灼眼のシャナIII(Final) 第4話 「再会と、邂逅と」 を観て
再会を果たした悠二とシャナ。だけど、「何者だ」アラストールもヴィルヘルミナもマージョリーも悠二とは信じてない。「余」と言う彼に、アラストールは心当たりを探すけど、
「これを見れば」悠二から出たのは黒い炎。黒い封絶。
「総して余、祭礼の蛇坂井悠二」。完全に合わさって一つの人格になってますよね。
祭礼の蛇という名に皆驚愕。創造神だとか。天罰神アラストールとは対になるって、二大巨頭みたいな感じかな。最古のフレイムヘイズに久遠の陥穽へ葬られたはずだけど。
「違う、違う。お前は悠二じゃない」。シャナはそう言うけど、吉田にはシャナが彼を悠二と認めてるとわかってる。
まずは捕縛と、ヴィルヘルミナとマージョリーの強烈なアタック。でも、やっはり効いてない。
「生憎だけど、シャナだけに用があるんだ」。強くなったことで悠二は以前よりグッと男らしくなってる。こんな風に手を握られてシャナから吐息が漏れるけど、耐えた。
「シャナ、一緒に来て。君を迎えに来たんだ」悠二の目的が判明。そうだよね、シャナを倒しに来たりするわけがない。でもシャナは逃げて、悠二は仕方なく黒い炎を放って、力づくも辞さない構え。
さらに、邪魔されないように悠二の取った策は、マージョリーへの銀の話。シャナは必死に止めるけど、悠二は意に介さない。
銀は人間の感情の断片を具現化したもの。それは、祭礼の蛇の人格をなぞる機構を構成するための部品。
鎧は強烈な感情を持つ人間のもとに現れる、ということで、当時のマージョリーの前に現れ、
感情を採取する対象の人間の願望を代行し感情を写し取る、ということで、当時の銀が行ったのはマージョリーの願望の代行。
真実を知ったマージョリーは絶叫。「終わったよ」と悠二は冷淡だけど、彼女が死んでも構わなかったのか、この程度じゃ死なないと確信して語ったのか。
マージョリーの過去は詳しくはわからなかったけど、自分にうんざりしてて、銀に殺された人々はマージョリーが壊したい全てだったと。
愛する人々を殺されて恨んでるのかと思ってたら、全然違いましたね。このマージョリーの感情はちょっと高度すぎてピンとこないけど、「張り合い」が大事なのかな?銀が壊しちゃったんで、今度は銀を追うのを張り合いにして、その銀が自分だったと知って「全部終わってるじゃない」と生きる希望が無くなっちゃった。
そんな彼女に生きる希望を与えるには、もう佐藤しかいない。田中も吉田も佐藤を思ってと呼びかけて。ここに来て佐藤の存在が彼女にとってかけがえのないものになっていきそうな。
「悠二、私はあなたを討滅する」。悠二の言動にシャナは怒りを露わに。剣を交えた本格的な戦い開始。
戦うしか道はないんだね、と言う悠二に「うるさい」を連続じゃないけど三回。シャナが吐血で容赦なし。こんな日が来るなんて。
炎は火除けの指輪で効かない。シャナは練習した具現化した炎パンチで悠二を殴りつけるけど、でも、効かない。
そして、思い出深い坂井家の屋根の上へ。
「もし、父さんや母さんが徒に襲われたらどうする」
「この世界は守りきるには広すぎる」
「こんなにも守りたい人たちが出来た」
「だから、この手でこの世の本当のことを変えてやる」
「シャナ、君に与えられた宿命も変えてみせる」
「僕が守る」
だからシャナには邪魔されないよう、一緒に見届けて欲しいと。
悠二の思いにはシャナも考えさせられるでしょう。
「強く強く強くなった。だから今、君と歩き君を守るための戦いを始める」
苦悶のシャナと悠二の激突。黒い炎がシャナを飲み込んで。
悠二はデパートに玻璃壇を取りに来て吉田とも再会。
シャナを連れて帰ると言う悠二に、吉田は改めて選ばれなかったことを意識したみたい。
手紙返却は「全部話す」の一端のよう。「知らせられるものだけは知らせよう」で崩れ落ち、完全に自分と違う世界に行ってしまったことを悟ったように。
悠二の「帰った方がいい」は、もう徒とかに係わるなということみたいで。
坂井君と呼ぶ吉田の声が痛々しく。
シャナを連れ帰ることの出来た悠二だけど、果たしてこのまま悠二の思うように事が進むのでしょうか。
とても内容の濃い一話でした。序盤の山場といったところかな。シャナと悠二の初めての激突ですもんね。
アクションもとてもよかった。
その中で見せるシャナの表情が彼女の繊細な面をよく表していて、気持ちがよく伝わってくる。
マージョリーへの仕打ちは以前の悠二からは考えられないけど、これが今の悠二なんですよね。シャナ一直線って感じになってる。吉田への態度もそう。
悠二が黒い封絶を張るシーンが、いよいよという感じで印象的でした。
その封絶が解けエンディングが重なってくる終わり方もよかった。
悠二に対して皆惨敗となったけど、これからどう立ち上がって立ち向かっていくのか、先の気になるところです。

---------------------------
おまけ: Another 灼眼 第4話
御崎市 上空
悠二 「戦って、この道を通って、君のところへ」
シャナ「うるさーっい!」
ガシィィーーン!
ヒューーーッ
シャナ「やりにくい。こんな時、今までだったら悠二が何とかして・・・ハッ」
ピタッ
シャナ「悠二! やりにくいけど、どうすればいいっ?」
ピタッ
悠二 「・・・・・僕が相手だからかい?」
シャナ「そう」
悠二 「う~ん。なら目をつむって耳をふさいで、
相手に惑わされず、気配だけを感じ取って戦うんだ。シャナ!」
シャナ「ハッ。さすが悠二だ、的確な指示をしてくれる。
力が湧いてくる。これなら勝てる!
えと、目をつむって耳をふさいで、
相手の気配を・・・」
悠二 「ゴメンよ、シャナ・・・」
黒い炎
ズババババーーーーン
シャナ「わぁぁぁーーっ!!!
ひ、卑怯だぞ、悠二!!」 プンスカ
もう、共に戦うことはないのでしょうか
おわり

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「これを見れば」悠二から出たのは黒い炎。黒い封絶。
「総して余、祭礼の蛇坂井悠二」。完全に合わさって一つの人格になってますよね。
祭礼の蛇という名に皆驚愕。創造神だとか。天罰神アラストールとは対になるって、二大巨頭みたいな感じかな。最古のフレイムヘイズに久遠の陥穽へ葬られたはずだけど。
「違う、違う。お前は悠二じゃない」。シャナはそう言うけど、吉田にはシャナが彼を悠二と認めてるとわかってる。
まずは捕縛と、ヴィルヘルミナとマージョリーの強烈なアタック。でも、やっはり効いてない。
「生憎だけど、シャナだけに用があるんだ」。強くなったことで悠二は以前よりグッと男らしくなってる。こんな風に手を握られてシャナから吐息が漏れるけど、耐えた。
「シャナ、一緒に来て。君を迎えに来たんだ」悠二の目的が判明。そうだよね、シャナを倒しに来たりするわけがない。でもシャナは逃げて、悠二は仕方なく黒い炎を放って、力づくも辞さない構え。
さらに、邪魔されないように悠二の取った策は、マージョリーへの銀の話。シャナは必死に止めるけど、悠二は意に介さない。
銀は人間の感情の断片を具現化したもの。それは、祭礼の蛇の人格をなぞる機構を構成するための部品。
鎧は強烈な感情を持つ人間のもとに現れる、ということで、当時のマージョリーの前に現れ、
感情を採取する対象の人間の願望を代行し感情を写し取る、ということで、当時の銀が行ったのはマージョリーの願望の代行。
真実を知ったマージョリーは絶叫。「終わったよ」と悠二は冷淡だけど、彼女が死んでも構わなかったのか、この程度じゃ死なないと確信して語ったのか。
マージョリーの過去は詳しくはわからなかったけど、自分にうんざりしてて、銀に殺された人々はマージョリーが壊したい全てだったと。
愛する人々を殺されて恨んでるのかと思ってたら、全然違いましたね。このマージョリーの感情はちょっと高度すぎてピンとこないけど、「張り合い」が大事なのかな?銀が壊しちゃったんで、今度は銀を追うのを張り合いにして、その銀が自分だったと知って「全部終わってるじゃない」と生きる希望が無くなっちゃった。
そんな彼女に生きる希望を与えるには、もう佐藤しかいない。田中も吉田も佐藤を思ってと呼びかけて。ここに来て佐藤の存在が彼女にとってかけがえのないものになっていきそうな。
「悠二、私はあなたを討滅する」。悠二の言動にシャナは怒りを露わに。剣を交えた本格的な戦い開始。
戦うしか道はないんだね、と言う悠二に「うるさい」を連続じゃないけど三回。シャナが吐血で容赦なし。こんな日が来るなんて。
炎は火除けの指輪で効かない。シャナは練習した具現化した炎パンチで悠二を殴りつけるけど、でも、効かない。
そして、思い出深い坂井家の屋根の上へ。
「もし、父さんや母さんが徒に襲われたらどうする」
「この世界は守りきるには広すぎる」
「こんなにも守りたい人たちが出来た」
「だから、この手でこの世の本当のことを変えてやる」
「シャナ、君に与えられた宿命も変えてみせる」
「僕が守る」
だからシャナには邪魔されないよう、一緒に見届けて欲しいと。
悠二の思いにはシャナも考えさせられるでしょう。
「強く強く強くなった。だから今、君と歩き君を守るための戦いを始める」
苦悶のシャナと悠二の激突。黒い炎がシャナを飲み込んで。
悠二はデパートに玻璃壇を取りに来て吉田とも再会。
シャナを連れて帰ると言う悠二に、吉田は改めて選ばれなかったことを意識したみたい。
手紙返却は「全部話す」の一端のよう。「知らせられるものだけは知らせよう」で崩れ落ち、完全に自分と違う世界に行ってしまったことを悟ったように。
悠二の「帰った方がいい」は、もう徒とかに係わるなということみたいで。
坂井君と呼ぶ吉田の声が痛々しく。
シャナを連れ帰ることの出来た悠二だけど、果たしてこのまま悠二の思うように事が進むのでしょうか。
とても内容の濃い一話でした。序盤の山場といったところかな。シャナと悠二の初めての激突ですもんね。
アクションもとてもよかった。
その中で見せるシャナの表情が彼女の繊細な面をよく表していて、気持ちがよく伝わってくる。
マージョリーへの仕打ちは以前の悠二からは考えられないけど、これが今の悠二なんですよね。シャナ一直線って感じになってる。吉田への態度もそう。
悠二が黒い封絶を張るシーンが、いよいよという感じで印象的でした。
その封絶が解けエンディングが重なってくる終わり方もよかった。
悠二に対して皆惨敗となったけど、これからどう立ち上がって立ち向かっていくのか、先の気になるところです。

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おまけ: Another 灼眼 第4話
御崎市 上空
悠二 「戦って、この道を通って、君のところへ」
シャナ「うるさーっい!」
ガシィィーーン!
ヒューーーッ
シャナ「やりにくい。こんな時、今までだったら悠二が何とかして・・・ハッ」
ピタッ
シャナ「悠二! やりにくいけど、どうすればいいっ?」
ピタッ
悠二 「・・・・・僕が相手だからかい?」
シャナ「そう」
悠二 「う~ん。なら目をつむって耳をふさいで、
相手に惑わされず、気配だけを感じ取って戦うんだ。シャナ!」
シャナ「ハッ。さすが悠二だ、的確な指示をしてくれる。
力が湧いてくる。これなら勝てる!
えと、目をつむって耳をふさいで、
相手の気配を・・・」
悠二 「ゴメンよ、シャナ・・・」
黒い炎
ズババババーーーーン
シャナ「わぁぁぁーーっ!!!
ひ、卑怯だぞ、悠二!!」 プンスカ
もう、共に戦うことはないのでしょうか
おわり

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