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獣の奏者エリン(再) 第32話 「大罪」 を観て

 それは遥昔、リョザ神王国ができる以前の話。
 その事実を知るのは霧の民のみ。語り継がれてきた物語。国民はおろか真王でさえ知らないこと。
 もしエリンが霧の民として育っていたなら、自然と彼女にも語られ、操者の技も教えられていたでしょうね。

 偶然からだけどエリンの世話の成果として空を飛んでしまったリラン。今までずっとエリンを黙って監視していたナソンにとって、これは超えてはならない一線だったようですね。
 操者の技をエリンが独自に編み出してしまったことを告げ。
 「大罪」。それは闘蛇や王獣と話をすること。ソヨンの「これから大罪を犯すから」は指笛を使って。エリンは最初は竪琴だったけど、今では言葉で。
 何故それが大罪なのか、エリンに話し始めるナソン。

 太古の昔。
 舞台となるオファロン王国はアフォンノアの向こう側。様々な民が暮らし、その中に緑の目の民もいた。国を守るための緊急手段として初めて闘蛇が戦に利用されたのが事の起こり。
 侵攻を繰り返し出した上に圧政のオファロン王を追放したのは、臣下や緑の目の民が民を思って。オファロン王は民を豊かにする夢のために侵攻したと言ってるけど、やっぱりオファロン王が間違ってますよね。
 アフォンノアで王獣とそれを操る金色の瞳の女性ジェと出会い。
 「どうしたら貴方の心は再び夢で輝くのでしょう」と言ってくれる優しいジェに、王獣で力を見せつけての国の奪還を提案。ジェが王座につけばいいと言い。
 辛い暮らしから脱し、暖かい光と夢を望むジェ。若者たちも賛同し、二千頭の王獣を駆ってオファロンへと。
 闘蛇は逃げ出し、計画は成功したかに見えたけど、興奮した王獣が言うことを聞かなくなってしまい。
 オファロン王も命を落とし。全て滅びるまで殺戮は続いて。
 これがソヨンの言っていた「人も獣も死に絶えるような、そういう過ち」。
 この地は呪われた地として、以後ずっと、今でも人の住むことはなく。
 緑の目の民は二度と悲劇を起こさないよう、厳しい掟を作り、放浪の民に。エリンはその末裔。
 ジェは故郷には戻れず、アフォンノアを越え、この地、タハイアゼに。神話では、王獣を従えた彼女が降臨したとき長い戦に荒れ果てた人々は彼女に神の姿を見た、となってますね。

 人の手で闘蛇を殖やさないように繁殖期を迎えた闘蛇を殺すのも掟の一つ。ソヨンはこの掟を守る為に闘蛇を見殺しにしたのか、エリンは疑問に思ってますね。
 「人に飼われた王獣にとっては、空を飛ぶことさえも大罪だというの。そんなはずない」
 「お母さんはこんなことの為に私と生きる未来を捨てたの」
 でも、ソヨンは人に操られる獣を哀れと感じていたから。掟に縛られず自然にあるように獣が生きられたらと苦しんでいたから。
 「私、約束する。あなたが空を飛ぶことをとめたりしない。絶対あなたを掟なんかで縛ったりしない」
 それが大罪の理由を聞き、掟を守るよう言われたエリンの出した答えでした。

 「掟」と「大罪」はこの物語が始まって以来ずっと重要な芯としてあったんですが、今回ついにそれが明らかになって。それに対するエリンの感想は「こんなこと」。くだらないことだって思ってますね。これはエリンの経験に根差した答え。エリンとナソン達霧の民とでは獣に対する視線が全然違うんですよね。ナソン達は闘蛇や王獣と直に触れ合って世話をしたりすることはないんでしょう。ソヨンはそんな中から途中で抜けて、掟に対して懐疑的になった初めての霧の民なんじゃないでしょうか。
 ただ掟を守ることを重要とするナソン達。エリンがその突破口として獣の為に突き進んでいくのを期待したくなります。でも、その行動が多くの人や政治によって大罪の悲劇につながっていく可能性があるのも事実。果たしてこの先、リラン達にどんな運命が待っているのでしょうか。

 原作ではオファロン王はただ憎しみに燃えるだけの人物だったけど、アニメでは好意的に描かれてますね。伝承者である霧の民の目線からしたら原作の方が正しいと思うけど、誰が悪いというわけではなく悲劇は起きてしまった、としたかったのでしょうか。
 それから、大罪の歌はとても存在感がありました。
   大罪

     -------------------------
おまけ:    Another   奏者   第32話

   アフォンノア 洞窟
ジェ 「みんな聞いて。私達は凍えながら夢も見ずに眠る毎日。
    でも、オファロンにはここには無い暖かな光と、
    見たことがない夢があるという」
みんな「行ってみたい」「私も行きたい」

   10年後 オファロン王国
    王獣  グオォォォォーーーッ
     闘蛇  ギシャァァァーーーッ
      人々  わーーっ きゃーーっ
       街   ドドーーン ズズーーン メラメラメラ
ジェ 「何故、何故こんなことに! ルーク、あそこに降りて!」

      炎 メラメラ ゴーーーーッ

ジェ 「うっ・・・・・暖かい・・・」
オファロン王「んっ?」
ジェ 「暖かい・・・なんだかいい夢が見られそう・・・
    お休みなさい・・・ムニャムニャムニャ・・・」
オファロン王「ね、寝るなっ!!」

                      おわり
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