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獣の奏者エリン(再) 第45話 「かごの鳥」 を観て

 清らかな者が生きるべき世界の為、自らが毒となる。
 キリクの生い立ち、ダミヤとの出会い。そして、
 今、彼が揺れているのはエリンとの出会いがあったから。
 清らかに生きるエリン、彼がダミヤの為にしたことが彼女をかごに閉じ込めることになって。
 かごの鳥はかごの外では生きられないと絶望していた彼に、かごの外で生きる希望を見せてくれた彼女だったのに。

 キリクの生い立ちはこれまでにも部分的に流されていておおよそ想像できるようになってたけど今回の様にまとめてはっきりと語られたのは初めてですね。
 キリクとターヤの親は真王領の貴族。大公領民が真王領で商売が出来るよう世話をしたり、なかなかいい親だったみたい。
 けど、両親は亡くなり、残されたキリク達を引き取ったのが大公領民のモットン。キリクの父に世話になったからともっともらしいこと言って、その実、ただ真王領で商売するための道具として引き取ったんだから酷い奴。ワジャクが皆このように強欲ってわけじゃないんだろうけど、ワジャクを表す象徴になってるんじゃないかな。
 そして、道具は一人で事足りるからとターヤを毒殺。もう犯罪だし、非道な所業ですね。自分の運命を悟っていたターヤは兄に生きて幸せになってと残し。が、悲しみのキリクはモットン夫妻を復讐の毒殺、ターヤの望みとは逆の暗黒の人生を歩むことに。この事件を通し、キリクは欲深いワジャクに強い憎しみを。
 また、飼っていた鳥をターヤに重ね合わせ、かごの外では生きられないと、このかごは、しきたり、掟、のようなものでしょうか。
 おそらく罪人となったキリクにダミヤが目をつけ、清らかな者の為、とダミヤの真王の権威の復活とキリクのターヤのような者の為という思想の一致もあり、ダミヤのもとで働くことに。ダミヤとしては道具を手に入れたといったところだけど、キリクにはそれがわからず利用され、毒を持って命令のままワジャクを殺す、酷い人生。清らかな者の為にと信じて。
 そして、カザルムへの派遣内偵、エリンとの出会い。キリクはエリンにターヤを重ね合わせ、かごの外で自由に生きる、掟に縛られずにリランを育て飛翔させた彼女をその先をいつしかずっと見ていたいと思うように。エリンに両親がないこと、死を覚悟していることもあいまって。ターヤのように清らかな彼女を。
 一方でダミヤへの報告もかかせず、結果エリンはラザルでダミヤの檻の中に。
 エリンがタハイアゼでリランに乗って飛ぶと、王獣軍を作るとダミヤに聞かされた時のキリクの動揺。エリンがダミヤに縛られることへの苦悩。
 でも、清らかな者の世界の為にと自己的希望を押し殺し仮面をかぶり、毒の仕事を。
 しかし、イアル襲撃でイアルから、清らかに生きていたエリンを巻き込み、飛べなくし、ダミヤの檻に入れたと指摘されると涙が。
 自分のしていることの矛盾。まだキリクの中で迷いが渦巻いてると思いますが、この先彼は幸せに生きる道を見つけることが出来るのか気になるところですね。
 「僕はただ、あの子がどこまで行くのか見ていたかった。王獣と一緒にどこまでも飛んでいくあの子を見ていたかった」。

 さて、ダミヤの方は着々と計画を進めて、スパートをかけてきましたね。
 セィミヤへの求婚は白い花の咲く中で。
 セィミヤは何故すんなりと承諾したのでしょうか。元気のないのはまだ自分の中に割り切れないものがあるからでしょうね。
 ダミヤが王獣軍を作るのが可能と思っているのは、エリンの様に育てれば、と、エリンが人質を犠牲にしないと思ってるから。
 そしてダミヤはセザンをリストラして自分の側近でかため。嗅ぎまわってるイアルやカイルに魔の手が。
 呼び出されたイアルには毒入りの酒。疑われないように自分のにも毒を入れて、闘蛇襲撃の時もそうだけど、結構自分の身を危険にさらすことの出来る人ですね。勝負事が好きなような。
 求婚は私欲の為でなく、近親婚で血が濃くなって真王の権威が強まると。彼なりの歪みを正す方法でしょうか。
 真王の権威の復活が彼の真の目的とみると、これまでの行動が納得いくような気もしますが、果たして。王祖ジェの神話にキラキラしてますしね。
 イアルがハルミヤ会談の内容を明かさないのは当然。王獣規範の内容は、誰でも王獣を操れることを示していますし。
 セィミヤもシュナンもハルミヤも道具である、とついに正体を表すダミヤ。
 「真実を知る古い道具は全て片付ける頃合いだ」。これまで妖しく描かれてきたダミヤだけど、いよいよ悪役の顔になってきましたね。
 ダミヤは着々とことを進めてるけど、彼はエリンを理解してない。それが足元を揺らすことに、なるのでしょうか。

 カイルのピンチをイアルが救う。
 毒で苦しみながらも仮面の男達を倒し、さらにキリクを問い詰め。
 しかしイアルは怪我も負って満身創痍。その彼の向かう先は・・・で、次回。

 今回はキリク先生が大きく取り上げられましたね。彼の物語はまだ途上、最後にどんな答えを見つけるのか気になるところですね。
 次回はイアルとエリンの語らいに注目ですよ。
   ね、お兄様

       -----------------------
おまけ:    Another   奏者   第45話

   王宮
      キリクの修業時代

キリク 「できました、ダミヤ様。毒入り菓子にございます」
ダミヤ 「ああ。では、試してみるとしよう」
        パク  モグモグ
ダミヤ 「ん?・・・カーーーッ、ぺっ、ぺっ。
     これは何だね、まだ毒の苦みがかすかに残っているではないか。
     このようなものでは清らかな世界など永遠に望めないよ。
     残念だね、私の見込み違いだったのだろうか」
キリク 「も、申し訳ございません」

キリク 「くっ、負けるものか。清らかな世界の為に、
     ダミヤ様の為に、ボクは、」
         セッセコ セッセコ

キリク 「ダミヤ様。新たに作りし毒入り菓子にございます。
     どうぞ、お試しを」
ダミヤ 「うむ、励んだようだね。
     どれどれ、ではその成果、いかほどのものか早速試させてもらうよ」
        パク  モグモグ
ダミヤ 「これは!!
     毒の苦みが微塵も無いではないか。でかしたぞ、キリク。
     それにこの仄かな甘みのなんと上品なこと。
     そして、口の中で解ける様は、まるで霞を食するようだ」
キリク 「あ、ありがたきお言葉にございます」
ダミヤ 「ああぁ~、いくらでも食べられる」
        パクパク モグモグ
    「ああぁ~・・・・・・ングッ!!!!」
          バッターーン
キリク 「ああっ! ダミヤ様っ!」
ダミヤ 「・・・そして、毒の効き目も確かなようだよ・・・
     ・・・ああ・・・、川が見える・・・」
キリク 「川? お気を確かに、今、解毒薬を!」
ダミヤ 「あああ~~~、川の向こうに清らかな世界が。うふふふふ♪」
キリク 「!! 渡ってはダメです! ダミヤ様ーーーっ」

                            おわり
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