獣の奏者エリン(再) 第10話「夜明けの鳥」 を観て

 エリンにとって、あんなに沢山の人々が行き交う街を訪れるのは初めて。でも浮き足立ったりはしない。さすが、冷静沈着なエリン。
 今回、イアルが初登場。セザンの存在や、真王を狙う仮面の男といった背景。イアルとエリンの出会い。そして、「夜明けの鳥」の調べにのせて、親子の情が語られていきかす。

 「夜明けの鳥」は原作では恋歌ということになってます。夜明けの鳥の声を聞くと、恋人の昨夜の声を思い出すから鳴くなというもの。アニメでは多少歌詞を変えて、恋歌にも子守唄にもとれるようになっている。子供を寝かしつける母親が歌ってたように、一般には子守唄として広まってるよう。エリンもイアルも子守唄として聞いています。エリンが最初、竪琴の調べを聴いて母を思い出したように、曲自体は子守唄の調べなのでしょう。

 エリンはイアルの奏でる曲を聴いて母の事を思い出します。音楽にはそうした力もあるんですね。
 「何で止めちゃうんですか。今の曲、何て名前ですか」
 「夜明けの鳥」
 「夜明けの鳥。きれいで優しい曲ですね」
 エリンとイアルが初めて言葉を交わすんですが、まだ夢の中にいるような感じで話すエリンが印象的。

 病気で倒れた母のために、労役を抜け出したタルガ。真王領は貧しいため労役が課されている。アケ村のある大公領には無い。
 役人に追われながらも母にタブチムの薬を渡すことができた。タルガにとっては目的を果たすことができたわけですが、タガルは抜け出した罪を負うことになる。
 「どうか御慈悲を」 母親が子に掛ける情は普遍的です。エリンは自分の事と重ね合わせ、「お別れくらいちゃんとさせてあげて」と立ちはだかる。
 お別れをちゃんとできるかどうかは大切なこと。
 イアルが役人の手を掴んだのも、エリンと同じ気持ちから。

 鼻歌で夜明けの鳥を歌うエリン。エリンは曲をコピーする能力に優れており、これは後に王獣の鳴き声を再現する時にも発揮されます。

 セザンは「堅き盾」
 親子の縁を切り、妻帯を許されず、厳しい掟のもと、ただ真王を守るためにのみ生きていかなければならない。
情に流されるようでは務まらない。イアルは自分の弱さを認め、もっと非情にならなければと思っているよう。

 イアルを仮面の男が襲う。神速のイアルは屋根の上を疾走。しかし取り逃がす。
 真王を狙う勢力の存在が提示されました。

 ヌックとモックに刃を向けるイアル。セザンとしては当たり前の仕事。エリンが割って入っても「どけ」と非情に、でも、偶然、子供を寝かしつけようと歌う母親の「夜明けの鳥」が聞こえてきて、
 「私、この歌好きです」
 お母さんを思い出すから。こんなきれいで優しい曲を弾く手で人を傷つけないで。
 イアルは歌を聴きながら、自分の母を思い出す。そしてイアルの中に情が湧きあがっていく。
 イアルは人を傷つけることが出来なくなり、その場を去ります。

 薬が効いて少し良くなったユアン。
 「待っていてあげてください」いずれ戻ってくることを願うエリン。親子には一緒にいて欲しいという気持ち。 
 エリンは街を去り際、イアルの竪琴を人づてで受け取ります。
 イアルが竪琴を手放したのは、それを持ってると母の事を思い出し、人の情が湧いてしまうからでしょう。非情になるために過去に通じるものを切り捨てるイアル。
 エリンのもらった竪琴はとても大切なものになっていきます。

 今回は色々な要素が含まれていましたが、中でも印象的だったのはやっぱり、エリンとイアルの最初の会話です。静かで、抑えられていて、何かいいんです。
 また、親子ということで、猫の親子も登場していました。
 ヌックとモックもレギュラーになって、これからは少しにぎやかになっていくみたいです。
   夜明けの鳥

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おまけ:    Another   奏者   第10話

   サリムの街

    バシーン
イアル「う・・・」
ハガル「お前のその甘さ、いずれ命取りになるぞ。肝に銘じておけ」
イアル「・・・・・・・・」
ハガル「よし、一度王宮に戻るぞ」 シュッ
イアル「・・・・・・・・」 シュッ

   草原 走る二人
ハガル「追手はないようだな。ここらで街道に出て歩いて行こう」 シュタタタタ
イアル「・・・・・・・・」 シュタタタタ
ハガル「ふう」 シュタッ、トテッ、トコトコ
イアル「・・・・・・・・」 シュタタタター
ハガル「!おいっ。止まれっ、イアル!」
イアル「・・・・・・・・」 シュタタタター
ハガル「ちっ」 シュタタタタ 「イアル、止まるんだ」
イアル「・・・・・・・・」 シュタタタタタタターーー
ハガル「な、速さを上げやがった。くそっ、あいつ・・・」 シュタタタタタターーー 「おいっ、さっきの事ですねてるな、お前。ハー、ハー。子供っぽい真似をするんじゃない。ヒー、ヒー」
イアル「・・・・・・・・」 シュタタタタタタタタターーーーー
ハガル「ゼー、ゼー・・・待て、イア・・・ル」 バターン
イアル「・・・・・・・・」 ピタッ クルッ テクテク 
   「すねてるわけじゃ、ない」

  少し非情になれたイアルでした

           おわり
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青の祓魔師 第7話 「友千鳥」 を観て

 もっと積極的になれるようにと祓魔塾に通いだしたしえみ。
 そんな彼女にとって、目下の目標は友達作り。
 燐にはハッキリ「友達じゃねえ」と言われたし、それにやっぱり友達は同じ女の子でなきゃ。
 友達なんて一人もいたことがない。友達の作り方なんてわからない。でも、とにかく頑張るぞ。
 しえみの体当たり友達作りが始まります。

 何はともあれ、積極的に声をかけなきゃ。
 「神木さん、朴さん。こんにちはーあ~」
 気が早ってたしえみはコケて失敗。出雲が行ってしまわなければ、これもいい機会になったかもしれないが、彼女は「ダサ」と冷たい一言。朴は心配してくれたけど。

 燐に頼っちゃダメ。一人で頑張らないと。
 クラスに女子は3人しかいない。やっぱり、神木さん、朴さんと友達になるぞ。

 出雲が白狐2体を召喚。「神木さんすごいなあ。私も」
 「おいでー、おいでー」
 びっくり、グリーンマンの幼生を召喚。名前は「ニーちゃん」
 これは機会。神木さんに「私も出せたよ」
 「すごい。かわいい」。 やった、神木さんが褒めてくれた。

 授業終了。 今が神木さんと友達になるチャンス。
 「おーい」「おーい」「おーい」「おーい」「おーい」
 「なんで付きまとうのよ」 なんでって、それは、
 「私とお友達になって下さい」 ついに言えた。
 「いいわよ」
 しえみにとって、それは初めて友達が出来た瞬間。
 「友達とは助け合うもの」
 鞄を持ったり、メロンパンやフルーツ牛乳を買ってくるのも、それは友達の役に立つこと。友達の役に立つなんてことはしえみの人生になかったこと。それはとてもうれしいこと・・・のはず。

 お風呂。
 しえみも一緒に入ろうとついていく。でも、
 「裸、見られたくないから」
 落ち込むしえみ。でも、頑張らなきゃと。

 「パシリじゃない。助けてるんだよ」
 助けられるの、や。助けるぐらい強くなる。
 「初めて出来た友達」
 初めから強くて友達がいる燐にはわからない。

 悲鳴を聞いて、迷いもしないで助けに行く燐。
 その強さ。自分も負けてられない。しえみも助けに向かう。

 朴さんが魔障を負っている。燐に、手当の間悪魔を引き付けておくように指示。
 火傷に効くのは、「サンチョさん」
 しえみの考えを受け、ニーちゃんからサンチョさんが。
 応急処置を施すしえみ。

 「しえみさんがいなかったら、どうなってたか」雪男に処置が正しいことを認められるしえみ。

 「杜山さん。ありがとう、助けてくれて」
 しえみに最高の笑顔。
 しえみの友達を助けたいという思いは、ここで一つ、本当に叶えられた。

 一方で、「たった一人の友達も助けられなかった」と涙を流す出雲。
 彼女もまた、小学生の頃は、しえみと同じように友達のいない子だった。性格の悪さは自分でも認めている。孤独な中で声をかけてくれた朴が、たった一人の大切な友達。

 朴は優しい子。「嫌なら嫌って言った方がいいよ」としえみの事も気に掛けていた。
 出雲の態度をよくないと思いつつなかなか言う事が出来ずにいたことを、「そんなの、本当の友達じゃないよね」と。友達なら言うべきことをちゃんと言うようにしないと。そんな気持ち。出雲はそれを誤った意で受け止めてしまったけど。

 しえみは朴の手当をしたとき、友達を助ける感覚を知ったはず。その上で、出雲にしてきたことを、それはそれで正しかったと思うのか。それとも間違ってたと思うのか。
 間違ってるところもあるかもしれないけど、とにかく積極的に友達を作ろうとする姿、友達を助けたいという思いには、すごいなと思わされるところがありました。
 ニーちゃんを呼び出せたんだから、しえみは精神力の強い子。そして襲い掛かることなくずっとしえみと一緒にいたんだから、しえみは自分の行動にずっと自信を持ってたはず。

 次回、出雲はどんな態度に出るのか。楽しみにしてます。
   サンチョさん

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おまけ:    Another   青師   第7話

   正十字学園男子寮
燐 「なあ、雪男。何で男子寮なのに此処には女湯があるんだよ」
雪男「ふふ、決まってるじゃないか、兄さん。それは僕が女だからだよ」
燐 「そういやお前、って・・・・・・・何ーーーーーーー!?」
雪男「知らなかったのは兄さんだけさ・・・なんて、ハハ、冗談だよ。知ってるじゃないか」
燐 「へ、あ、当たり前じゃないか。し、知ってるさ、そりゃ」
雪男「ちょっと、兄さん!何で赤くなってるの!」
燐 「へ、ば、ばかやろー。あ、赤くなんて・・・・・じゃあな」
雪男「・・・・・逃げた」

  想像したのは、どっちだ

                  おわり
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第6話 「わすれてわすれないで」 を観て

 じんたんはついに登校。
 気合いを入れてたけど、あいにくその日は、あなるの噂で持ちきり。拍子抜けなじんたん。
 あなるはこんな時にもノートをとって、「バカなのにまじめで」って、でもそのノートには、「死ね」とか「違う」とか、あなるの悲鳴が。
 そして、「助けて」
 「お、お前ら、俺を見ろ」あなるを助けるために立ち上がったじんたん。顔を真っ赤にして自分のことを「さぞめずらしかろう」
 あなるはラブホ顔だけど、「エンコーなんてぜってえやらねえ」
 あなるの目に涙が光ります。

 友達が困ってたら、放っておくことなんてできない。じんたんはそういう子。ただ登校してるだけでもきついのに、じんたん、頑張りました。
 あなるも「ありがとう」と素直。まだ惚れ直すとこまではいかなかったみたいだけど、ここからギクシャクした関係が少し治ったように見えます。
 
 ぽっぽの提案で、めんまの家に行ってみることに。お願いのヒント探し。
 じんたんが乗り気でないのは、めんまに断りなく行くのは悪いという気持ち。二人と違って、今のじんたんにとって、めんまは生きてるのと同意だから。それと、めんまの母がどんな顔をするか。
 めんまの母は、快く迎えてくれた。
 彼女は1話でもカレーをお供えしたり、めんまの事を忘れたくない気持ちでいる。だから、めんまの友達がこうして来てくれることはうれしい。
 父は反対に、めんまの思い出を片づけて、早く忘れた方がいいと思っている。

 「見えちゃったら余計つらい」
 じんたんは、めんまが見えなきゃ良かったのかと自問する。確かに彼女が出現してつらい思いをすることにもなったけど、それだけじゃなく、じんたんは「お帰りー」と迎えるめんまに、やっぱり見えて良かったと思っているよう。

 「ぼっしゅーと。ぼっしゅーと。ぼっしゅーと」
 ママがめんまの事を思い出すとさびしい思いをするから思い出させたくない、と涙するめんま。
 でも、めんまは皆に向かって「忘れて欲しくない」と言ってた。
 「いい加減にしろ」じんたんが怒鳴る。
 人の事でばかり喜んだり悲しんだりするめんま。自分の事を二の次にしてしまうめんま。
 じんたんの、めんまに「ブス」って言った時に怒ったり泣いたりしてくれた方が良かったという気持ち。あの時の笑顔が深く彼を悩ませている。でも、だからって、悪いのはブスと言ったじんたん。
 多分じんたんに必要なのは、素直に自分の気持ちをめんまに伝えること。それが出来ないもどかしさが、じんたん自身を苛立たせる。

 鼻血のおかげで、ケンカは中断。でも、めんまに馬乗りになられ、さらに興奮しそうなじんたんは夜の外へ。
 基地には、あなる。
 「エッチ、スケッチ、ワンタッチ」の上、最後に缶が鼻にヒット。
 二人はどんな話をするのでしょうか。

 今回はめんまの謎に迫る要素もいくつか登場しました。
 あの日、めんまが、相談したいことがあるからと電話して皆を集めたこと。
 その相談が何なのか。家族に関することなのか、皆に関することなのか、もっと別の事なのか。それが「お願い」なのか。
 そして日記の入手。次回その内容は明らかになるみたいだけど、そこには答えが書いてあるのか。
 そして、あの頃のめんまは、普段どんなことを感じていたのか。
 それは、家で一人じんたんを待つ今のめんまの気持ちに、通じていくような気がします。
   わすれて

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おまけ:    Another   あの花   第6話

   夜の基地

あなる 「さあ、今夜は此処に女汁をたっぷり浸み込ませてあげるわよ~」

    のれん  ババッ

じんたん「ちょっと待ったー。そうはさせねえからな、あなる。此処は男汁以外、一適たりとも垂らさせねえ」
あなる 「宿海、あんた・・・いいわ。こうなったら勝負よ、宿海。汁勝負よ!!!」
じんたん「望むところだ!!!」
あなる・じんたん「ウオオオオオオオオオオ!!!」

    2時間経過

じんたん「ゼー、ゼー、やるじゃねえか、あなる・・・」 ガクッ
あなる 「ハー、ハー、あんたこそ・・・」 ガクッ

    のれん  ピラッ

ぽっぽ 「ふ~ふふ~ん♪ん?・・・・・な、なんじゃこりゃー!」

  勝負は引き分け。でも、また一つ友情が深まったみたいだね

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Aチャンネル 第7話 「夏祭り」 を観て

 夏だ。花火大会だ。
 夏の夜の風物詩。浴衣に夜店に花火にかたぬき。
 日常を少し抜け出して、彼女たちは楽しむことができたでしょうか。

 夏にロウソクと言えば怪談が定番だけどさに非ず。思わぬ出番が待ってました。
 トオルは佐藤先生の真意をどう解釈したのかな。
  1、光るものが好き 2、儚いものが好き 3、その他

 喫茶店でジュースな夏休み。
 花火大会に行くことが決まって、さて、今日はこれからどうするか。
 「ユー子はカラオケ好きかあ」ナギのだらけっぷりがいい味。

 カラオケ。トップはユー子。「Summer breeze」
 次はるん。「オチャメロディカルビューティバンバン」
 様子がおかしいトオル。ユー子が優しく声をかけるとものすごい勢いで睨み返される。
 ナギが入れてあげたのは「雲のむこう」 とても長い前奏だ。
 「無理やり入れてゴメン」と謝るナギがかわいい。
 ナギは演歌だ。「恋一夜夢一夜」
 熱唱してカロリー消費。そのぶんポテトが食べられる。
 トオルの好きな曲は「ともだち」。るんはちゃんと知ってました。
 るんが最初を歌って、トオルにバトンタッチ。ユー子とナギも盛り上げていい雰囲気。
 そんなに下手じゃなかったよ。
 佐藤先生が現れるまで、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 歌がうまくなりたいトオル。ナギのテレビ知識はバケツかぶり。本当に効果があるのかな。

 花火大会当日。
 るんがあんなに沢山、浴衣を持ってるのは何故。毎年作ってくれるとか買ってくれるとか。
 カビが生えてちゃ、トオルも引きます。
 大人っぽいミュールに挫折するトオルを陰から見守るるん。
 着付けた二人に、るん母からお褒めの言葉。でも時間が早すぎだった。

 夜、夏祭りの神社に集合。
 4人とも浴衣で華やか。ユー子がやっぱり一番人気。ナギも髪をカールして、うきうき気分。
 いざという時に顔を隠せるよう、お面を買うトオル。商店街の人はトオルを見ると、無償で商品を与えるのだ。役得だが、それを良しとしないトオル。
 すきを見てユー子のリンゴ飴をぱくりと一口。
 不思議がるユー子も、ほっぺがパンパンのトオルもかわいい。
 輪投げ。3等賞は花火セットでした。
 るんが気合を込めて投げた輪は、見事にアンテナをキャッチ。トオルが感嘆。
 「もうこんなに使ってた」ついつい欲しくなっちゃうお祭り夜店。
 「計画的に長く楽しめるもの」をと、ナギが提案したのは「かたぬき」
 「やったこと無いんだろー。面白いんだぞー」不敵なナギ。
 4人そろって、カリカリカリカリ。皆ハマったみたいです。

 ドーン。
 熱中しすぎて花火のことを忘れてた。
 ひょうたんに、未練たらたらのナギを引き連れ、穴場の高台へ Let's Go
 階段を見て萎えるナギ。
 「がんばれ、ナギちゃん」るんの応援。手を引くユー子。
 息も絶え絶え到着すると
   ドーン ぱんぱんぱん パラパラパラ ドーン ドーン
 「連発だー」「おお、すごい」
 でも、これで終了。物足りない。
 「そうだ」輪投げの花火がありました。「でかしたユー子」
 でも火が・・・マッチとロウソクを持って来てたるん。佐藤先生のプレゼントの。
 線香花火は地味だけど、みんな好き。「きれいだしな」
 
 最後まで残っていたトオルの火も消え、
 「夏休み、楽しかったね」「うん」「まあな」
 海にも行って、花火を見て、かたぬきもして。
 「それなん?」「何だよ」
   「以外にはまったね、トオル」「うん、楽しかった」

 夏休みは終わるけど、たくさん楽しい思い出が出来たみたいです。
   夏祭り

      ------------------
おまけ:    Another   チャン   第7話

   るんの部屋
るん 「そっかー、お祭り、夜からだもんね。仕方ないから、もう一回着替えよっか」
トオル「うん」
るん 「あっ、そうだ、トオル。ねえ、『よいではないか』っていうのやらせて。一回やってみたかったんだ」
トオル「え?!・・・・・るんちゃんが・・・したいのなら」
るん 「やったー。じゃあ、いっくよー。それっ」
トオル「あわわわわ」
るん 「ダメだよトオル。『殿、何をなさいます』とか言わなきゃ。じゃ、もう一回いくよー」
トオル「う・・・と、殿、何をなさいます」
るん 「ふん、知れたことを。生娘ぶりおって」
トオル「ああっ、お戯れを。あ、堪忍してつかわさい。堪忍してえ」
るん 「よいではないか、よいではないか」
トオル「あ~~~れ~~~」 ぐるぐるぐる
るん 「ぬわっはっはっ」
   がちゃっ
るん母「飲み物持って来たわよ・・・」
るん 「はっ・・・・・・・・・・・」
トオル「!!!・・・・・・・・・・」

るん母「あらやだ、仲がいいわね~。じゃ、トオルちゃん。ゆっくりしてってね」
   パタン
トオル「・・・誤解された、るんちゃんのママに誤解された」 愕然
るん 「トオルー。今度はトオルの番だよ。ほら、私の帯を引っ張ってよ」
トオル「誤解・・・・・るんちゃんの帯?」 ほわ~ 「・・・う、うん」

   さあ、今度は殿の役。こっちの方がトオルには向いてるかも

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DOG DAYS 第8話 「開戦の日」 を観て

 さあ、いよいよ開戦です。
 シンクは朝にベッキーに報告。大事な試合の前には、ちゃんと彼女に連絡しておかなきゃね。
 いい一日になりそうなすがすがしい朝だ。

 「みーなさーん。朝早くからありがとう」
 ミルヒみたいなお姫様が国家の長なら、そりゃ国民も元気が出ます。朝ご飯はもちろんみんな食べて来てました。

 ミルヒとリコには、何やら作戦があるみたい。リコの取り出したる2枚の葉っぱ。それをお札にドロンと変えたりはしませんでしたが。

 参加人数は、それぞれ2万人超。合わせれば、去年までの巨人戦の観客動員数並みの規模。実況の二人も盛り上がってる。

 久しぶりのゴドウィン将軍。今回は3バカと一緒で、大人な保護者の役だ。お化けや魔物にビビる3バカに、男らしく接してかっこいい。ノワがすねても「「知るかボケー」とゆるぎなし。
 ユキカゼとダルキアン卿は月下の下の宵闇の狩人だった。

 回想
 バナード将軍とビオレに星詠みのことを打ち明けるレオ姫。で、占いごときで国を動かすのはよくないから、領主を辞めて、グランベールと共に個人的に宝剣を奪うつもりだと。
 2人が反論しようとすると、レオ姫の耳がぺたっ。無視モードに移行。背景の色彩が変わったのもレオ姫の力のせいか?
 「メッですよ」 ビオレ本日最大の見せ場。
 バナードの案に耳がぴょこっぴょこっと反応してレオ姫のかわいい一面。

 そのビオレが、急襲という道義に反する任を負う。汚名を被る覚悟が立派。「ビオレ姉さん」と近衛戦士団に慕われるのも頷けます。

 エクとシンクのコンビは相変わらず。仲良くするよう言われてシンクは「何で僕に」と言ってたけど、そりゃ、シンクの方から仲良くしてあげなきゃね。ダルキアン卿は正しい。
 おっぱいや全裸のことを聞いて、「大胆にござるな」と言うダルキアン卿は、やっぱり大人な雰囲気。じゃれ合うエクとシンクの若さをうまく引き立てている。
 晴天。守護の風が優しく天地に満ちている。魔物の出る気配はないと言うが、本当に出なかったら、それはそれで面白いかも。

 カウントダウン 5、4、3、2、1 開戦

 突破を図る2番隊だけど、あれれ、いきなり囲まれてエクレの作戦大外れ。でも、エクレの呼びかけに「がってん」と答え「裂空ダブル十文字」でピンチを回避。
 「死ねー、勇者」シンクやっぱりピンチ。しかしユキカゼ。ユキカゼが矢をつがう。
 「ユキカゼ琉弓術、一の矢、なんちゃらかんちゃら(聞き取れず)」
輝く矢がドーンと放たれる。かっこいい。とてもかっこいい。今回一番のお気に入り。

 一方、エクレも敵に取り囲まれて、ピンチっぽい。
 「行きがけの駄賃に、サービスカットを提供してもらおうかのう」
 サービスカットと聞いて、思わず敵を応援してしまった人は要反省。
 「あんな恥ずかしい思いは二度としないと決めている」エクレの怒りに火が付いた。紋章術発動。豪快な槍の一線。やられキャラは仕事を全うし、猫玉になって降り注ぎました。

 シンク達二番隊は、なんとかチャパル湖沼を抜け、グラナ砦を目指す。一方、ガウル隊も湖沼を抜け、スリーズ砦を目指す。

 その頃、スリーズ砦にガレットからの使者が。通されたのは道義に反して急襲のビオレ達だ。「お詫びのしようも」と丁寧な急襲だが、急襲は大失敗。
 「あの、ごめんなさい。自分、姫様でないであります」なんとそこにいたミルヒ姫はミルヒ姫でなく、葉っぱを頭に載せてドロンと化けていたリコッタだったのだ。
 レオ姫なら仕掛けてくるはずのない急襲を読んで、罠を張ったミルヒ達の勝ち。ミルヒが本気で勝ちに行き、レオ姫を一歩引いてみることができた結果。

 シンク等と共にレオ姫の下へ向かう本物のミルヒ姫。直接自分が伺うしかないと決意をあらたにするミルヒ姫。
 「何より、レオ様が大好きなただのミルヒオーレとして」
 今回の戦で、ミルヒがその作戦の柱としたのは、自分が直接レオ姫と対峙するというものでした。


 二人が入れ替わってることにはまったく気づかず、びっくりしました。
 ミルヒが最前線を走ることにより、戦の様相がガラッと変化した。
 朝、「みーなさーん」と言ってた時にも、彼女の中にはこの覚悟があったんだなと思うと感慨。
 シンクやエクレも、みんな知ってたんだね。

 次回、舞台はグラナ砦。今回の青空のもとの戦とはガラッと雰囲気が変りそう。そして、ミルヒはレオと話をすることができるのか、楽しみにしてます。
   開戦

      -----------------------
おまけ:    Another   いぬ日   第8話

    開戦前   作戦会議

リコッタ  「いいですか~。よーく見てるでありますよ~」
        葉っぱで ドロン
ミルヒのリコ「どうでありますか?」
シンク   「え?え~~~!リコなの?どっからどう見ても姫様だよ。すごいよ、リコ」
ミルヒのリコ「あはは、照れるでありますね。戦当日には、これを使って自分と姫様が入れ替わるでありますから・・・」
        葉っぱを取って ドロン
リコッタ  「お二人にはしっかりと姫様を守っていただくでありますよ~」
シンク   「うん、まかせてよ。・・・あっ。ねえ、リコ。それ、僕にも出来るのかな」
リコッタ  「もちろんでありますよ。この葉っぱを頭に載せてイメージすればよいのであります」
シンク   「ふ~ん。これを頭に載せて・・・えい」
        葉っぱで ドロン
リコのシンク「・・・どう、かな?」
リコッタ  「おお、さすがは勇者様。お見事であります」
リコのシンク「わ~、すごいや」
     ガチャっ
リゼル   「勇者様~、お風呂の時間ですよ~」
リコのシンク「あ、は~い。今行きま~す。じゃあ、僕お風呂に行くね・・・・・はっ、そうだ!」
エクレール 「!!!」
リコッタ  「はい?」
エクレール 「こんのおおおおお、史上最悪の・・・・」
      ダーーシュ&ジャーーンプ&
エクレール 「どスケベがーーーーーーーー!!!」
      キイイイイイイイイイイック
リコのシンク「ふべしーーーーーーー」
      ゴロゴロゴローン
リコッタ  「ああっ、自分の顔が大変なことになってるであります。いったいどうしちゃったのでありますか。おろおろ、おろおろ、何が何やらであります」
リコのシンク「・・・ぐふっ・・・まだ何にも言ってないし、してないのに・・・ひどい」 ガクッ

     考えただけでアウトなんだよ、勇者様

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maruko69号

Author:maruko69号
岐阜県在住
おっさんです。
おまけのパロディは自作です。
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