花咲くいろは 第16話 「あの空、この空」 を観て
夏の空気感がとてもいいですね。風景描写もとてもきれいで。
映画の撮影。皆のウキウキ感がこちらにも伝染してきそう。緒花や菜子の広げる遊びがかわいいですね。民子もだんだんテンションが上がって来て。豆爺や女将さんも「映画」の響きには、心躍るものがあるみたい。次郎丸も若旦那の計らいに、作家の顔で頑張って。
元々は崇子の持ちかけた話。若旦那は幾つかの条件を出した上で、喜翆荘での映画撮影を承諾したみたい。映画青年だったんだから、撮影そのものを喜ぶ気持ちもあるんだけど、湯乃鷺の経営の為にというのもあるんだけど、今回は彼個人的にそれより大事なことがあるみたい。プールでの原風景。彼の望む映像はどんなものなんだろう。
深緑の中を走る車、フロントガラスに緑影が映って、車を降りると開けた緑の多い風景、湯乃鷺の方を差し、そこに実在するような感じがしますね。
緒花はケーキが大好き。菜子はもちろんプールが大好き。24時間いつでも泳げる夢の旅館。
若旦那は、女将にって思うと自信がなくなりがち。女将さんは、二人だけでって言った時点で、承諾を決めてたんじゃないかな。3人にではなく、縁に与えたかったから。
私何の役だろうって、もうすっかりその気の菜子の腰の動きが。丸坊主にしちゃいました。
風鈴や花火のポスター、団扇、喜翆荘の中も夏の装い。冷たいお茶がおいしそう。
どんな役をやりたいかって、何か、そういう風に話が広がってくのいいですね。女スパイとか。「板前」って、民子らしい。
女将さんも豆爺も映画世代かな。加賀まり子に、まだ枯れてなかったかいって、豆爺って若い頃、どんなだったんだろう。
次郎丸に脚本の一部を任せてもらうのは、若旦那の条件。若旦那は次郎丸の中に自分と同じものを見てとってたんですね。長い下積み、努力に見合ったチャンス。若旦那、とってもいい人。次郎丸は最初は感激して目がキラキラしてたけど、途中で引いちゃいましたね。でも、扇風機で頑張ってる。
ブラッシュアップって、プール掃除。何で使われなくなったんだろう。プールでの撮影は若旦那からの条件。
空を見上げて、夏の日の幻影は、水面から飛び出す皐月の肢体。
「そして僕は間違ってなかった」。女将さんに任されたこと。喜翆荘の経営を立て直せるであろうという事。これまで崇子としてきたこと。かな。
やっと日の目を見る思いの若旦那はやる気が漲ってるみたいですね。
緒花と菜子は箒に跨って何してるんだろうと、飛ぶ練習ですね。集中すれば飛べるって、二人とも楽しそう。
ロケは喜翆荘だけでと、縁のこだわりは何だろう。
巴姉さん、また油売って、徹の反応が何か気持ちいい。蓮二は舞い上がっちゃいましたね。
民子も、徹さんなら絵になるかもって、引っ張られだした。
縁はクレーンに興奮。好きなんですねー。末広さんご登場でいよいよ現実感が。テスト撮影でも、そりゃドキドキします。
末広は女将の振舞いをちゃんと観察してましたね。維持管理の事を気に掛けて、これで女将さんが一層協力的になったみたい。
蓮二もいい思い出が出来ましたね。
プール掃除、とても楽しそう。菜子はマメに、緒花と民子は競争だ。足ブレーキの描写。民子も水をかけて、乗ってきました。
縁の見る夏の日の幻影。
プールで、「お母さん」と呼んでも答えない、顔の見えない母。プールから飛び出す姉と、それに見とれる自分。
それが自分の原風景、アイデンティティー。大学生当時、自分で映画を撮ることが決まった時、フィルムに再現しようとしたもの。
喜翆荘の経営は、姉の方が向いている。縁もスイもそう思ってた。
「四十万君」って、肩書きじゃなく、名前で呼ばれれば、あの頃の様に。
「姉はまぶしかった。美しくて聡明で、何だか別の世界に生きてるみたい。僕とは関係ない生き物」
自分は決して姉のようにはなれない。姉のような存在をいつもどこかで追い求めていたのでしょうか。崇子はそれなのでしょうか。
電話の音と緒花達の笑い声。不安を予感させながら次回へと。
縁については、多分次回でもっとはっきりしてくるでしょう。
今回だけじゃないけど、すべての人物に人間味を感じられますね。
縁には応援したくなるところがあります。次回、輝いてください。

---------------------------
おまけ: Another いろは 第16話
喜翆荘 玄関前
箒で・・・
緒花・菜子「うんしょ。うんしょ。うんしょ。うんしょ」
緒花 「ん~~~~~~っ」
菜子 「緒花ちゃん、もっと集中」
とことこ
女将さん「・・・お前達」
緒花・菜子「わっ、す、すみません、女将さん」
女将さん「・・・緒花。ちょっと貸してごらん」
緒花 「え、あ、はい」
女将さん「いいかい。よく見てるんだよ」
箒に跨る女将さん チョーン
女将さん「ふう・・・・・・・・飛びな」
ぶおん キィィィーーン
緒花・菜子「え!・・・うそ!!浮い・・・」
女将さん ゴォォォォォォーーーッ!!!
緒花・菜子「!!! 女将さーーーん」
女将さん キラーーーン
♪ち~いさいころ~は~
女将さん「ふう・・・そりゃ、落ち込んだりしたこともあったけどさ、アタシは元気だよ」
ゴォォォォーーー!
♪目に映る~すべてのものが~メッ~セ~ジ~~
おわり

にほんブログ村
映画の撮影。皆のウキウキ感がこちらにも伝染してきそう。緒花や菜子の広げる遊びがかわいいですね。民子もだんだんテンションが上がって来て。豆爺や女将さんも「映画」の響きには、心躍るものがあるみたい。次郎丸も若旦那の計らいに、作家の顔で頑張って。
元々は崇子の持ちかけた話。若旦那は幾つかの条件を出した上で、喜翆荘での映画撮影を承諾したみたい。映画青年だったんだから、撮影そのものを喜ぶ気持ちもあるんだけど、湯乃鷺の経営の為にというのもあるんだけど、今回は彼個人的にそれより大事なことがあるみたい。プールでの原風景。彼の望む映像はどんなものなんだろう。
深緑の中を走る車、フロントガラスに緑影が映って、車を降りると開けた緑の多い風景、湯乃鷺の方を差し、そこに実在するような感じがしますね。
緒花はケーキが大好き。菜子はもちろんプールが大好き。24時間いつでも泳げる夢の旅館。
若旦那は、女将にって思うと自信がなくなりがち。女将さんは、二人だけでって言った時点で、承諾を決めてたんじゃないかな。3人にではなく、縁に与えたかったから。
私何の役だろうって、もうすっかりその気の菜子の腰の動きが。丸坊主にしちゃいました。
風鈴や花火のポスター、団扇、喜翆荘の中も夏の装い。冷たいお茶がおいしそう。
どんな役をやりたいかって、何か、そういう風に話が広がってくのいいですね。女スパイとか。「板前」って、民子らしい。
女将さんも豆爺も映画世代かな。加賀まり子に、まだ枯れてなかったかいって、豆爺って若い頃、どんなだったんだろう。
次郎丸に脚本の一部を任せてもらうのは、若旦那の条件。若旦那は次郎丸の中に自分と同じものを見てとってたんですね。長い下積み、努力に見合ったチャンス。若旦那、とってもいい人。次郎丸は最初は感激して目がキラキラしてたけど、途中で引いちゃいましたね。でも、扇風機で頑張ってる。
ブラッシュアップって、プール掃除。何で使われなくなったんだろう。プールでの撮影は若旦那からの条件。
空を見上げて、夏の日の幻影は、水面から飛び出す皐月の肢体。
「そして僕は間違ってなかった」。女将さんに任されたこと。喜翆荘の経営を立て直せるであろうという事。これまで崇子としてきたこと。かな。
やっと日の目を見る思いの若旦那はやる気が漲ってるみたいですね。
緒花と菜子は箒に跨って何してるんだろうと、飛ぶ練習ですね。集中すれば飛べるって、二人とも楽しそう。
ロケは喜翆荘だけでと、縁のこだわりは何だろう。
巴姉さん、また油売って、徹の反応が何か気持ちいい。蓮二は舞い上がっちゃいましたね。
民子も、徹さんなら絵になるかもって、引っ張られだした。
縁はクレーンに興奮。好きなんですねー。末広さんご登場でいよいよ現実感が。テスト撮影でも、そりゃドキドキします。
末広は女将の振舞いをちゃんと観察してましたね。維持管理の事を気に掛けて、これで女将さんが一層協力的になったみたい。
蓮二もいい思い出が出来ましたね。
プール掃除、とても楽しそう。菜子はマメに、緒花と民子は競争だ。足ブレーキの描写。民子も水をかけて、乗ってきました。
縁の見る夏の日の幻影。
プールで、「お母さん」と呼んでも答えない、顔の見えない母。プールから飛び出す姉と、それに見とれる自分。
それが自分の原風景、アイデンティティー。大学生当時、自分で映画を撮ることが決まった時、フィルムに再現しようとしたもの。
喜翆荘の経営は、姉の方が向いている。縁もスイもそう思ってた。
「四十万君」って、肩書きじゃなく、名前で呼ばれれば、あの頃の様に。
「姉はまぶしかった。美しくて聡明で、何だか別の世界に生きてるみたい。僕とは関係ない生き物」
自分は決して姉のようにはなれない。姉のような存在をいつもどこかで追い求めていたのでしょうか。崇子はそれなのでしょうか。
電話の音と緒花達の笑い声。不安を予感させながら次回へと。
縁については、多分次回でもっとはっきりしてくるでしょう。
今回だけじゃないけど、すべての人物に人間味を感じられますね。
縁には応援したくなるところがあります。次回、輝いてください。

---------------------------
おまけ: Another いろは 第16話
喜翆荘 玄関前
箒で・・・
緒花・菜子「うんしょ。うんしょ。うんしょ。うんしょ」
緒花 「ん~~~~~~っ」
菜子 「緒花ちゃん、もっと集中」
とことこ
女将さん「・・・お前達」
緒花・菜子「わっ、す、すみません、女将さん」
女将さん「・・・緒花。ちょっと貸してごらん」
緒花 「え、あ、はい」
女将さん「いいかい。よく見てるんだよ」
箒に跨る女将さん チョーン
女将さん「ふう・・・・・・・・飛びな」
ぶおん キィィィーーン
緒花・菜子「え!・・・うそ!!浮い・・・」
女将さん ゴォォォォォォーーーッ!!!
緒花・菜子「!!! 女将さーーーん」
女将さん キラーーーン
♪ち~いさいころ~は~
女将さん「ふう・・・そりゃ、落ち込んだりしたこともあったけどさ、アタシは元気だよ」
ゴォォォォーーー!
♪目に映る~すべてのものが~メッ~セ~ジ~~
おわり

にほんブログ村