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獣の奏者エリン(再) 第15話 「ふたりの過去」 を観て

 一緒に暮らし始めてから4年。
 エリンが自分で話すまで彼女の過去を聞くまいと決めていたジョウンですが、どうやらその時が来たようです。
 また、息子の訪問をきっかけに、ジョウンも自分の過去を。
 エリンももう14歳。周りも自身も、具体的に進路を考えなければならない時期にいるようです。

 仔馬といるエリンを見てると、彼女の生き物に対する愛情が伝わってきますね。
 アサンは本当に息子かと思うほどジョウンと違う性格のようで。母親に似たんでしょうね。
 家族を離れ山で暮らしている父を心配しているんでしょうが、名誉のことが第一みたいで。ある程度上級階級の人間なら仕方がないのかな。ジョウンも悪く思わんでくれと言っていたし、それも一つの正しさか。エリンを養子にして嫁に出すというのも、彼なりに気を使ってあげているのでしょう。
 教導師長だったことを黙っていたのは、そこにあんな過去があったからですね。ジョウンの行ったことは正しかった。自殺したからと言って、じゃあ、不正を認めればよかったのかという事にはならない。でも、自分の手段により実際に自殺されては、どうしたって深い傷になる。ジョウンならなおさら。ジョウンは政治的に学舎を追われたんだけど、もし学舎に残ることが出来ていたとしても、自ら身を引いてたかもしれませんね。山で蜂飼いの幸せを見つけることが出来たのは幸運だったと思います。
 ジョウンはニイカナやエリンのように出来る子が好きなんですね。サマンに対しては、不正はもちろんダメだけど、もう少しあったかく諭しても良かったかな。その壁に辿り着く意義や方法をもっと丁寧に。そういった事に対する後悔もあるみたい。

 エリンとの出会いで教育の情熱がよみがえって、ジョウンの本心はこのまま二人で暮らすことだけど、エリンの将来を考えると、それはダメ。養子も、もしエリンが望むのであればと、「あわてなくていい。ゆっくり考えろ」エリンにとって人生にかかわることだから。

 将来のこと。エリンにとっては、まだ漠然としているみたい。闘蛇の医術師になりたいと思ってた子供の頃。今は、仔馬に「お前はここにいて幸せ?。幸せだよね」と、出来ることならここにいたいエリン。

 エリンの日課は、王獣探し。あれ以来すっかり虜になってるようで。でもまだ見つかんない。そういえば、と、ジョウンはエサルを思い出す。エサルも王獣に取り憑かれた変わった女の学友。カザルムで王獣の医術師をやっているとか。医術師と聞けば、エリンは俄然興味津々。その保護場の医術師は報われることがない。万が一のことがあれば罪を負って、場合によっては「命を持って、償わなければならない」。過去を語り出すエリン。そして、
 「私、母が闘蛇を診ている姿がとても好きでした。私、母のような獣の医術師になりたいと、ずっと思っていたんです」
 ジョウンは、王都の学舎で妻になる作法を学んだりするのがエリンのためになるのか悩んでたんだけど、
 「私、おじさんと暮らしていて幸せでした。ずっとこうしていたいです。でも、それが出来ないのなら、私は、」
 「私は一人で生きていきたいです」
 「養女として暮らして、お嫁に行くのは嫌です」
 エリン、きっぱり言いました。大事なことだから、気を遣ったりせず、スパーンと言わなきゃね。家庭に収まってしまいたくない。エリンなら当然そう考えるでしょう。
 ジョウンはエリンの気持ちを受け止め、エサルに頼むことに。
 「俺はずっと、お前の親だと思って今までやって来たんだ。お前の未来のために親らしいことをするのは当然のことだ」ジョウンはもう、父親そのものでした。「ありがとう、おじさん」エリンも涙。
 エリンの進む道が決まりました。カザルムの保護場に入るには、入舎の試しに合格しなければならない。ジョウンはそれまでに自分のすべてを教えようと、エリンの猛勉強が始まります。入舎の試しがエリンとの別れの時。これがジョウンにとってエリンにしてあげられる最後のことだから。

 今回、お互いに言いにくい過去を打ち明けて、二人の信頼の深まりや、エリンが大人になって来てるんだなという事が感じられました。実際の親子以上に親子な感じで。
 エリンの「一人で生きていきたい」は、男女関係なく、強い目標、やりたいこと、実力を持った人の考え方でしょう。結婚して縛られたくないという意味で、本当に一人ぼっちという事じゃありませんが。
 ジョウンはエリンにとって本当にいい親でした。娘を送り出すのは親として最後の仕事。別れの予感が寂しいけれど、きっと、充実した時間を過ごせれるでしょう。
   知ってるすべて

      --------------------------
おまけ:    Another   奏者   第15話

    小屋
エリン 「おじさん、これは?」
ジョウン「グー、すぴすぴ。グー、すぴすぴ」
エリン 「あ、・・・おじさん。おじさん」 ゆさゆさ
ジョウン「んっ・・・ん~~、あ、すまんすまん。はは、どうも年には勝てんな」
エリン 「今日はここまでにしましょ。私ももう眠くなっちゃったし」
ジョウン「いや、まだまだだ。そんなことじゃ、合格できんぞ。さ、気合い入れていくぞー」
エリン 「うふふ。はい。ジョウン先生」

ジョウン「グー、すぴすぴ。グー、すぴすぴ」
エリン 「あ、・・・」
       そ~ ひたひた
エリン 「おじさん、風邪ひかないでね」
      毛布 ふぁさ
ジョウン「ん、むにゃむにゃ・・・グー、すぴすぴ」
エリン 「うふふ・・・さ、もうひと頑張り」

   夜中に燈る小屋の灯が消えたのは、明け方になってからでした

                 おわり
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