機動戦士ガンダムAGE 第4話 「白い狼」 を観て

 ウルフは結構楽しい兄ちゃんですね。フリットの良き兄貴分になってくれそうな感じ。
 エミリーはフリットが戦場に出るのを嫌がってるんですよね。死と隣り合わせなんだから当然。
 フリットは自分がガンダムのパイロットだってこだわってるけど、一度実戦してそっちの面でも取り憑かれちゃったかな。
 ディケはユリン達と一緒にコアに行けば良かったのにね。エミリーに残るように脅されてたりして。
 グルーデックはやっぱり何かあるみたい。
 休憩室でのクルーのアットホームな雰囲気、いいなと思います。

 冒頭の「最高の俺」で、はい?となったところで、今回はウルフのデビュー。
 「てゆうか、お前ら誰だ」。ずかずかっと入って来てわめき散らして、皆ポカンとなってるよ。
 失礼なことを言ったりするけど、なんか憎めないよね。

 「俺が乗る」。白がとにかく好きなのね。新型に乗りたいのももっとも。
 でも、フリットは断固拒否。1話ではラーガンに乗ってって頼んでたけど、一度味を覚えて自分のものって我儘がでちゃってるね。自分で作ったと言っても予算は軍が出してたんだから、軍のもの。隊長が言えばそれで決まりでいいんだけど、
 「なら勝負といこう」。ウルフは優しいね。相手を納得させるための気遣い。
 と、エミリーはちゃちゃっと計算して、これをチャンスと捉えた。彼女の行動で模擬戦決行決定。判断実行成果のエミリーらしいところ。
 グルーデックは「訓練になる」って、フリットをパイロットとしてすっかり認めちゃってるね。

 当然ウルフが優位に立ってるんだけど、バルガスのアドバイスで追い上げてきた。ユリンの特別個人教授の賜物だよね。でも、このままじゃ計画が台無しになる恐れで、エミリーはヤキモキ。
 と、UEが突然割り込んできた。勝負は中止で一気に緊張。エミリーは真っ青。自分が死地に肩を押してやった心境か。

 フリットはとても好戦的。UE憎しというよりも、戦闘に魅かれてるようにも。突っ込むけど、ウルフがとめて、
 敵の母艦らしきもの航行中。ガンダムが幕の内側に入っていくようなシーンがあったけど、その中のものはレーダーで捉えられないみたい。視認のみの空間。
 やり過ごそうとするけど、肝っ玉の小さいフリットは耐えらんなくて飛び出しちゃった。ウルフが盾になって、フリットはディーヴァへ。「お前の為じゃない」とは言うけど、ウルフはさすがの先輩だ。
 相手の攻撃をかわして逃げるのは元グランプリスターの真骨頂かな。でも「ちょっとカッコつけすぎたかな」追いつめられて、と、ドッズライフルのフリットが戻って来た。これはウルフを助けるためにの一心ですね。
 ウルフの機転の隕石煙幕で身を隠すのに成功。ライフルを奪うウルフが頼もしい感じ。
 母艦の姿が視認からも消えたけど、レーダーにも映らなくて視認も出来ないと戦うのが大変そうだね。多分すごい科学技術。それともワープなのかな。
 「ありがとうございます。ウルフさん」
 「お前もなかなかやるじゃねぇか」
 戦いを通して認め合った二人。お互いの本当のところに触れることが出来たみたいですね。

 グルーデックはUEの正体に心当たりがあるみたいだけど、やっぱり人間なのでしょうか。光学センサーって言ってたけど、モニターを通さなければ見えるのかな。

 勝負は中止になっちゃったけど、最後の様子からウルフはフリットをガンダムのパイロットと認めたみたい。
 ウルフといい、わりと和気あいあいとした旅になりそうですね。
 フリットはこういう子だったんだというのが少しづつ見えてきた。
 戦闘シーンはこういうのがあってると思う。発進はもっとシンプルな方がいい。
 次回、ファーデーンで子供3人は進路を決めることになると思うけど、はたしてディケはトルディアへ向かうことが出来るのでしょうか。
   さあ、どうする

       ---------------------
おまけ:    Another   AGE   第4話

   コロニーコア救出後
        ディーヴァ

アナウンス「正規乗組員以外の方は、速やかにコロニーコアに移動して下さい」

ディケ  「あ、僕等も行かなくちゃ」
エミリー 「待って! 私達は残るのよ」
ディケ  「え?! 何で?」
エミリー 「フリットがこっちにいるからに決まってるでしょ!」
ディケ  「ふ~ん。じゃあ僕一人で行くよ」
エミリー 「私達って言ったでしょ、ディケ。あんたも残るのよ!」ギロリ!
ディケ  「ひっ、ぼ、僕も? 何で?」
エミリー 「いい、あんたは残って、とにかくお母さんに会いたいって可哀想な少年を演じるの。で、」
ディケ  「本当に会いたいんだけど・・・」
エミリー 「黙って最後まで聞く!」キッ「で、可哀想なディケはお母さんに会うために旅に出ることになるんだけど、一人でなんて危なくて行かせられない。私が付いて行くも、女の子だから頼りない。そこで親友のフリットが『いいよ、ディケ。僕も一緒に行くよ』ってなって、ガンダムとはさようなら~。もうあんな危険なことはしなくていいって寸法なのよ。ムフン」
ディケ  「え~~~・・・」
エミリー 「わかったわね!!」 ギロリ!!
ディケ  「ひっ・・・・・う、うん」 シュン

    ディーヴァ  ガンダム整備中

フリット 「これも、大切な仕事の一つさ」
エミリー 「仕事だなんて、軍人みたいなこと言って」
     (ディケ、今よ!) ギロリ!
ディケ  「ひっ、・・・父ちゃんと母ちゃん、今頃どうしてるんだろう」
フリット 「だったらさ、聞きに行こうよ、艦長に」
エミリー (グッジョブ、ディケ) ニッ♪
ディケ  「う~~・・・」

    とにかく再会できるといいね、ディケ

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灼眼のシャナIII(Final) 第3話 「旅立つために」 を観て

 「旅立つために帰って来たよ」
 具体的にどういうことかは分からないけど、シャナに一度会わないことには旅立てないよう。心情的なものとは違う何らかの施しの必要があってのような気もするけど、どうなんだろう。
 街を巡る彼は悠二そのもののようだけど、自称が「余」だったり、ラミーの正体をすらと口にしたり、祭礼の蛇と悠二の境界は全くなくて、合わさって一つの悠二でもあり祭礼の蛇でもある新しい意思になってるよう。だから、祭礼の蛇と悠二が会話をするようなことはもうないと思っていいのかな。

 田中は早くも戻って来ましたね。佐藤の超一方的な電話でバタバタバターっとだったけど、「はい」指示をくれたマージョリーへの返事は気持ちよく、モヤモヤが消えて逆に佐藤に感謝かな。正しい判断としてた「逃げ」に引っかかるものを持ってたんだろうし、自分の関わりたい、そうすべきだ、との思いはずっとあったんだよね。マージョリーはもちろんうれしいよね。
 佐藤は一方的だったけど、田中の気持ちになんかにかまってるどころじゃないから仕方ない。田中を焚き付けようって計もあったかも。
 集団行動が身に付いて来たマージョリーってのも。マージョリーから飲み友達のヴィルヘルミナ、そしてシャナへ。そしてシャナから吉田一美へと。佐藤から始まった伝達網が一つのチームを思わせる。
 シャナがすぐ吉田を気に掛けたのがいいですね。大切な友達。吉田は、放り出されるのは嫌、と強い子。八百屋にいる辺りがさすが吉田さんですね。
 田中と吉田のペアで「玻璃壇」へ。出来ることをする、ですね。
 附箋だと気づかれるってことで、文明の利器、携帯電話が華々しくデビュー。これからは大活躍かな?
 マージョリーが坂井悠二を確認で、シャナはさすがにびっくりしたけど、「本当によいのか?」、シャナの覚悟はいかなるものか、橋の鉄塔の上に一人、悠二の来るのを待って。悠二がそこに来ると思ってそこで待つのか、そこに悠二に来てほしくてそこで待つのか。

 悠二は懐かしい街を歩きながらそこであったことを振り返って。こんな風に辿りながら、悠二の独白をつけながらの回想はいいですね。単なる総集編とは趣が違ってくる。
 手紙はやっぱり悠二が返したんだ。消える時に身に着けてたものは消えなかったみたい。
 駅から始まって、初めて出会った商店街、ラミーと出会ってマージョリーと戦った美術館、佐藤の家、フリアグネのデパート、仮装行列、祭り、父さんとの橋、そこから街を二分する川に沿って。悠二の皆に対する思いが優しいな。
 千草に子が宿ったのが悠二が姿を消す決心を後押しした印象も。
 「自分の存在が無かったことになったとしても、それが分かってる上でもやりたいこと」。あの時言ってた「変えたい」ですね。
 「心からそうしたい、見出せた未来」。シャナと手を繋いでるイメージだけど、戦いのない世界と思っていいのかな。
 「好きになってもいいと気づかせてくれた」。悠二はトーチである自分には人を好きになる資格がないと思ってたけどシャナが、ということかな。
 この橋は愛染の兄妹と戦った時のですね。その鉄塔に登り、
 「ここまで来たんだよ。シャナ」。赤く染まる時間帯。シャナには再会を喜ぶ気配は微塵もなく、今、目の前にいる悠二をどう受け止めているのか、緊迫した中で次回へ。

 シャナが悠二の帰還で緊迫したのは、その気配が明らかに悠二のものとは違うからでしょうか。紅世の王を思わせるもの。悠二が消えた時点でバルマスケとの関係を考えるし、悠二がそのまま帰って来るとは最初から思ってなかったでしょうし。シャナは事情が分からなくても戦う覚悟を持って。
 悠二の語りは良かったですね。思い出語りからしだいに緊張が増していって、最後にシャナと対面したときはゾクゾクっと来ました。
 次回、二人はどんな言葉を交わすのでしょうか。
   ここまで来たんだよ

         -------------------
おまけ:    Another   灼眼   第3話

    土手
     ピロロロロ
シャナ    「ん?何の音?」
ヴィルヘルミナ「電話であります。現代人として当然のたしなみなのであります」
ティアマトー 「常時携帯」

シャナ    「ヴィルヘルミナ、それ、貸して」
ヴィルヘルミナ  はい
シャナ    「むー」
        ピッ ピッピッ
         ピピピピピピピピピッ
        ピピピピピピピピピピピピピーッ
シャナ    「・・・・・爆発しない」
ヴィルヘルミナ「返すでありますっ!」
ティアマトー 「危険回避」
     ピロロロロ
シャナ    「あ、待って。弔詞の詠み手からだ。もしもし。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        ・・・・・・・・・・・・・・・ハァッ!!!」
         携帯 ポロッ ガシャーン!
ヴィルヘルミナ「ああっ!!」
ティアマトー 「一撃大破」
シャナ    「わ、わざとじゃないっ」

     取り扱いには注意しようね♪

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テーマ : 灼眼のシャナ
ジャンル : アニメ・コミック

WORKING’!! 4品目 「マンホールスパイラル」 を観て

 そんなに自分を責めなくていいのに、八千代さんは生真面目で繊細ですね。ちょっと鈍感だけど。
 さて、心配する佐藤君は気持ちを悟られぬまま彼女の悩みを解決してあげることができるのでしょうか。

 生クリームが全滅な上に八千代が杏子と買い物ルンルンで、佐藤さんのぽぷらへの八つ当たりがハイグレード。
 小さい店長の小鳥遊妄想は小鳥遊君じゃなくてもラブリーでいいですね。

 回想の八千代がかわいい。ほっぺたに食欲を見せる杏子って、どうなんだ。
 と、マンホールから奥さん登場だ。普通の人が出てこない作品だけど、奥さん、負けじとインパクト大。何故マンホールを彷徨う。牛乳の買い物でずっと迷子だったとは。それにその牛乳、どこに仕舞ってんだ。乳つながり?
 杏子の胸と、知らせた場合のシュミレーションで、まごまごしてるうちに奥さんをロストしてしまった八千代は、自分のせいだと、音尾に申し訳なくションボリ。普段は敵の音尾のために今回は気に病んで、ちょっとドラマチックな構造。

 山田の誤解の仕方が、位牌になってる時点でなんなんだけど。
 気になってさぐる佐藤に、「私のこと、好き?」って八千代、唐突だ。何故この質問?と、ダメな自分が人間として好きかって聞いたのね。カットが切り替わる、切り替わる、で、佐藤の返事は「まあまあ」。さすが佐藤君、ということにしてあげましょう。

 やり取りを見てた伊波の想像はその通りの三角関係。伊波さん、感情移入能力が強すぎるよ。
 伊波の励ましに、「お前もな!!」って、今回一番耳に残った佐藤のセリフ。
 佐藤を見て涙ぐむ伊波がかわいいな。佐藤にしてみればそりゃ鬱陶しいけど。

 小鳥遊君の誤解はもっとも。「イラッと」に、相馬君、輝いてるよ。好きですねぇ。でも残念、小鳥遊君にとっては伊波さん、犬と同等だったよ。
 小鳥遊君に確かめられるときの伊波さんの目のアップがとってもいい演技。
 「好きな人はいるの」と、伊波さん、とてもかわいい。暴力が無ければ本当に乙女な女の子。でも小鳥遊君はやっぱり誤解で釈然としてないけど、でも二人、いい感じなんじゃないでしょうか。

 噂をすればで音尾さんが帰還。八千代は申し訳ない気持ちでいっぱいで。いつものように斬りかからない八千代に、佐藤さんが動いた。「音尾のおっさんにやましいことがあるんじゃないのか」
 みそこなう、嫌われるから言えない八千代。に、「俺はお前のこと、嫌いになったりしない」。これは!、と、でも店長、店の連中って足しちゃって、押せないのね、佐藤君。
 報告して謝る、は善処。手を引いて、かっこいいよ。音尾さんはもちろん怒ったりしませんね。ツチノコと同じレベルじゃ一生会えないような。
 悩みが解決して、「ありがとう、佐藤君」。佐藤君は、同僚だから無碍に怒ったりすることはないから遠慮や隠し事なく信頼すればいいってことを言いたかったのかな。
 八千代さんは佐藤が彼女を好きだってことにはやっぱり至らなかったみたい。佐藤君は一連の対応で無茶苦茶お疲れ。無理して隠しすぎだよ。

 再び旅立つ音尾の後ろでマンホールの蓋が。まだ近所にいるじゃないですか。
 八千代は元に戻って、佐藤のイライラする関係はこれからも同様に続いてくみたい。新たに涙目の伊波さんが加わって。

 相馬君はへたれって言ってたけど、いやいや、そんなことないと思うよ。佐藤君の気持ちはよくわかる。
 頼れる佐藤君と「私なんか」の八千代さんとの組み合わせ、いい感じでしたね。なんだか身近に感じる。
 奥さん、春奈さんは予想を上回るユニークな人で、ぜひ再登場をと思ったり。
 山田はりんごを供えたり、人形を作ったりと、かわいい面。もし養子になったら春奈さんがお母さんになるわけで、とっても愉快な家庭になりそうですね。
   ありがとう、佐藤君

       ----------------------
おまけ:    Another   ワーキン   第4話

   ワグナリア  事務室

八千代 「ごめんなさい。連れて来ようとしたら、いなくなっていて」
音尾  「いいよいいよ、気にしないで」
      ガチャ
杏子  「おーい、音尾。今度はしばらくいんのか~?」
音尾  「あ、いえ。すぐにでもと思いまして」
杏子  「ふ~ん。そっかー・・・」

八千代 「ハッ!! また杏子さんの心が音尾さんに」 ゴゴゴ・・・
      チャキ 「・・・ごめんなさい!!音尾さん!!」
音尾  「だから気にしなくてもいいって・・・」
      キラーン 「ドワーーーーッ、ととと、轟さん??」
八千代 「ごめんなさーっい!」
音尾  「ひ~~~」
佐藤  「待て、轟っ! みね打ちと誓ったんじゃないのか!!」
八千代 「ハッ!、・・・誓ってはないけど、みね打ちゴメーッン!!」
音尾  「ひ~~、それもヤダーッ」

     もとに戻ってよかった、のかな?

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テーマ : WORKING!!
ジャンル : アニメ・コミック

獣の奏者エリン(再) 第30話 「四年目の冬」 を観て

 今回は総集編。
 エサルがカリサと茶を飲みながら振り返る形式で、落ち着いた感じ。エサルの語りは本編のナレーションと重なってたけど、エサル独自の見解なんかも聞きたかったかな。

 四年が経って、エリンは18歳の最上級生。次の夏に卒舎の試しが控えているポジション。
 そしてリランは成獣になって、とてもでっかく育ってる。顔も精悍になって、改めて今までが幼獣でかわいかったんだなと実感。王獣舎も立派なとこになってる。
 前回エサル先生とは緊迫してたけど、それ以降はうまくやってるようで。エサル先生はエリンに希望を託してるみたいですね。かつて王獣に夢中になっていた若かりしエサル先生。
 エリンの遺書は先生の引き出しの中、エサル先生もこれに考えさせられるところがあったみたい。
 一方で、新任教導師キリクの赴任を知らせる手紙も。
 後半を前に一息といった今回だけど、雪の降る中のエリンとリランの描写は、彼女達のこれからがどうなっていくのだろうと思わせるものがありますね。
   4年目の冬

        -------------------
おまけ:    Another   奏者   第30話

    王獣舎の前

エサル 「あなたはもう最上級生なのだから、あなたの思うようにやってごらんなさい」

エリン 「あ・・・」 ドキドキ 「・・・あれ?」

エサル 「どうしたの?」

エリン 「あれ、あれ、なんでだろ。やりたいことが沢山あるはずなんだけど、いざそう言われると、なんで、思いつかない」

カリサ 「ふんふん。それは、あんたが今まで、言われるまでもなく十分好きにやって来たからだよ」

エリン・エサル 「いつのまに!!」

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テーマ : アニメ
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機動戦士ガンダムAGE 第3話 「ゆがむコロニー」 を観て

 コア引っこ抜き作戦が成功するかどうか、最後まで予断なく引き込まれました。
 ブルーザー司令の最後まで諦めず住民を救おうとする思いの強さ、責任感に、人のあるべき姿を見た思い。
 戦いの中、あせりや弱気を見せるフリットと彼を導くユリンのコンビがとてもいい感じで。
 熱い人々と展開、それとコアが引き抜かれていく描写はダイナミックで正統なSFを感じた。
 生まれ育ったコロニーが崩壊するのを見送る人々には、その心情がよく伝わって来ました。

 グルーデックが艦長に成りすましたのは、救出のための最善手と考えてで、その責任感のほとばしりだったみたい。ブルーザーとの会話がいい。確率など意味がないと叱るブルーザーと、「はい」といい顔で答えるグルーデック。作戦成功の為、皆が一丸となって頑張る姿に、自然と応援したくなってくる。

 ドッズライフルを使わせない敵にフリットは焦ってるけど、ユリンが手を重ねると、敵の動きが見えだして撃破。ユリンが触発したみたいだけど、フリットの中には何か特別な血が流れてるのかな?

 ノーラ内部に敵侵入で、コアがやばいよと青くなったり。でも違って、敵が攻撃したのはブルーザーのいる基地。作戦を知ったうえでの行動か、謎だらけのUEの行動。ブルーザー、やられちゃったの?!と心配したけど、どっこい生きてた。「異星人どもに、我々の意地を思い知らせてやろうじゃないか」。ブルーザー、かっこいい。

 7年前、親を亡くしたフリットをブルーザーが引き取ったんですね。モビルスーツ鍛冶の能力に興味があるからと。だからフリットのガンダム製作は彼の目的に見合うものだったし、フリットも彼の期待に応えてきた。そんな関係だったみたい。育ての親としての感情も当然生まれてきたでしょう。ガンダムを救世主と呼ぶフリットを彼はおかしがるけど、モビルスーツはあくまで兵器であると考えればそうでしょうね。フリットは、悪、無差別に殺戮するUEが念頭にあるから、より救世主の考えが膨らんでる。
 「生かされたことに意味がある」とは、その血筋のことかな?

 ブルーザーの意地でシャフトの切り離し成功。よくやった、立派だよ。コアがコロニーから抜けていく様子に感動。
 でも敵がコアに向かって、「コロニーの皆にはもう絶対手を出させない」ガンダムは決死の通せんぼ。敵は退却したけど、気迫に押されてってわけじゃないよね。ますます謎だらけのUEの行動。

 何とか間に合った、と思ってたら、シャフトが引っかかって、ここまで来ての絶望感。と、コロニー内に移動熱源。もしやガンダム、じゃなくてブルーザーさんだ。爆弾抱えて、この人は最後の最後まで。その最後にフリットに通信。「よくやった。作戦は成功だ」。その成功の最後の一手の自分。
 「救世主になれ、フリット。ガンダムとともに」今ではその考えを答えとして。

 コロニーのねじれ崩壊は、宇宙の中、故郷が消滅していく様子がよく描かれていた。

 民間人のユリンはコアへ移動でしばしのお別れ。リボンをプレゼントで、なんだかフリットがうらやましい。リボンってアイテムがいいですね。
 そして、ディーヴァの一室で白髪君が目覚めて、次回。

 戦闘がわかりやすくてよかった。やたら速くて何が起こってるかわからないよりもこの方がいい。
 ユリンは結局謎のままだったけど、フリットにも似たような潜在能力があるみたいで。血縁的に近いとかもあるのかな?コアとディーヴァは別行動になるみたいだからまだ先になると思うけど、再会が楽しみです。
 ブルーザーをはじめ、一人一人のキャラが魅力的。緊張感のある展開もよかった。
 フリットとブルーザーの関係は、前回までにもう少し描写があった方がよかったかな。
 次回は白髪君とフリットが対決みたい。
 エミリーとディケは残ってて大丈夫なのかな?
   お前は面白いことを言う

         ---------------------
おまけ:    Another   AGE   第3話

  7年前とか ブルーザーの家

ブルーザー 「今帰ったぞ、フリット。お腹が空いたろ。ほれ、店屋物だがうまいぞ。ヒック」
フリット    読書 「ぶつぶつ・・・」
ブルーザー 「どれ、テレビテレビと、ぽちっとな。ワハハハハハ」
フリット  「・・・・・」 すくっ とてとて ガーッ
ブルーザー 「アハハ、傑作じゃな。のう、フリット・・・れ?、どこ行ったんじゃ・・・ま、よいか、ワハハハハ」

  3年前とか ブルーザーの家

ブルーザー   そわそわ
フリット  「ただいまー」
ブルーザー 「!、遅かったじゃないか。また、ガンダムのところか? 熱心なのはいいが、子供が毎日こんな夜遅くまで外出は感心せんな。設計なら家のコンピュータでも出来るだろ」
フリット  「家じゃ、落ち着いて出来ないから・・・」
ブルーザー 「は?」
フリット  「工場なら心配かけないでしょ」
ブルーザー 「まあ」
フリット  「さしずめガンダムは、僕をこの家から解放してくれる救世主だから」
ブルーザー 「え~~~~~~~~~?!」

フリット  「わー、うそうそ。泣かないでよ、ブルーザーさん」
ブルーザー 「ぐすっ、・・・本当にうそかね?」
フリット  「うん。でも、中学に入ったら一人暮らしさせてもらうからね♪」
ブルーザー 「うっ」

     ありがとう、ブルーザーさん

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maruko69号

Author:maruko69号
岐阜県在住
おっさんです。
おまけのパロディは自作です。
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