした。
まどかとムギナミの本気のぶつかり合いに惹きつけられました。
いつかアレイが読んでた伝説に「天を裂き」ってあったけど、これがそれでしょうか。3段階ある中の1段階目なのかな。わかりませんが。ウォクスを壊す気は最初からなかったような。
夜明けに搭乗者が鬼のように怒ると今回の現象が起こる、ということなのかな。ヴィラジュリオが鴨川に来た目的は、まどかが何に対して怒るのかを探るためだったような気がします。
ムギナミに対しての彼の態度には裏があるような気がまだするし、ん~、やっぱりこのオッチャンが何を考えてるのかよくわからない。本当にムギナミを殺す気だったのかまだ引っかかるし。二人の過去が知りたいです。
あと、今回はロボットでかばったり殴ったり蹴ったり指さしたりの芝居が面白かった。意識したように動くから人間めいた動作になって面白いですね。
次回、こんなシリアスな引きの後で、なぜか平和な様子。果たしてムギナミとまどかは仲直りできるのでしょうか。
それからアレイはどうなったんでしょうか。

----------------------
おまけ: Another ランジェ 第6話
宇宙
まどか 「こんのー、バカ娘がー」
バキンッ
ムギナミ「グハッ」
まどか 「いくら血が繋がってないからって、こんなできそこないの兄貴に。
父さん悲しくて、涙が出てくるよ」
ムギナミ「何よっ、父さんなんか私のこと何も知らないくせに!
もう、私達の事はほっといてよ!」
まどか 「ぬ~~~、この娘は~~~」
ムギナミ「何よ。 また殴るんだ、」
まどか 「ムキーーッ」
ラン 「待って、あなた」
まどか 「ラン」
ラン 「この子ももう大人なのよ、好きにさせるといいわ」
ムギナミ「ランちゃん・・・、ありがとう、ランちゃん」
ラン 「お母さんと呼びなさい!」
ムギナミ「ひっ」
ラン 「さ、あなた。この子達は好きにさせて、私達も好きにしましょ」
まどか 「ちょ、私はまだ、って、好きにするって何するの??」
ラン 「いやね、あなた。そんなこと恥ずかしくて言えないわ♪」
まどか 「・・・・・。 た、助けてー、ムギナミー!」
ヴィラジュリオ「なあ・・・。俺、帰ってもいいか」
おわり

にほんブログ村
果たしてまどかはヴィラジュリオをぶっとばすことができるのか。
そして、あんな事を言われたムギナミの彼への気持ちの行方は。
宇宙に飛び出して繰り広げられるロボドラマ。
ヴィラジュリオがわざわざ鴨川に来た理由は何だったんでしょうか。
傷つき泣いてる女の子には、そっと優しく鴨川汁。
「かたきうち」は人情の厚いまどかには当然の反応ですね。勇ましく「先手はジャージ部の鉄則」、でも、田所さんがすんなり許可のはずもなく、まずは作戦を立てないと。
敵の把握。犯罪組織キッスのリーダーで元デメトリオの王族。黒幕って言ってるけど、キリウス達とは基本敵対関係でそれを同列に語るモイドが怪しくも。
敵の目的。ウォクスの破壊。に見えるけど、そう素直に受け取るのはどうかな。刻限は「夜明け」。
対策。ファロスを安全海域まで移動、とか。ヘアカールの渡辺さんにジェイムズに上原さん、だんだん基地メンバーの顔を覚えてきた。
と、「徹底抗戦」でまどかは「マル」、そうでなくっちゃね。ムギナミの為に。
一方の敵さん達は、「鴨川エナジー」で盛り上がって悠長ムードですね。キリウスが相変わらずまじめ過ぎでおかしい。
鴨川まで来た理由はもちろんこの為じゃなく、夜明けにわかる、ってとても含みを持たせてますね。
一方のまどかも鴨川エナジーでエナジー満タンだ。まどかの元気の源ですね、これが。
ムギナミはへこたれてる、とちゃんと彼女の気持ちを考えてあげて、優しいまどか。
ランにも戦う理由があり、「ぶっ倒そう」と気合いの入る二人、鴨川エナジーを飲み交わして。
夜明け前。
敵がファロスの上空に出現し衛星軌道上を追尾。逃げ隠れできなく、まどかとランにいよいよ出撃命令だ。
ジャージ部たるもの決戦前には体をほぐし、と、ランの様子が・・・、エナジー取りすぎって、強烈な飲料だ。これで溌剌のまどかって。
出撃シーンは、ほんとカッコいいですね。雲を抜け宇宙へ。
と、そこで待ち構えていたのは、オービットの大群だ。これはびっくり、どんだけいるんだ。
それでも気合いの入ったまどかはひるまず殴る蹴る。基地では急いで試作武器の射出、このシーンもきれいだった。
武器は剣、で、回転切りだ。衝撃波で切るのが風のイメージですね。ランは銃。これは水鉄砲のイメージかな。
一方、BWHでムギナミを優しく慰める浩のもとから彼女をファロスまで連れて来たモイドが、心にもない同情の言葉、彼女を持ち上げヴィラジュリオを貶め、「メモリアは誰にでも出来るというものでもない」、ムギナミをウォクスに乗るよう誘導。
ムギナミは、たぶんモイドにのせられたからじゃなく、ウォクスに乗ればお兄ちゃんのとこまで行けると思ったからだと思うけど、いや、のせられたことになるのか、
ウォクスイグニスに搭乗、で、出撃。
「お兄ちゃん。私、本気だよ。
今止めてくれないと、ほんとに、ほんとに、お別れなんだからねー」。
ウォクスシステム起動でカラーがオレンジに、敵を粉砕で飛び抜ける。
「お兄ちゃんとこれでサヨナラするくらいなら、いっその事、お兄ちゃんを」
やるつもりのムギナミ。捨てられた少女の、なお愛する心の兄への想いの行方。
そのお兄ちゃんは、「あきらめの悪い奴だ」。
一人、オービット呼称敵性4番に乗り、出迎えて、
「お別れだ」。物騒な砲塔のターゲットはムギナミ。
これは意外。前回の侮辱は演技だって信じてたのに、まさかこんな奴だったとは。
危機一髪、ランの攻撃で凶悪ビームは逸れて外れ、ファロスの横に着弾、海に巨大な穴が。とんでもないエネルギーだ。
「お兄、ちゃん」ショックと悲しみのムギナミ、だけど、怒りのまどかの「ジュビジュバー!」お兄ちゃんへの攻撃に、ウォーリアに変形し割って入ってそのお兄ちゃんをかばった。そして、
「お兄ちゃんは悪くない。悪いのは全部私なのー」。
殺されそうになったのに、それでも。と、
「こんのー、バカ娘がー!」。まどかが怒ってグーで殴った。もう、娘を心配する父の心境ですね。
「まだあの男をかばうのか!」ビシッと指さして。「こんな奴、自分から捨てちまえー」。
まどかの怒りに合わせ、緑の光が立ち上る。
ムギナミは「勝手なこと言わないでよ」キックで反撃。彼女の感情をぶつけ、本心を晒したケンカになって。
「私の事なんて何も知らないくせに。私の気持ちなんて何も考えてないくせに。
かたき討ちなんて誰も頼んでないよ。
人の為とかなんとか偉そうなことばかり言って、
ジャージ部も何もかも、あんたのやってる事は全部、自分の為なのよー」。
確かにムギナミの事は知らないけど、でも、ムギナミの事を考えて、ムギナミの為に、ジャージ部だって、自分の為じゃない、みんなの為に、いつだってまどかは本当にそんな子だったから、
まどかは傷つき怒り、それはとても深く。立ち上る緑の光。
そして起こるウォクスの異変。
光の粒子を放ち、植物のツルが伸び、ランもムギナミも気絶し、やがて光は砕けラグランジェの花となって舞い降りる。ウォクス3体も海の中へ。
夜が明けていたのかどうかよくわからなかったけど、ヴィラジュリオは最初からこれを狙っていたような。
一方のモイドも「輪廻が開いた」と喜んで、一体これは何なのか、大きな謎を提示して、次回へ。
久しぶりの戦闘、宇宙を舞台に話の方も重要な局面を迎えましたね。映像的な美しさも印象的でした。
まどかとムギナミの本気のぶつかり合いに惹きつけられました。
いつかアレイが読んでた伝説に「天を裂き」ってあったけど、これがそれでしょうか。3段階ある中の1段階目なのかな。わかりませんが。ウォクスを壊す気は最初からなかったような。
夜明けに搭乗者が鬼のように怒ると今回の現象が起こる、ということなのかな。ヴィラジュリオが鴨川に来た目的は、まどかが何に対して怒るのかを探るためだったような気がします。
ムギナミに対しての彼の態度には裏があるような気がまだするし、ん~、やっぱりこのオッチャンが何を考えてるのかよくわからない。本当にムギナミを殺す気だったのかまだ引っかかるし。二人の過去が知りたいです。
あと、今回はロボットでかばったり殴ったり蹴ったり指さしたりの芝居が面白かった。意識したように動くから人間めいた動作になって面白いですね。
次回、こんなシリアスな引きの後で、なぜか平和な様子。果たしてムギナミとまどかは仲直りできるのでしょうか。
それからアレイはどうなったんでしょうか。

----------------------
おまけ: Another ランジェ 第6話
宇宙
まどか 「こんのー、バカ娘がー」
バキンッ
ムギナミ「グハッ」
まどか 「いくら血が繋がってないからって、こんなできそこないの兄貴に。
父さん悲しくて、涙が出てくるよ」
ムギナミ「何よっ、父さんなんか私のこと何も知らないくせに!
もう、私達の事はほっといてよ!」
まどか 「ぬ~~~、この娘は~~~」
ムギナミ「何よ。 また殴るんだ、」
まどか 「ムキーーッ」
ラン 「待って、あなた」
まどか 「ラン」
ラン 「この子ももう大人なのよ、好きにさせるといいわ」
ムギナミ「ランちゃん・・・、ありがとう、ランちゃん」
ラン 「お母さんと呼びなさい!」
ムギナミ「ひっ」
ラン 「さ、あなた。この子達は好きにさせて、私達も好きにしましょ」
まどか 「ちょ、私はまだ、って、好きにするって何するの??」
ラン 「いやね、あなた。そんなこと恥ずかしくて言えないわ♪」
まどか 「・・・・・。 た、助けてー、ムギナミー!」
ヴィラジュリオ「なあ・・・。俺、帰ってもいいか」
おわり

にほんブログ村