DOG DAYS 第12話 「4つの条件」 を観て

 解明された勇者様のご帰還方法。
 それには4つの条件が。
 送還の日までのわずかな時間。勇者様はどんな風に過ごすのでしょう。

 大戦が終わり、華々しいパレード。シンクも感動。エクレは物陰から眺めて、何やら気になる様子。
 研究院の頑張りにより、方程式は解明され、勇者様はいつでも元の世界に戻ることが可能に。机上で何とかなりました。研究員の面目躍如。そして、送還には4つの条件が。
 一つ。召喚主が送還を行うこと。ミルヒですね。
 一つ。召喚から16日以内に送還すること。期限は3日後。
 一つ。得たもの、手にしたものを何一つ持ち帰ることができない。
 一つ。送還された者は、二度とフロニャルドに戻れない。
 この、3つめと4つめが、リコッタを沈ませていたのでした。
 報告はシンクから。帰還方法の判明を告げ、黙り込むリコッタ。「よかった」と喜んだシンクも気づいて、リコは4つの条件を告げる。品物だけでなく、知識や経験も消えてしまうことも。
 「それでリコ今朝から元気が・・・」研究員として不甲斐無いと自分を責めるリコ。みんなと、自分ともこんなに仲良くなったのに、こんな結末は嫌であります、と涙して。愛情がいっぱいのリコッタの気持ち。
 何となくだけど、みんなのこと忘れたりしないし、きっとまた来られる、とシンクは前向きに。もう来られないと思ってるとそれが本当になっちゃう。きっとまた、いつでも会えると。
 みんなには、2つの条件を内緒に。

 ミルヒに報告。すぐ来てくれるとはいえ、シンクが帰っちゃうのは寂しい、と真実を知らないミルヒ。
 自分も寂しいと言うリコッタ。リコッタは「みんなが悲しい思いをしないですむ方法」を見つけるため、必死に書物を調べまくる。シンクの前向き思考に焚き付けられて。期日までに、何かしら見つけることが出来るのでしょうか。

 「姫様、いくよー」「はーい」シンクは楽しく朝の散歩。いじわるもして、いつもと同じ明るいシンク。
 2位入賞の記念品。大切な思い出の品。フロニャルドの思い出は果たして。

 「また来たのか」勇者が来たと聞いて一瞬うれしそうな顔をしたエクレだけど、本人前では、相変わらず。エクレの楽しいひと時。こんな風に稽古するのも、これが最後かも。騎士たちに、「仲良し」と冷やかされ、照れて怒ったりしてましたが。

 風月庵。シンクはユキカゼが土地神様だと知ってびっくり。知らなかったのね。明かされる二人の素性。ここ100年は太平だけど、昔は国が亡んだり、大変だったと。二人とも150歳以上。人生の大先輩だね。ダルキアン卿の諸々って、いったい。昔を生きた人だから「ござる」なんですね。神狼滅牙を託したくなったシンクは、やはりずば抜けているんだね。ダルキアン卿は、実力、資質のある者がお好きなよう。

 「ガレット名産詰め合わせ」。リコッタが頑張れば、もしかしたら持ち帰れるかも。
 「あいつと決着」って、腕相撲でいいのかガウル。
 「てめー、このバカ。またか、またやったのか」お仕置きは、腕ひしぎと、スリーパーホールド?と、ロウソクだ。
 ジュースをかぶっちゃしょうがない。お風呂へ。

 「よーし、間違いなーい」「あら、間違えちゃった」
 「あ゛ー、僕また間違えちゃった?大変なことをした?」「ごめんなさい。ごめんなさい」
 また、やっちゃいました。
 「一緒に入りませんか」ミルヒに誘われ、一緒に湯船でお話しする二人は背中合わせ。
 「あのね、今度シンクが来られるの、いつでしたっけ」。答えるシンクは、嘘をついてるわけじゃないのでしょう。ミルヒが肩にお湯をかけてあげて、
 「ねえ、シンク。私の名前。私の名前、憶えてますか」「そりゃもちろん」「ミルヒオーレ・フィリアンノ・ビスコッティ。ミルヒです」「ミルヒ」「はい、シンク」
 ただ忘れずに憶えていてもらいたいと。憶えてます、忘れませんと、綺麗な星空を背景に。
 「姫様、お手。姫様、おかわり。よーし、よしよし」「何ででしょう、こんな単純なことが楽しいのは」
 尻尾と耳のおかげだよ。

 1日が終わり、みんなと一緒のときには明るかったシンクも、やはり不安があるようです。

 ミルヒの撫でテク。ミルヒのなでなでは天才的。レオ様もヘブン状態。基本ミルヒはお姉さん。これはわかる。
だから、レオ様は妹キャラ。

 里帰りをするシンクの為に開かれた「ありがとう勇者様お食事会」。サプライズでシンクはびっくりも、うれしく。ミルヒの紹介で主賓のシンクから一言。急なふりだけど、素直な気持ちで、
 姫様に召喚されたこと。ガウルやレオ様と戦ったこと。大戦や魔物退治のこと。騎士団長にダルキアン卿、親衛隊長にパネトーネ筆頭、エルマール首席。リゼル隊長達、メイド隊のみなさん。エミリオ達騎士団のみんな。「本当に、いろんな人たちに仲良くしてくれて」食堂のおばちゃん。リコと一緒のつまみ食い。もの凄い経験。
 「元の世界に帰っても、ここでの経験を決して忘れずに、きっとまた、すぐにお邪魔したいと思います。ビスコッティやフロニャルドにピンチがあるなら、勇者シンクは、きっといつでも駆けつけます」

 みんなの拍手に包まれて、ミルヒに笑顔を送るシンクでした。

 4つの条件を聞いても、普段と同じように過ごしたシンク。不安を隠してるとかじゃなく、前向きに、いつものように1日を大切に過ごしてました。偉い。
 ここでの記憶を失い、もう戻ってくることもない。親しい友人がそうなったら、やっぱり悲しい。特にリコのように若い子には、とてもつらい。ダルキアン卿あたりは、寂しいことではあるがと受け入れるんだろうけど。ミルヒは、ミルヒは強い子だからたぶん。エクレが一番心配。
 次回はいよいよ最終回。果たして奇跡は起こるのでしょうか。
   主賓から

    -------------------------
おまけ:    Another   いぬ日   第12話

  お風呂

シンク 「姫様、お手。姫様、おかわり。姫様、よーし、よしよし」
ミルヒ 「何ででしょー。こんな単純なことが楽しのは」

エクレ 「ん?誰か先にいるようだな・・・・・あっ、姫様。と・・・なっ!!!」
シンク 「え?・・・ええーーー!な、なんでエクレが、え?えー?」
ミルヒ 「わー、ごめんなさい。ごめんなさい」
エクレ 「貴様ー、変態とは思っておったが、よもやここまでハレンチとは。姫様に、姫様に」
シンク 「ね、ちょっと、誤解だよ、落ち着こうよエクレ。ね、ね。」
エクレ 「許さーーーん!!!」 ダダダダダッ
シンク 「わー、待って待って・・・はっ!」
エクレ 「こんのぉー」
シンク 「エクレ、待て!」
エクレ   ピタッ 「!!!・・・か、体が」
ミルヒ 「違うんです、エクレール。これはその、私の方からお願いしたんです。だからあの、シンクは悪くないんです」
シンク 「そうだよ、エクレ。もお、エクレは早とちりさんだなあ。さ、早く前を隠して・・・って、あ・・・」
エクレ 「グスッ・・・許さーん!許さん許さん、許さーん!」
シンク・ミルヒ「わー、ごめんなさい、ごめんなさい」

  早く解いてあげてね、勇者様

             おわり
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テーマ : DOG DAYS
ジャンル : アニメ・コミック

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皆でわんにゃん(*^ω^*)

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