獣の奏者エリン(再) 第43話 「獣ノ医術師」 を観て

 順調に育まれてきたエリンとリランの関係。だけど今回それに大きな転機が。
 指を失うというのはショッキングですね。それがリランが獣である現実を突きつけ。
 そして、初めて吹かれる音無し笛。
 また、エリンが長年暮らしたカザルムを離れる、状況が大きく変化する回でもあります。

 タハイアゼの決戦の為でしょうね。セィミヤがエリンとリラン達をラザルに呼ぶのは。でも、この案はダミヤのものですよね。

 エリンは授業でリンゴの接ぎ木をしてるけど、こうした授業もこれで最後。シロンともお別れですね。

 使いでやってきた3人。エサルは真王の命令とあれば逆らうわけにいかず。
 リランが興奮してるのは、怪我をしたとき音無し笛を吹いた男がいたからですね。
 とんで来たエリン。オウリは慇懃に迎えの言葉を述べるけど、答えは当然、辞退ですね。
 死罪と言われても。これは自分が死んででも惨劇を防ごうという思いでしょうか。
 音無し笛を吹こうとする男。
 「吹かないで」。エリンは咄嗟にそれを止めて。しかし次の瞬間、悪夢が。
 エリンはリランが尋常でなく興奮してるのに気付いてたんだから、リランを大人しくさせるのを第一にすべきだったんだけど、音無し笛を聞かせたくない、リランへの愛情が勝ってしまった判断ミスですね。
 興奮したリランはエリンと判断できなかったのか。それともエリンとわかっていても関係なくかみついたのか。多分後者だと思う。それゆえ、リランはなついていてもやはり獣であると。
 恐怖にかられたエリンは、もうあれこれ考える間もなく音無し笛を吹いて。そして、それは今まで築き上げたリランとの関係を壊すことであり、涙をながして。

 母の言葉から音無し笛への疑問を持ち、自然のようにと強い信念のもと、これまで音無し笛を使わず育ててきたんだけど、それはふいに崩れ去り。
 そして、失われた左手の指。以前にもリランに怪我をさせられたことはあったけど、あの頃よりもずっと長い付き合いで信頼関係は絶対だと思ってたところ、ショックはずっと大きいでしょうね。決して癒えぬ傷。
 もう、以前の関係は望めず。
 エサルはリランとエリンが離れた方がエリンのためと思ってるけど。

 「音無し笛を吹いた人間に王獣は決して馴れることはない。
  リランはもう音無し笛を使わないで静めることはできないかもしれない。
  それでも私は、リランの世話を途中で投げ出したくない」
 「音無し笛を使っても私はリランと一緒にいきます」

 これがエリンの生き方ですね。
 「真っ直ぐなあなたの生き方。私は好きよ」。エリンのよき理解者であるエサル先生。手袋を渡して。

 エリンは覚悟を決めてリランの前に立ち。
 リランは音無し笛を吹いたエリンに敵意を持ってますね。
 エリンは厳しく、言うことを聞かないと音無し笛を吹くとまで言って。従わせて。
 つらいエリンだけど、「迷いながら苦しみながら獣と共に生きる。お母さんの様に」。獣の医術師としての決意を胸に。

 生きる決意のエリンは、真王の命令に従ってラザルに。
 政治の中心へ、様々な不安と決意と覚悟の重い旅立ちとなりました。で、次回。

 エリンとリランの関係が大きく変わりましたが、音無し笛によってこれまで育んできたものが壊れてしまったのか、これからのリランのエリンに対する態度に注目ですね。
 キリクはエリンこそが清らかだと、心情にじわじわと変化が起きているよう。彼の気持ちはどこに向かうのか。
 それにしてもヌックとモックは、どこへでもちゃっかり付いていきますね。
 次回から舞台を王都に移し、物語はいよいよ佳境。カザルムのみなさん、これまでお世話になりました。
   音無し笛

       ----------------------
おまけ:    Another   奏者   第43話

    カザルム王獣保護場

            旅立ち

エリン 「エサル先生。これまでお世話になりました。
     このご恩は、決して・・・、決して・・・」

エサル 「ほらほら。
     そんな、今生の別れみたいに言わないでちょうだい。
     あなたなら大丈夫。自分をしっかり持って、
     そして帰って来なさい。このカザルムに」 ニコッ

エリン 「エサル先生・・・。
     はいっ。私、頑張ってきます。何があっても。
     エサル先生も私が留守の間、
     トムラ先生の面倒、ちゃんとみてあげてくださいね」

トムラ 「おいっ!」

エリン 「うふふ。
     それじゃあ、行ってきます」
          パタ パタ パタ

エサル 「ふう。行ってしまったわね。
     これで・・・、あなたの恋もお終いね」 にや

トムラ 「なっ、なに決めつけてるんですか!
     っていうか、なに言ってるんですかっ!」

       トムラに希望はあるのか

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機動戦士ガンダムAGE 第16話 「馬小屋のガンダム」 を観て

 アセム編スタート。
 25年と一気に年が飛んだけど、その間特に大きな動きはなかったみたいですね。ヴェイガンが勢力を広げているといったくらいで。グルーデックの復讐は大した打撃にならなかったのか。でも、それがきっかけで連邦軍もまともになったようで。
 フリットは司令と出世しててちょっと意外。ヴェイガンへの復讐心に燃えてますね。職務の傍らでモビルスーツ鍛冶の仕事もしてるみたい。

 アセム編は学園ものっぽくなるのかな。
 「後悔させてやるよぉぉぉーー」って。アセムの身のこなしはXラウンダーっぽさでしょうか。
 モビルスーツクラブ。純粋に機械が好きって感じで好感。フリットよりも協調性がありそうですね。普通の男の子っぽい。
 学園のアイドル、ロマリーストーン登場。声と伴って可愛いですね。モビルスーツを「ステキ」って、アセムもそんな彼女に好意を抱いたよう。

 17歳の誕生日。
 「そろそろいいだろう」って、なんという簡単な引き継ぎ。もっと劇的なものになるとばかり思ってた。
 妹のユノアもアスノの血を引いてるけど、こっちはあまり物語に絡んでこないのかな。

 謎の転校生はゼハートガレット。ガレットってことでデシルとの関係も気になりますね。
 彼の身のこなしもXラウンダーっぽさですね。

 さて、ゼハートの手引きで、ヴェイガンMS「ドラド」がコロニー内に。って、25年経ってもやってること進歩ない。
 バイクを駆るアセム。が途中で怪我のロマリーを救助。で二人乗り。と、やりますね、アセム。
 馬小屋の中にガンダムが。
 いつから隠してあったんだろ。いつまでフリットは乗ってたんだろ。強いMSを実践に出さずにしまっておくのってどうなんだろ。25年間AGEビルダーの進化はなかったの。とか、いろいろ疑問もありますが。
 フリットはとにかく息子に託したかったということで。
 「お前が決めることじゃ」ってバルガスは責任逃れしてるけど、
 「やるよ、俺」。これは乗るしかないですね。フリットに言い聞かされてきた、みんなを守る為に。

 トルディアの警備がMS3機ってのは手薄すぎな気もするけど。
 緑はあっさり、赤は粘ったけどやっぱりやられて。
 アセム初めての実戦。
 「俺が皆を守んなきゃ」。へたくそだけど果敢に攻めて、二刀流で2体を撃破。センスはあるみたい。戦闘に集中してるとこ、熱かったですよ。

 謎の霧発生。
 「ガンダムが視界から消えた」って、まあ、そうなんだけど、なんか笑えた。で、次回。

 最後、ジェノアスが足を掴んでアセムを助けたけど、ラーガンが乗ってるなんてことは、ないかな。
 ロマリーはアセムの活躍を見ていよいよ惚れちゃう、ってなるのでしょうか。アセム、ゼハートと三角関係になりそうな気もするんだけど、どうなんだろ。ゼハートはしばらく正体がばれずに学園生活を送るような。
 アセムは、エミリーみたいな暴走タイプなのかなと予想してたけど、いたってまともな男の子ですね。簡単に戦いに出ちゃうとこを除いては。
 この先どうなるのかわからないけど、もしかしたらアセムとゼハートの友情が深まって、アセムがフリットと違う方向に走り出すのかな、とも思ったりもしました。
 あと、敵のパイロットを描かないのが主人公が人を殺めてる感を和らげるためだとしたら、そうしたゴマカシはやめて欲しいなとも。違う意図があるのならいいのですが。
   足を挫いてしまって

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おまけ:    Another   AGE   第16話

   馬小屋

アセム 「立て、ガンダム!」

      ガンダムの手 バン!!
            風 ブワッ

ロマリー「きゃっ」  チラッ
バルガス「ムホーーーーッ!」
ロマリー「・・・・・」 ひくひく

アセム 「どうしたの、バルガス」
バルガス「へっ、はっ、いや。な、なんでもないぞい。ムホン、ムホン」
ロマリー「ム~~~」 じーーー

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灼眼のシャナIII(Final) 第15話 「雨中の敗走」 を観て

 ザムエルとセンターヒル。
 二人のおじさんの生き様がじんわりとくる、そんな今回でした。
 雨中に瑠璃色の炎を灯す塔、をバックにタイトルが出るところが今回を象徴してる様で。

 敗走ということで、敵の追撃をかわしながらひた逃げるのかと思ってたら全然違った。
 山中に散り散りになった仲間を救う責務がある、と、ゾフィーは本当に立派なリーダー。天道宮の位置を知られないよう、とか困難だけど、「だとしても」救わねばならないと。

 ここに至ってついにセンターヒルが協力。
 大地の四神の彼は、徒も共に同じ世界を造った一部だからと、バルマスケの狙いを見定める為に同行してたんだけど、大命を聞いて創造神と戦うことを決意。
 新世界ザナドゥでの乱行の危惧。それはこの世界とは関係ないのかもしれないけど、「この世も紅世も狭間も新世界も全てを包括したものが世界だから」戦うと。

 救出作戦開始。
 ハボリムは東に天道宮があると見抜いてたけど、そこに降って来たのは雪でなく雨。これはセンターヒルの自在法「トラロカン」という攪乱の結界。ハボリムの自在法「ケイリョウゲン」を無効化で他の徒たちとのつながりを断ったりと、地面を利用する自在法を無効化するのかな。あと、植物を生やしたりもする。
 そして山中にそびえ立つザムエルの黒い塔。灯る炎は瑠璃色でセンターヒルのもの。おもいっきり目立って、ハボリムは囮と考えるけど。
 センターヒルは山中のフレイムヘイズを助けて光に向かって走れと、実際に塔が救出口。
 「奮戦ご苦労、戦友諸君」出迎えるのはザムエル。入口の先は天道宮ですね。離れた場所と地下道でつなげてある。塔が頑丈なのは雨と燈火のおかげですね。雨で強化。さらに燈火の存在の力を操って。かな?
 「これからが本番です」と、おじさん二人、大きいな責務を負ってるようですが。

 ハボリムのもとにシャナとヴィルヘルミナが飛来。主力の足止めと攪乱が目的でいいかな。
 そしてシュドナイが登場で、熱い展開になってきた。シュドナイは変身して本気モード。シャナ達も本気のそぶりをみせるけど。そこにセンターヒルも参戦。
 と、シュドナイがシャナ達の不自然な位置取りから、その方向、塔の近くに天道宮が隠れてると推測。でも、これはシャナ達がハメたんですよね。
 「天道宮はそこかー!」シュドナイがそこに槍を投擲。それはセンターヒルの腕を千切り、と、マージョリーが颯爽登場で防いだ。この必死の守りはシュドナイに天道宮がそこにあると信じこませるため。というか、マージョリーさん、もう着いてたんだ。復帰を派手に飾れてなにより。
 シュドナイ封印。
 アラストールはこの間にセンターヒルもザムエルも一緒に逃げれると。でも、センターヒルは今はトラロカンを解くわけにいかないと。今解くと、天道宮が脱出したと思い込ませることが出来ない。本当は脱出してないってのを隠すためですね。
 シャナ達の脱出方法はカールとキアラによるって決まってたみたい。復活シュドナイとセンターヒルを残して脱出。シャナ達は天道宮とは別で、完全にこの地を離れる、ということでいいのかな。

 残ったセンターヒルは、ここで死ぬのをもう最初から決めていた。その最期は描かれなかったけど、祭礼の蛇を阻止するため、自分にしかできないことをして皆を救い、託す、その生き様はすてきだったと思います。

 ザムエルもまた、
 「それこそが、私の選んだ私の戦争だ」。大切なものを守る為にその身を犠牲に。
 塔の弱体化も計算ですね。頃合いでレベッカ達が脱出。徒を塔に誘い。
 「望んだ通りの死に場所だ」。
 ジルニトラとの別れは、お互いに「我が戦友」と。
 そして、塔を崩壊させ多くの徒を巻き込んで。
 ザムエルは自在法も仲間の力を束ねるものだし、根っからの軍人として戦友を何より大切に思うその生き様を凝縮して見られたような、そんな感じが残りました。ジオニトラは一番の戦友。その別れはすてきでした。

 そして夜明けが美しく。雨は止んで、センターヒルはもう。
 バルマスケは天道宮は脱出したと思い込んでるんですよね。実際はまだ隠れてる。脱出不可能の判断だけど、またそこからすぐに攻撃に移ることも考えてるのかな。
 悠二は夕方にも狭間に向かいそうで、あまりゆっくりともしてられない気がする。
 佐藤はしっかり手伝ってますね。これが多分佐藤の目指してたこと。
 フランソワ達の解説がナイス。
 最後に回想の中でセンターヒルが「雨のひとしずくとなった」と、過去形でシャナに伝言を頼むところが、じんわりときました。

 今回は難しかったですね。雨の効力とか、作戦が緻密だったり。
 でも、難しかったけど充実しててよかったですよ。
 ここ何回か、見ごたえのある回が続いてていいですね。
 この作品が今回の様にシビアなものになっていくとは思ってなかったので、裏切られた嬉しさもあったりします。
   我等の役目は

      ----------------------
おまけ:    Another   灼眼   第15話

    山中  作戦会議

センターヒル 「~と、こんなとこですな」
ザムエル   「ああ。小細工ではあるが、やるしかなかろうて」
ゾフィー   「しかし、それではあなた方が・・・。
        そうだ、フランソワ。あなたが代わりにしんがりを務めなさい」
フランソワ  「え~~、私は死んでもいいんですか」
センターヒル 「ハハハ。
        いやいや、そなたでは弱小徒一人止められないかもしれませんしな」
フランソワ  「え~~、それも酷いですよ~」
ザムエル   「ならば、私と共に塔で最期を迎えようではないか。我が戦友よ」
フランソワ  「えっ・・・・・」
ザムエル   「ハハハ。冗談だ。
        貴公のような若者は未来を切り開いてゆかねばならぬからな」
センターヒル 「そうです。我々年寄りは、未来ある若者に託したいのですよ」
フランソワ  「あ・・・・・」
カムシン   「あの・・・」
センターヒル 「ん?どうしました。儀装の駆り手カムシンネブハーウ」
カムシン   「この中で1番じじいは私なので、
        私が犠牲になるべきなのでしょうか」
フランソワ  「私だって100歳以上ですよ」
ザムエル・センターヒル 「・・・・・・・・・・・ああっ」

    年輩だからってわけじゃなかったけど、
     見た感じがそんなイメージだったので♪
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輪廻のラグランジェ 第3話 「鴨川にランの花咲く」 を観て

 何もできなくても、でも駆けつけずにいられない。
 そう、それがジャージ部魂。
 ランに宿ったジャージ部魂。そしてそれが彼女にもたらすものは。

 挟み撃ちでピンチ。と思いきや、まどかの目には鴨川のピンチしか映ってない。これはもう、そっちに突っ込むしかないですね。大好きな鴨川を守るためで気合い入りまくり。でも、実は敵は街を襲う気なんてないから、まどかの突撃が反ってピンチを招いてるよ。イゾは海中でアレイ捜しで、まどかとキリウスの1対1に。
 キリウスの剣を真剣白刃取りだ!! って、取れてない。脳天直撃だけどみね打ちでセーフ。と、蹴っ飛ばされた先の長瀬のおじいちゃんの落花生畑が大惨事に。そう、千葉といえば落花生ですね。海側のまどかのお返しはヒジキの青胡麻焼き?だ。持ちつ持たれつのいい町ですね。
 キリウスは説得を試みるけど、
 「ごめんなさいは」。まどかにとって大切なのはこっちですね。スケールの差も、「皆がこの町を大切に思う気持ち」も同じくでかいと。いいこと言った。
 ジャージ部だって依頼を断ることはある。で、交渉決裂。戦い再会。
 綾小路さん家が建て替え中で更地って、吹っ飛ばされながらよく考えた。店が潰れてたのはラッキーだ。
 そして、電線の首絞め攻撃が決まった! でも、ロボットには意味ないよ。エリートのキリウスはおバカな行動を深読みして動揺しちゃってる。
 まどかは戦ってるうちに気分がノリノリに。ジャージ部の歌を歌ってるよ。気持ちよく高らかと。ジャージ部のありようが詰まってるいい歌だ。
 自販機から守って「マル」って、クラスメイトにばれちゃいましたね。

 一方、まどかは恐ろしい伝説を知らないからうまく乗れるんだ、のラン。もし私も知らなかったら、と、言い訳めいたことを考えてたけど、
 「違う、そうじゃない」。恐れることもできないまどかに酷いことをしてると気づいて、
 「できることは無くても、やらなきゃならないことはある」。その思いがランを飛び立たせた。
 しかしイゾが海中から立ち塞がり、ダメージを受け掴まれちゃった。

 「ごめん、まどか」。
 まどかにランの声が届く。ランのやらなきゃならないことは、謝ることだったんですね。と、
 「ランってば超ジャージ部魂じゃん」。ここでまさかのジャージ部魂。それを伝えるためにわざわざ来たこと、そう、それはジャージ部魂なんだ。
 そして、自分のけじめだから、謝る必要はないと。まどかは強く優しく。
 「だから、笑ってよ、同志」。
 伸ばした手と手が繋がって、そしてランは笑って。二人の心が通い合ったようですね。

 ランは気合い充実。イゾのフィールドにぶっ刺さり、「恐いなんて気持ち」を忘れてたランは「もう大丈夫だから」で、ウォクスシステムがついに起動。ウォーリアタイプに変形でフィールドを蹴破った。
 さらに、みね打ち攻撃が地味に効いていてフラフラのまどかのピンチに颯爽と駆けつけ、
 「わん」
 真剣白刃取り、見事に成功。
 ウォクスが2体となって、敵は撤退を選択。今度来るときは策を練って来るでしょうね。

 戦い終って、まどかもランも互いに感謝の言葉でいい雰囲気。
 奥さんも同志と認めて。
 大切な同志だから名前を付けないとね。と、「ミドリ」って、そのままだ。ちょっとかわいそうな。
 ランの方は「オルカ」。こっちはいいですね。

 一方、囚われのアレイはさすがに元気がない。鬼がウォクスのことですよね。まどかやランの未来に不安なものも感じられるけど。で、次回。

 まどかの魂がランのジャージ部魂にも火をつけたみたいですね。それで伝説の怖さも乗り越えちゃったんだから、ジャージ部魂は最強みたいな。
 手を繋ぐイメージや笑うとこもよかったですよ。まだ出会って少しだけど、すっかり同志な感じになれた。
 まどかの鴨川を想う気持ちも存分に伝わりました。住民の名前とかも出て来て、目線が鴨川に立った戦闘が、鴨川への愛を感じさせますね。
   ラン

        ---------------------
おまけ:    Another   ランジェ   第3話

    基地ファロス

まどか 「今日は鴨川を守れたし、ランは笑ってくれたし。
     んーーー、充実ーー♪」
ラン  「うふふ」
まどか 「それにしても、ランは白刃取りがうまかったねー。
     あ~あ、私なんて全然ダメだったよ。
     そうだ、ラン。私に白刃取り教えてよ」
ラン  「うん、いいわ」

    そして

ラン  「じゃあ私がこの竹刀で打ち込むから、まどかは受け止めてみて」
まどか 「わかった。よーし、いつでもかかってこーっい!」
ラン  「じゃ・・・えいっ!」
      パシーーン
まどか 「痛ーーい!・・・うぐ。なんのなんの、どんどん打ってきて、ラン!」
ラン  「・・・・・」

    パシーーン
      「フギャーー」
     パシーーン
       「アヒーー」
      パシーーン
        「グハーー」

ラン  「これは! ・・・楽しいかも」  ゾクゾクゾク

まどか 「う~、まだまだ! って、何笑ってるのよ、ラン!」

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獣の奏者エリン(再) 第42話 「セィミヤの涙」 を観て

 ハルミヤの死がもたらすもの。
 それはこの国の行方を大きく変える、シュナンを決断させるものに。

 セィミヤは自動的に真王に。
 祖母を亡くした悲しみ、急遽真王になった重圧と不安。つらくて涙も出てきますね。
 ダミヤの優しい言葉は遺憾無く威力を発揮。って、ダミヤも泣いてるよ。さすがの演技力。あるいはセィミヤにもらい泣きなのかな。
 好きな人を確認しつつ自分の売り込みをさりげなく、さすがに卒がありませんね。
 また、セィミヤは自分にもしもの事があったら現在後継者がいないので、早く生まなきゃと。

 大公領民は疲れ果てて真王の権威も届かなく。その上、真王暗殺の汚名を着せられては、もう生きる場所もない、限界を超えてる状態に。
 大公は、かくなる上は武力で真王を倒そうと荒ぶった考え方の人だけど、それじゃあ真王領民の心を掴めないと、確かにそうですね。父を怒らせずに納得させるシュナンのうまいところ。
 シュナンはもう今しかないと、何年も前から温めていた考えを実行すべく王宮へと。

 セィミヤは襲撃は大公の仕業だと思い込んでるから、シュナンにはひどく傷ついてる。裏切られた思いでしょうね。接見を許したのは、彼女にも言いたいことがあったからでしょう。
 やはり怒りをぶつけるセィミヤ。
 でも、シュナンにはちゃんと論理立った潔白の理由があって。
 暗殺による利益のないこと。真王に任せられないと判断したのなら、堂々と攻め倒すと。口にすべきでない真王を倒せる宣言は、シュナンのこの会談にかける本気度の強さ。
 対して、神である真王を倒せば国が亡びると、ダミヤ理論。しかし、
 「私にはセィミヤ陛下が神であるとは思えません」。現実へと踏み込んでいくシュナン。
 そして、清らかであり武力で守られてないと言うセィミヤにシュナンは現実を見せつける。
 入って来た傷ついた兵士たち。これが現実。大公軍の哀歌が彼等の嘆きを染み渡らせて。
 シュナンは全力でセィミヤにぶつかりましたね。とても厳しく、なんとしてもの強い思い。セィミヤにはキツかったけど、現実を知るのは大切なことですね。

 雨に濡れるシュナンがちょっといい男に。
 サロウの花の咲く庭で二人は会い。
 セィミヤは意志を強くしたよう。それでもハルミヤのように国を治めていくと決意を。
 でも、それでは国は亡びると。そして、シュナンの長年考えてきたこと、
 「それを防ぐには、私達がしっかり手を結ぶしかありません。
  あなたの身を私に捧げてください」
 「あなたに、結婚を申し込んでいるのです」。
 ついに言いました、シュナン。でも、神の子孫と穢れた大公の息子じゃ添えない、とセィミヤの返事はノー。
 神であることの証明。
 シュナンの提案は4ヶ月後のタハイアゼ。もしセィミアが王獣に守られ闘蛇が頭を垂れれば服従を誓うと。
 神でないと認めた場合は青い旗を揚げ、シュナンと結婚。
 戦うか結婚かの選択。シュナンは最悪の場合も覚悟してたでしょうね。

 「私を好きだからでなく」。この国の為に結婚するのと、これはシュナンを好きな女として、涙があふれちゃいますね。
 「違う」。「うそ」。これはもう愛し合う二人。
 口づけが交わされればめでたしとなったかもしれないけど、セィミヤは拒んだ。
 やはり大公の血を穢れるとみたのか。それだけじゃない気もするけど。
 頃合いを見てたダミヤが入って、今回はここまでとなりました。

 セィミヤとシュナンの物語として印象に残る回でした。
 特に後半の雨の中でのシーンは抑えられた切ない雰囲気がよかったですね。
 また、結婚の申し出でこの国の行く先も大きく動きだしました。タハイアゼが出てくると、最終回が近いなと感慨したりも。
 あと、今回は負傷した兵士も印象に残りますね。大公軍の哀歌とあいまって、とても強く残りました。
   セィミヤの涙

      -----------------------------
おまけ:    Another   奏者   第42話

    王宮  真王の間

シュナン 「入って来るがいい」

   負傷兵たち  ゆらゆらゆら~

セィミヤ 「う・・・、シュナン・・・」

シュナン 「これが現実にござい・・・」

セィミヤ 「シュナンッ!! 私は怒っているのですよ!」

シュナン 「え、あ、は?」

セィミヤ 「このような者たちに長旅をさせて、あなたは鬼ですかっ!」

シュナン 「・・・・・・・うっ」

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Author:maruko69号
岐阜県在住
おっさんです。
おまけのパロディは自作です。
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