神様のメモ帳 第12話(最終話) 「君と僕と彼女のこと」 を観て

 「僕が彩夏の為にできるのはそれしか」
 ナルミ君、また思い切った方法をとりましたね。でも、これがナルミ君。兄弟杯の頃からそうだったけど、普通身の平和を考えて避けるところにも、何かの為にガッと踏み込んでいっちゃう。彼自身がこうあって欲しいの道標みたいに感じる。
 彩夏は何故飛び降りたのか。何故校舎の屋上からなのか。
 解き明かされた時、ナルミはどう感じるのでしょうか。

 墓見坂は彩夏の携帯を雑魚に持たせておちょくってる。
 エンジェルフィックスを手に入れたナルミ達だけど、ナルミはその袋に違和感を覚えて、ペンで塗りつぶすと天使の羽が、油性の透明インクで書いてあるから弾いて発見。普通の人には見えなくても、薬を飲んで視覚が鋭敏化した人には見えるって。
 薬が欲しい人は、薬を飲んでその印を探しださなきゃいけない。薬の効力を試す実験と、それだけの労をしてまで薬を欲しがる信者が出来るかの実験。

 売人を見つけるには薬を飲むしかないって、「僕が飲む」。ナルミは彩夏の為にできることをと、これは皆とめるんだけど、アリスは覚悟を確かめて、「進むしかないだろう」。同意する彼女にも強い覚悟がありますね。

 薬を飲んだナルミ君が、ひどい鬱兄ちゃんになって、楽しいことをでアリスが止めるけど彩夏のことを考えて、ナルミが見たのは天使の羽の彩夏。薬の見せたナルミの天使。
 それは売人の頬の羽マークで、ヒロが尾行でアジトをつきとめた。

 依頼完遂。ナルミの目の下の鬱血と同じものが彩夏にもあったから、彩夏も薬を飲んでいたということ。
 精神作用が拡大され、育てた花の罪悪感からの飛び降り。
 翼を広げた彩夏は、事実ではないがナルミにとって真実。彩夏はナルミの心の内の天使。

 ナルミのおかげでアジトが割れたから、四代目も借りが出来たと、素直な感じですね。
 エンジェルフィックスの製造場所は活気が全くなく。墓見坂ももうダメダメな感じで。
 墓見坂のしたかったことは。皆に本当の世界を見てもらう。実際に天使に連れてってもらう。薬がそれ自身の力で拡散するシステムの構築。やり遂げたって喜んで。
 でも、彩夏に関しては、警察に行くって言ったから無理やり飲ませたと。それが事実でした。
 天使の迎えに来た彼へのアリスの手向け。神様のメモ帳に君の名前はなかったから天使は迎えに来ないと。墓見坂は大ショック。
 気持ちよくいかせたくなかったからジャンキーをからかっただけと言ってたけど、14万4千人とか、適当なのかな。

 トシを任されたナルミは「立てよ。いいから立てよ。立てっていってるんだ」その悔しさや怒りを拳にしてぶつけるけど、「残ったのは痛みだけだった」。ナルミの感情がビリビリ伝わってくる場面でした。

 季節が巡って、春が近くなって。返事をすることのない彩夏に色んなことを話すのはナルミの贖罪。
 そんなある夜、アリスはナルミを連れて学校の屋上へ。ナルミと彩夏の過ごした場所。
 残された疑問、何故彩夏は学校の屋上を選んだのか。それは、屋上を閉鎖する為と。そして、「見てごらん。始まるよ」。
 朝日を浴びて花開くナガミヒナゲシ。それはMGCを型作り。彩夏は薬に塗りつぶされる中、この場所に花を植えたことを思い出し、それを守る為にこの場所から飛び降りた。
 「彩夏は君のことを考えていたんだよ」。最後の最後で。

 病室の彩夏の瞼が開いて、奇跡的に意識が回復したみたいですね。

 ナガミヒナゲシを植えたのは腕章を作った後だから、9月ですね。文化祭の話があった時、これが踏み荒らされちゃうからションボリだったんだ。最後の夜、ナルミの言ってくれたことはうれしかっただろうね。
 朝、そこを守ろうという気持ちで屋上に立つ彼女を考えると、何とも切ないものが。
 ナルミはもう、彼女と結婚するしかないねと思ったりしました。

 原作一巻のエピソードで、これを最後に持ってくるのもなるほどと納得してたんだけど、観終わってみると、やっぱり出会いからそんなに開けないほうがすんなり入っていけたかなと。いや、あけてもナルミともっとイチャイチャしてるシーンが沢山あれば。と思ったりもしました。
 ナルミの兄弟杯とか、こういった経験の後でならもっとすんなり受け入れられたと思う。

 ともあれ、この作品の肝はナルミ君がどう感じどう行動しどう考えるかで、ナルミ君のその一つの理想形ともいえる性向は引き込まれるものがありました。
 アリスはこれからもナルミをこき使っていって欲しいなと思いながら。
   彩夏は君のことを考えていたのだよ

        ------------------
おまけ:    Another   メモ帳   第12話

   10年後とか
     ナルミと彩夏の家  深夜

    グ~・・・ ク~・・・

電話  ♪ビロビロビロビロリ~ン

ナルミ「・・・ん?!もしもしアリス?・・・え!わかった、すぐ行く」
彩夏 「ん~・・・、またアリス?」
ナルミ「うん。何か事件だって言うから。すぐ行かないと」
彩夏 「ん~、私も、行く~・・・」
ナルミ「だから、いいよ一人で。彩夏は仕事で早いんだし」
彩夏 「ん~、一人でなんて行かせらんない~、もん」

    NEET探偵事務所
アリス「遅いぞ、ナルミ。君ももう立派なニートなのだからニートとしての自覚を・・・、彩夏!君はまた、」
ナルミ「ゴメン。やっぱりまたついて来るって。アハハ」
彩夏 「アリス~、せっかく来たんだから今日こそお風呂に入ってもらうわよ~」
アリス「ま、待て、緊急を要する事件なんだ」
彩夏 「問答無用。ほら、ナルミ君は表に出て」
アリス「わ~~。助けてくれ~、ナルミ~。見捨てるのか~、このボクを~」
ナルミ「ゴメン。アリスもいいかげんお風呂の入り方とか教わった方がいいと思うし♪」
アリス「お、覚えていろー、ナルミーっ」

   あまり変わらないかもしれませんね♪

                        おわり
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花咲くいろは 最終話(第26話) 「花咲くいつか」 を観て

 とてもいい最終回でした。
 一つの物語が閉じていくようで、でも、ここから始まるように。
 緒花が喜翆荘に来て見つけたもの。与えたもの。もらったもの。わかったこと。
 ぼんぼっている喜翆荘のみんな。
 雑巾がけ緒花の木目話の時、スイがクッとなるところは絶妙でした。
 エンディングで過去の場面が映ると懐かしく感じたりして、皆が生きていた、そして生きているような感覚が残りました。

 ぼんぼり祭りの描写はとても臨場感がありますね。実際のぼんぼり祭りもこんな感じで行われるのかな。女の子の神様がぼんぼりの灯る道を進んで願い札を集めて空へ届ける。

 「四十万スイになりたい。」 女将さんなら、女将さんみたいに、を芯にして走ってた緒花の夢にピタリと来ますね。仕事に誇りを持って、一生懸命で、子供っぽくって、最初の夢を忘れない。
 これを、いろんな人のぼんぼりが照らしてくれたから見つけることが出来たというところが大切ですね。
 スイさん、これはとってもうれしいですよね。

 孝ちゃんと会った緒花はもう最初から「言わなくちゃ」モードで、焼きそば屋前の緒花から画面に見えない何かが出てるように感じるんですが、「孝ちゃんが、」、ついに想いを伝えることが出来ました。「大好きです」。って、紅ショウガと青のりのハートマークだ。ブームなのかな。声を揃えての「ありがとうごだいます」が、成立しましたって感じでいいですね。

 スイの願いは何だったんだろう。一人で走って来たつもりでいたのは違うって気づいて、「許されるならもう一度」と、喜翆荘を夢見てるみたいだけど。

 喜翆荘の歴史と共にあった豆爺、長い間ご苦労様でした。喜翆荘の皆に優しく、愛の人でした。
 縁の決断にはちょっと驚いたけど、これは縁の成長。カッコよかった。もっと修行して再開。縁は今は旅館を本心からやりたくなってるんだから、しがらみだとかとは違う。
 「母さんの、女将の喜ぶ旅館を、俺、作りたいんだ」
 皆も駆けつけると言ってくれて、「バカだねえ」スイさんはとても幸せそうだね。
 「飲めよ」って、徹は孝ちゃんにからんでるの、かな?

 仲居として働くって、スイは元気だ。体は大丈夫かな?自分が動くのが性に合ってるのはもっともですね。
 憎たらしい母でいてあげるに、ありがとうございますの親子関係。絶縁状態からここまで辿り着けましたね。

 孝ちゃんは喜翆荘を気に入ってくれて。「旅館も働いてる人達も、お前が見つけたんだな」なんか深いことを言い始めた。居場所は自分で見つけて、自分で作っていくもの、と。イメージできますね。
 もし同じになったりしたらって、これってプ、プロポーズ??「お、お、(俺と結婚してほしい)」とか?
 でも次郎丸さんが、怒られて可哀想だ。

 「私の居場所はここなんだもん」3人娘はパジャマパーティー。夜通し話して、まだ続くみたい。
 喜翆荘の板前になることに夢が変わったみんち。
 夢が生まれる場所、喜翆荘に戻って来たいなこち。
 きっといつかの未来にいるはずだよと喜翆荘を眺めて。

 ついに看板が外されて、巴も蓮さんも涙だよ。
 「またね、スイちゃん」。豆爺も去って。
 人のいなくなった旅館をスイが一人まわって、スイの見た皆がいて人でにぎわう光景になんだかジーンときて。これはぼんぼり祭りの日の光景かな。それとも、スイの夢描いた光景かな。
 喜翆荘に、旦那さんに、さようならを告げ、と、
 「おーりゃー」。緒花が雑巾かけてるよ。1話を思い出す。
 「ちゃんとお世話になりましったって、ここに、喜翆荘にお別れしたくて」照れながら言って、木目の話をして。その後ろでそっと顔に手をやる女将さんが、もう、いいシーンでした。

 皆がぼんぼってたからこそドラマが起きて、どこでだってドラマは起こせるけど、
 「それでも私、いつかここに帰ってきます」
 スイは帰って来るのならと業務日誌を緒花に渡し。嫌ならいいよってかわいいですね。
 「私が豆爺の続きを書きます。この業務日誌を。だから必ずここに、」泣きそうな緒花の頬に手を添えて「ああ、待ってるよ」、優しく。「はい」元気に返事して、電車が動き出して。
 見送りながら「待ってるよ」ともう一度、スイの立つ湯乃鷺に雪が降りて。
 青鷺が飛び、景色が流れる。
 とてもいい別れのシーンでした。未来をみる、希望のある別れでしたね。最後はやっぱりこの二人で。スイの「待ってるよ」が胸にしみますね。

 そして、スイの言ってた様に皆真っ新なところから初めて。
 皆それぞれに自分の居場所を見つけて頑張ってますね。何だかここら辺、すごくジーンとくる。
 スイの、皆にこうして歩いて欲しかった気持ちも良くわかる。
 緒花も、おもてなしの本を読んで勉強中。
 春もつぼみだったけど、まだつぼみでこれから咲こうとしている緒花。
 そんなひとつの大切な時期の。
 線路の先に湯乃鷺を思いながら。
 
 とても好きなアニメでした。観てると元気が出て来る。
 皆が生きてる。それが一番感じるところ。
 自分の居場所や輝きたいや恋愛や仲間や、誰もの身近にあって大切なことが、力強く繊細に描かれてた。
 後半では特にスイがよく描かれてて、ほんとに素敵なお婆ちゃんでした。
 作品全体に散りばめられたユーモアが絶妙なのもすごかったとこ。アクションもよくて、実写じゃ絶対この味はだせないと思う。
 緒花は、彼女に感情移入するというよりも、彼女の周りの皆と一緒に彼女に振り回されるという感じで観てました。自分の中の眠ってる部分を叩き起こされるような。その緒花も結構悩みまくってるんですよね。これでまた引っ張り込まれたり。緒花という人物を見て追ってるような感覚。
 破天荒なように見えるけど、実はとても繊細で真っ当な感覚や考え方を持ってて、誰の中にも緒花のような部分があるんじゃないかなと思ったりもしました。
 本当にいい作品でした。半年間ありがとうございました。
   嫌ならいいよ

       -------------------
おまけ:    Another   いろは   第26話

   ぼんぼり祭り 翌朝

      緒花と民子の部屋
緒花 「パジャマパーティーはまだまだ続くのだー♪」
     ドカドカドカ
        ドア ガチャ
徹  「おいっ、何やってんだ、民子!」
民子 「徹さん!え?何って、あ゛ーーっ、もうこんな時間」
徹  「お前らも」
緒花 「う、・・・うおーーっ、今日も一日ぼんぼるぞーっ」
          バタバタ
菜子 「あ~ん、待ってー、緒花ちゃん」 バタバタ
徹  「まったくあいつは」
民子 「ム~~~」
徹  「う、コホン。ほれ、お前も早く着替えて来い」
       背中をポン
民子 「あ、」 ホワン

   そして午後
     喜翆荘 玄関前

孝一 「それじゃ、緒花。ありがとう。来てよかったよ」
緒花 「うんん、私の方こそ、来てくれてうれしかった。ゴメンね、あんまり相手できなくて」
皐月 「私等で最後か。じゃね、母さん」
スイ 「ああ、早く行っちまいな」
皐月 「あー、何々、お客様にその態度」
スイ 「ふん。お前は今回はお客様じゃないよ」
皐月 「フッ・・・じゃ、緒花も、帰って来るときには連絡しなよ」
緒花 「うん」

   タクシー ドア バタン

緒花・民子・徹・蓮二・巴・次郎丸・縁・崇子・豆爺・スイ
   「ありがとうございました。
      またの御越しをお待ちしております」
菜子 「く~~、むにゃむにゃ・・・」
   !!!
緒花 「なこちっ!!」

                  おわり
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いつか天魔の黒ウサギ 第12話(最終回) 「ほのかに白い終業式」 を観て

 さあ、最終回は皆でお風呂でサービス回ですね。
 登場機会のあまりなかった妹さんも参加で、お声のかからなかった数冴さんのファンは涙かな?もしいたら。

 ニャン吉の怪談でスタート。
 福引で当ったからって遥が誘いに。偶然泉もそのチケットを持っていて、泉はヒメアと大兎の三人で行くつもりだったけど、皆で行くことになっちゃった。そして、偶然風呂場の散らかってた月光と美雷もね。
 その場所は「おふろの王子様」。
 遥のボインボインを飴でつっついたりして、なんか泉がおっさんぽいよ。
 ヒメアは大兎も胸が大きい方がいいのかなって、ちょっとションボリだけど、泉の「あたしはイチコロよ~」で励まされたね。「よいではないか~」って、美尻をプニする泉って。

 男湯で耳をそばだててる大兎の反応が、鼻血吹いてますね。立ち上がった月光のヒップラインがなんだかとっても綺麗だ。
 偶然、エントリオ兄弟も人間研究にやって来た。もう、何だかすっかり馴染んじゃってるよ。

 大兎の気配をすぐ近くに感じて、「来ちゃった」。でも、大兎に胸を見られるのはやっぱり恥ずかしいね。ヒメアの問いに、「今のままで十分かわいいよ」って、ヒメアの不安も去ったみたい。一緒に入ってるみたいと、一時代前の新婚さんみたいでいい感じですね。

 泉はヒメアの髪を洗ってあげたり、本当にかまってあげるのが好きな子だね。
 できた妹さんへの皆の答えは、昔から変わらない絶滅危惧種の有言実行君で少し暑苦しい大兎は大兎で優しい。皆、好意的ですね♪
 美雷の月光話に、風呂桶直撃。何で位置がわかったの?あの角度だと、ジャンプして目視確認して投げた?
 泉の指使いにヒメアがビクッと。「ちょっと異次元じゃない」。
 「ウッヘヘヘヘ。美雷ちゃんも一緒にやろー」襲い掛かる泉と美雷でヒメアがなんかやられちゃってる。スキンシップ。スキンシップ。
 ユイカちゃんが沈んで女子はここまで~。

 一方、我慢比べの大兎と月光。月光のこめかみを汗が伝ってクワッて目を開けるところが。
 ニャン吉、もう一回出番があった。でも、セルジュがダメでロックが解けなくてハスガ暴走。最後はコチーンで男子も終了ー。

 風呂上り、大兎とヒメアはラムネで。泉はノンアルコールだけど酔っぱらってるよ。
 泉の、三年後には一緒にいないから、皆とワーキャーできて楽しいな、に皆しみじみと。
 「関節キス禁止」って奪って、「スケベでいいもんね」って、ヒメアは関節キスする気だったんだけど残念。
 皆と一緒で楽しいに、「フッ。悪くはないかもな」の月光。生徒会のチームワークも成長してきたみたいですね。

 黒守先生によると、大兎のあのイメージは「黒ウサギ」だそうで。
 日向は兄に何か期待してるようで。
 エントリオ兄弟も生徒会の一員となって、夏休みでも何やらお仕事がある生徒会。
 「ヒメア、俺もっと強くなるから」
 「うん。大兎ー」
 彼等の戦いは始まったばかりだ。 第一部 完
 みたいな感じでしょうか。

 印象は、序盤をさらっと舐めたって感じですが、果たして二期はあるのでしょうか。
 天魔とは?黒ウサギって?予言?黒守の目的?鴉?その他もろもろ、何よりも、エデルカで失った代償って何なの?と、ちょっと待ってーって感じだけど、これ以上詰めるのは無理だろうし、12話でやる以上仕方がないのかな。
 終盤には、大兎にもう少し強いところを見せて欲しかったんだけど、原作がある以上仕方ない。
 ビジュアルは頑張ってたと思う。
 やっぱり、戦いよりも学園とか、コミカルな感じのとこが好きだった。
 観てて一番印象の変わったのは月光。最初は嫌な奴って思ってたけどだんだんはまってきて、今じゃ彼なしではこの作品は考えられないような。成長物語も彼に一番感じられるし、美雷へのちらっと見せる優しさもいい。この二人のコンビはとても好きです。
 ヒメアと遥では、最初遥の方を応援してたけど、今は何だかヒメアに頑張ってほしくなってって、これは泉の影響かな。
 今回の泉はやたらおっさんだったけど、本当はそれほどじゃないよね。いい子だなと思います。
 大兎は、強くなる前にまず遥に返事をしてあげてね。暑苦しいのは彼の長所。そのスピリットはいつまでも変わらないでね。
   いいかげんに~

     -----------------
おまけ:    Another   黒ウサ   第12話

    おふろの王子様

ハスガ 「ムガーーッ!! 破壊!破壊!破壊!破壊ーっ!!!」

   壁  ズドドドド~~ン!

    あっ・・・・・・・・・

ユイカ 「あ、お兄ちゃん」
遥   「キャーッ」
大兎・月光「ぬわっ!!」
美雷  「うわ~~♪月光月光ーっ、洗いっこしよ洗いっこ♪。シュワワーでシャワワーで気持ちいいんだよー」
月光  「や、やめろ!、雑魚が」
ヒメア 「大兎、来てくれたんだ」
大兎  「ヒッ、ヒメアッ!あわわ、ちょ、ちょっと」
ヒメア 「うれしいっ」 ピョン
大兎  「わ゛ーーーーーっ」
泉   「ありがたや~、ありがたや~」
大兎  「何拝んでんだーっ。おい、月光、」
月光  「ああ、ここはひとまず、」
大兎・月光「撤退だー!」 ズダダダダーッ
セルジュ「ふむふむ、いや、実に美しい」
ハスガ 「何やってんだ兄貴ーっ。俺達も早く、」 ムンズ
ハスガ 「逃げろーっ」 ドドドドドーッ

ヒメア 「大兎、待ってーっ」 テテテ
 美雷  「月光ーーっ」    テテテ
  泉   「あっ。あたしも、あたしも~」 テテテ

ユイカ 「皆、恥ずかしくないのかなぁ?」
遥   「ねぇ、  タハハ」

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獣の奏者エリン(再) 第26話 「リランの心」 を観て

 カザルムでは日本と違って、夏休みが終わった後に新しい学年がスタートですね。
 夏休み前には「夏の試し」、これに合格しないと落第なんだけど、エリンはジョウンに余分な費用なんて払ってもらえないから、もし落第したらここから去らなくてはならないから大変。
 いくらエリンでもリランの世話ばかりしてたから、このままじゃ不合格って。気を引き締めて勉強しないとね。

 そんな大事な話の時にもリランの声が聞こえると、不安でさがしてるからって、エサル先生もあきれてますね。
 エリンが行くとリランは安心して、安らかに心地よさそうな二人。
 世話をしながら勉強だけどリランが甘えて、「リラン雲」って、ちょっと集中出来ないみたい。怒られてるのがわからないリランに、エリンも頭に汗が。
 部屋で勉強も、ユーヤンが「一晩泣き明かしたら立ち直るから」って。仕方なく夜空の下。
 エリンが「失恋」って口走って、トムラ先輩、反応ですね。トムラの暗記帳で二人とも和んで、なかなかいい雰囲気。「頑張ろうぜ。リランの為にも」。
 ウラリはエリンの為に要点をまとめて、普段ツンツンしてるけど本当は優しいね。皆がうらやましがってる。

 努力と皆の協力があって、エリンも夏の試しに無事合格。高等一段に進級できた。
 そして、長い夏休みのスタート。学童は皆里帰りで、ユーヤンは家に遊びに来るよう誘うけど、エリンはカザルムに残ることに。休みの間は一日中ずっとリランといられるから、残るのがエリンにとって一番の喜びですね。
 カシュガンの買った山吹色の髪留め。ユーヤンは「絶対彼女のや~」って、カシュガンみたいにかっこよければ彼女がいるに決まってる心理。乙女ですね。エリンは確かめに行ったけど、とにかくはっきりさせてユーヤンを楽にしてあげたいって思いかな。結果は姉ので、ユーヤン、パァーッと元気になった。

 残ったエリンはリランとの楽しい時間。
 そんな中、掃除中に何気なく「あっちあっち」と手を振ったらリランがしたがって、「入っていいわよ」にも、竪琴を使ってないのに、「リラン。わかったの?私の言葉がわかったの?」
 帽子を投げて遊んだりしながら、色々な言葉を理解してもらおうとしてるみたいですね。
 と、「待っててね」と言ったのにリランが中に入って来て、エリンがすくんで、でも、リランはエリンに甘えに来たんですね。エリンの顔を舐めて。エリンはリランの頭を抱えて。エリンがリランにこんな風に触れるのはこれが初めてかな。頬ずりして、リランをとても愛おしく感じてる。

 「私だけ?」他の王獣と遊ぼうとしないリランを心配してエサル先生に相談。このままじゃ、エリンの言葉を覚えても、王獣の言葉は覚えなくて、野生の王獣とは暮らせないんじゃないかと。
 でも先生の答えは、真王陛下に捧げられた獣だから、野生に還ることは決してないというもの。

 リランが野生に還るのを夢見てたエリンはとてもショック。
 悲しい気持ちだけど、それの理解できないリランは無邪気に。

 エリンは野生の王獣のようにの一心でしたから、これは相当こたえたでしょうね。何とかしたいって思っても、一学童に何とかできることでもないし、悔しさや悲しさが来ちゃいますよね。
 リランとスキンシップ出来るようになって、とても親密になって来て、さらにこうしたリランの将来を踏まえた上で、これからは世話していくんですね。
 今回は、恋がらみの話もありましたね。エリンとトムラもなかなかお似合いなんじゃないかなと思ったりもしました。エリンにその気が全くなくて完全に一方通行だけど。
   母親のにおい

       ----------------------
おまけ:    Another   奏者   第26話

    試験当日

トッサ先生 「はじめ」
    バサ バサ バサ
エリン 「え~と、チチモドキの毒にあたったときの対処法は・・・」
     すらすらすら
エリン 「ん?」
   遠く  ヴォー ヴォー
エリン 「リラン?、リランが呼んでる。ああ、今は行けないの。待っててリラン、リラン・・・」
      すらすらすらー
エリン 「先生、出来ました!」
トッサ 「なんと、もう出来たのかね」
エリン 「あの、それで、外に出てもいいでしょうか」
トッサ 「ああ、それは構わないんだよ。どれ」 ピラ
エリン 「それじゃあ、失礼、」
トッサ 「ああ!ちょっと待つんだね。本当にこれでいいのかね」
エリン 「え?」
      ピラリ
答案 『リランの毒はリランなので、まずリランとリランをリランし、さらにリランを加えたものをリランするのがリラン的です。・・・』

エリン 「ぎょ!・・・」 サーーーーーッ
      「すすすすみません!やり直します」

   その頃  卒舎の試し試験場
トムラ 「エリンはちゃんとやってるかな・・・」
       すらすらすら
答案  『エリンエリンエリンエリン・・・・・』
トムラ 「あ、・・・・・・」

   でも、みんな無事に合格しましたー♪

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青の祓魔師 第24話 「魔神の落胤(サタンのこ)」 を観て

 「俺は弟とは戦わねー!」
 兄弟対決回避。そうですね、燐はそういうやつだった♪
 そして、
 いや、本当にジーンときました。

 燐は雪男がサタンに取り憑かれたことに気づいて、獅郎のときのことがダブって。出ていけって殴りかかるけど、軽くいなされちゃいましたね。
 「パパ、寂しくなっちゃうところだったぜ。ウヒャヒャヒャヒャ」って、サタン節全開だ。器として成長するのを待ってたって、やっぱり子供への愛情なんて欠片も持ってなかった。燐はゲートを破壊するかもしれないから殺すって。前回、サタンってそんな悪い奴じゃないって感じもあったけど、ユリが特別なだけで、サタンはサタン。人の命なんてなんとも思ってないね。
 そのサタン。ただ遊びに来ただけじゃなくって、夢の達成の為にやって来たと。それは、ゲヘナとアッシャーを一つにして、新しい世界を作ること。ユリの夢見ていた、悪魔も人間もない世界を叶えようとしてるんですね。でも、サタンのしようとしてる事をユリは「そうじゃない」って言いそうですが。

 「待てや」勝呂が勝負を申し出た。サタンを倒すのは彼の野望。子猫丸や志摩もビビらずに、燐とのことを通してたくましくなってる。「キリーク」でも、とうていサタンには歯が立たず。
 「灰にしてやろう」で「はい」って言ったよ。と、シュラが参戦。ニーちゃん、今日大活躍で全員脱出。

 ゲートの破壊を考えるシュラに、燐は雪男を見捨てるのかと。燐の中には雪男を助けたいって思いがいっぱいで。呼びかければ正気に戻るかもしれないと。
 一人で行かせるわけにはいかないし、シュラもやっぱり雪男を助けたい。説得役を自分にしたのは、やっぱり燐じゃ不安だったからかな。

 出雲は冷静に判断。それに朴が心配だし。皆も自分たちの出来ることをと。大量のコールタールで正十字学園町は大変なことになってるけど、朴の救出も成功、みんな無事に避難してるみたい。

 「起こしてみせるさ。あたしの熱いモーニングコールでな!」
 熱いセリフでシュラの作戦スタート。サタンを誘ってゲートから離そうとするけど、気づかれた。「霧隠流奥義・蛇腹化百蛇抄」?を放つも燃やされて、ダメだー、と、「やめてー」。こっそり作戦を聞いてたしえみが来ちゃった。
 雪ちゃんは大切な人だから、「雪ちゃんを返してー」と大人しいしえみが大絶叫。切に叫ぶしえみだけど、ニーちゃんの七釜戸も破られて、命のピンチ。燐には黙って見てられるはずなくて、作戦はヤメ。サタンは作戦を見越していたね。

 やる気満々のサタンだけど、「俺は弟とは戦わねー!」剣を捨てた。第3話にもあったセリフ。そう、燐は弟と戦ったりしない。燐は最初から描いていたように、雪男に呼びかけを始める。
 「無駄無駄」ってボコボコにされても、「聞こえんだろ雪男。雪男ーっ!」叫ぶ燐。心象風景の雪男がピクッと動いて、燐の諦めない叫びに「兄さん」目を覚ました。でも、雪男の足を引っ張るネガティブ雪男達。これまでに描写された心理、そして、「兄さんなんて嫌いだ。兄さんなんていなければいいのに」これもまた雪男なんだよ多分。でも、「違う僕は、僕は」兄を大切に思ってる、また本当の雪男がネガティブを振り切って、
 「助けて、兄さん」。雪男に戻ったかと思われたけど、バン!。燐が撃たれちゃった。戻ったのは体の右半分だけだった。雪男は絶叫。雪男にとってあまりに残酷なこと。
 燐にとどめを刺そうとするサタンの左半身と、それを必死に阻止する雪男の右半身。そして雪男の出した結論は、自らの命を絶ってサタンを道連れにすること。
 「僕は誓ったんだ。兄さんを守るって」これまでに幾度と繰り返されてきたセリフがここにきてグワーッと。
 うわーっと思ってるところに、燐のパンチが。
 「てめえ、何一人でカッコつけてんだよ」
 「残された人間の気持ち。お前だって嫌ってほどわかるだろ」
 「あんな思い。俺はもう二度と味わいたくはねえ」
 そうだよね。そうだった。もう、ジーンときました。
 雪男にその思いが伝わり、サタンはもう憑依していることが出来なくなって。
 泣いて謝る雪男を燐がガッと抱いて。

 と、サタンは諦めてなくて空中にもゲートが出現。いったい何をおっ始めるつもりなのか、で次回。

 とってもよかったです。単純にバトルにならないところが青エクらしいですね。
 最後の方はすごく引き込まれました。
 声優さんの熱の入り方も感じられ、あと、音楽もなんかすごかったですね。
 燐の「サタンをぶん殴る」は達成されたってことでいいのかな。
 オリジナルに入ってからは不安を抱えながら見てたんだけど、燐の成長物語が分断されたみたいになったのは残念だけど、これはこれで割り切ってみれば、決着をつける一つの物語としていいものになってると思う。メサイアとかは頂けないけど。幾多の矛盾もさておいて。
 残すはあと一回。サタンを撤退させることは出来るのでしょうか。
   なに一人でカッコつけてんだよ

       ---------------------------
おまけ:    Another   青師   第24話

    正十字学園最上部

雪男 「ごめん。兄さん、ごめん」
燐    ガッ  抱き

サタン「ギャハハハハハハ。まさかこの俺が吹っ飛ばされちまうとはな」

雪男 「兄さん。傷は?傷は大丈夫なの?」
燐  「なあに、こんなの何ともねえよ。唾付けときゃすぐ治っちまうって。と、痛たた」
雪男 「ほら、ダメだよ兄さん。そうやっていつも無理して、悪化させて。そのたび僕が手当てすることになるんだから。ほんと、小さい頃から変わらないな、兄さんは。フフフ」
燐  「んだと、俺だって色々成長してんだよ。例えば、あれだろ、あれ、ほら、」
雪男 「フフフ、ははははは♪」
燐  「な、何だよ。笑うんじゃねーよ」

サタン「ガーーッ!!無視してんじゃねーーよ!!!餓鬼どもがーっ!!!」
燐  「うるせーーっ。いいとこなんだから邪魔すんなーー!!!」
サタン「きっ・・・」

しえみ「う~ん・・・、あっ、雪ちゃん!・・・燐っ!!どうしたの!怪我してるの!」
雪男 「あ。大丈夫ですよ、しえみさん。今から手当てするから」
燐  「おう、大したことねえって」
しえみ「ダメだよ。私も手当てするね。ニーちゃん」「ニーッ」ポン
雪男 「いや、今回は僕がするから」
しえみ「うんん、私が」
雪男 「僕が!」
しえみ「私が!」
サタン「おおおおお俺にも手当てさせやがれーっ。ヒャーハッハッハッ」
燐・雪男・しえみ「!!!」
燐  「・・・・・・・・・・・・やだ」

サタン「キーーーッ、お前ら皆殺しだーっ!!!」
燐・雪男・しえみ 「わっ」

   サタンをあまり怒らせないようにね♪

                     おわり
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