魔法少女まどかマギカ 最終話「わたしの、最高の友達」 を観て
シリーズが中盤を迎えた頃から、どんな形でこの物語は終わるんだろうと思ってました。ラスト数話で大きく動くであろうということ、その中でまどかが変身するであろうということだけ予想していました。
最大の関心事は、まどかがどんな願いをするかと言うこと。
今回、それが明らかになります。
魔法少女まどかマギカ最終話、はじまります。
絶望のほむらのもと現れたまどか。
「ゴメンね、私魔法少女になる。私やっとわかったの、この命に代えてかなえたいこと。ごめんね、ほむらちゃんに望まれてきたから今の私があるんだね。そんな私がやっと見つけ出した答え」
「私、すべての魔女を生まれる前に消し去りたい。希望を持つ魔法少女をもう泣かせたくない」
「私の祈り、願い、かなえて、インキュベーター」
恐ろしい願い。全ての時間で戦い続ける。魔女を滅ぼす概念として固定される。でも、戦う理由が見つかった。逃げないって決めた。
「希望になるのよ。私達すべての希望に」
魔法少女まどかの誕生。
杖は弓となり、光の矢が天を打つ。雲が消え、青空の天となる。
無数の矢が過去未来の、あらゆる魔女になる前の魔法少女のもとに飛んでいく。
ソウルジェムがにごり、力尽きようとするある魔法少女のもと、一本の矢がまどかとなる。ソウルジェムは消滅し、やすらぎと共に少女も消滅する。
無数の矢が駆ける。過去未来すべての魔法少女のもとに。
「あなたたちの祈りを絶望で終わらせたりしない。因果はすべて私が受け止める。だからお願い、最後まで自分を信じて」
そして、ワルプルギスの夜のもとにも
「もういいんだよ。私が受け止めてあげるから」
すべての魔女が消滅します。
月に立つほむら。キュウべえと共に宇宙の再編、まどかの行きつく先を見届ける。
まどかの祈りがもたらしたソウルジェムが宇宙を走る。一つの宇宙を創り出すほどのこと。それを終わらせるだけの巨大な絶望。地球が絶望に包まれる。
「ううん、大丈夫。私の願いはすべての魔女を消し去ること
私だってもう絶望する必要なんてない」
無数の光の矢が絶望を射抜く。まどかの最後の魔法。それは、自分自身がしょい込んだすべての絶望をけしさること。
地球を覆う絶望は消え、まどかもまた、この宇宙からその存在のすべてを消し去ります。
「こんな結末。死ぬより辛い」
まどかとほむらの別れのとき
「ううん、違うよ。こうなって過去未来すべての宇宙が見えるの。だからわかるよ、ほむらちゃん。
ずっと気づけなくてごめん。ごめんね。
本当のあなたを知ることができた」
「あなたは私の最高の友達だったんだね」
「一人じゃないよ。いつでも、どこにでもいるの。見えなくても、聞こえなくても」
「もう感じ取れなくなっちゃうのに?」
「あきらめるの早いよ。もしかしたら私のこと忘れずにいてくれるかも。
大丈夫だよ。魔法少女は夢と希望を叶えるんだから」
「ごめんね、みんなを迎えに行かないと。ほんのちょっとだけお別れだね」
ほむらにリボンを預けるまどか。そしてまどかはほむらの前から消えていきます。
バイオリンを奏でる上条恭介。それを聴くまどかとさやか。
さやかを救うと何もかも無かったことになる。この未来も消えちゃう。でも、
「無意味じゃなかったと思う」
「これでいいよ。もう一度あの演奏を聴きたかっただけなんだ。
もう何の後悔もない。ひとみじゃしょうがないや」
「じゃ、行こっか」
さやかは円環の理に導かれ消滅します。魔女になることのなくなった世界。因果が呪いをもたらす前に消え去るしかないのです。
「まどか・・・」 ほむらのつぶやき。
「まどかまどか」 まどかの絵を描くタツヤ。
まどかの母とほむらの語らい。
「見えないお友達ってやつ。
すっごく懐かしい響きだなって。
リボン、ど直球だわ」
まどかの弟タツヤにも、少し記憶が残ってるようです。
夜、ビルの上、ほむらとキュウべえ。
宇宙は書き換えられた。ほむらの話は一つの仮説して成り立つが証明のしようがない。ほむらの頭の中の夢物語と区別つかないと言うキュウべえ。
この世界には魔獣が存在します。
「人の世の呪い、消え失せるわけではない。
悲しみと憎しみばかりを繰り返す」
こんな世界でも、
「かつてあの子が守ろうとした場所なんだ。
それを覚えている。
決して忘れたりなんかしない。だから私は戦い続ける」
ほむらの背に白いつばさ。そして弓を引き、光の矢を放つ。
「コネクト」 スタッフロール
Don’t forget.
Always,somewhere,
someone is fighting for you.
-As long as you remember her,
you are not alone.
魔獣と戦うほむら。背に黒いつばさ。
まどかの声が聞こえる。
「がんばって」
心に残る最終回でした。まどかとほむら、二人の少女の物語。大団円ではない終わり方。でも、後味はとてもいい。夢の中にいたようです。
宇宙でのお別れ。ジンときました。まどかの言ってた「本当の奇跡」。それが起こったことがよかったです。
リボンはたぶんファンサービス。
この企画がどんな風に立ち上がり、進行していったのかにかかわらず、純粋に一つの作品として存在し得るものになったと思う。
重い物語だったけど、そのぶん、まどかが魔法少女になり魔法でみんなを救う姿がとびきり輝いていた。これはとてもいい映像でした。
大好きな作品でした。ありがとうございました。

-------------------------
おまけ: Another マギカ 第4話
トイレ
ほむら「・・・・・・・・・・・・」
着替え
ほむら「・・・・・・・・・・・・」
お風呂
ほむら「・・・・・・・・・感じる」
まどか『の、のぞいてるわけじゃないんだよ。見えちゃうんだよ。ごめんね、ほむらちゃん。ごめん・・・ドキドキ』
それは小さな奇跡でした
おわり

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最大の関心事は、まどかがどんな願いをするかと言うこと。
今回、それが明らかになります。
魔法少女まどかマギカ最終話、はじまります。
絶望のほむらのもと現れたまどか。
「ゴメンね、私魔法少女になる。私やっとわかったの、この命に代えてかなえたいこと。ごめんね、ほむらちゃんに望まれてきたから今の私があるんだね。そんな私がやっと見つけ出した答え」
「私、すべての魔女を生まれる前に消し去りたい。希望を持つ魔法少女をもう泣かせたくない」
「私の祈り、願い、かなえて、インキュベーター」
恐ろしい願い。全ての時間で戦い続ける。魔女を滅ぼす概念として固定される。でも、戦う理由が見つかった。逃げないって決めた。
「希望になるのよ。私達すべての希望に」
魔法少女まどかの誕生。
杖は弓となり、光の矢が天を打つ。雲が消え、青空の天となる。
無数の矢が過去未来の、あらゆる魔女になる前の魔法少女のもとに飛んでいく。
ソウルジェムがにごり、力尽きようとするある魔法少女のもと、一本の矢がまどかとなる。ソウルジェムは消滅し、やすらぎと共に少女も消滅する。
無数の矢が駆ける。過去未来すべての魔法少女のもとに。
「あなたたちの祈りを絶望で終わらせたりしない。因果はすべて私が受け止める。だからお願い、最後まで自分を信じて」
そして、ワルプルギスの夜のもとにも
「もういいんだよ。私が受け止めてあげるから」
すべての魔女が消滅します。
月に立つほむら。キュウべえと共に宇宙の再編、まどかの行きつく先を見届ける。
まどかの祈りがもたらしたソウルジェムが宇宙を走る。一つの宇宙を創り出すほどのこと。それを終わらせるだけの巨大な絶望。地球が絶望に包まれる。
「ううん、大丈夫。私の願いはすべての魔女を消し去ること
私だってもう絶望する必要なんてない」
無数の光の矢が絶望を射抜く。まどかの最後の魔法。それは、自分自身がしょい込んだすべての絶望をけしさること。
地球を覆う絶望は消え、まどかもまた、この宇宙からその存在のすべてを消し去ります。
「こんな結末。死ぬより辛い」
まどかとほむらの別れのとき
「ううん、違うよ。こうなって過去未来すべての宇宙が見えるの。だからわかるよ、ほむらちゃん。
ずっと気づけなくてごめん。ごめんね。
本当のあなたを知ることができた」
「あなたは私の最高の友達だったんだね」
「一人じゃないよ。いつでも、どこにでもいるの。見えなくても、聞こえなくても」
「もう感じ取れなくなっちゃうのに?」
「あきらめるの早いよ。もしかしたら私のこと忘れずにいてくれるかも。
大丈夫だよ。魔法少女は夢と希望を叶えるんだから」
「ごめんね、みんなを迎えに行かないと。ほんのちょっとだけお別れだね」
ほむらにリボンを預けるまどか。そしてまどかはほむらの前から消えていきます。
バイオリンを奏でる上条恭介。それを聴くまどかとさやか。
さやかを救うと何もかも無かったことになる。この未来も消えちゃう。でも、
「無意味じゃなかったと思う」
「これでいいよ。もう一度あの演奏を聴きたかっただけなんだ。
もう何の後悔もない。ひとみじゃしょうがないや」
「じゃ、行こっか」
さやかは円環の理に導かれ消滅します。魔女になることのなくなった世界。因果が呪いをもたらす前に消え去るしかないのです。
「まどか・・・」 ほむらのつぶやき。
「まどかまどか」 まどかの絵を描くタツヤ。
まどかの母とほむらの語らい。
「見えないお友達ってやつ。
すっごく懐かしい響きだなって。
リボン、ど直球だわ」
まどかの弟タツヤにも、少し記憶が残ってるようです。
夜、ビルの上、ほむらとキュウべえ。
宇宙は書き換えられた。ほむらの話は一つの仮説して成り立つが証明のしようがない。ほむらの頭の中の夢物語と区別つかないと言うキュウべえ。
この世界には魔獣が存在します。
「人の世の呪い、消え失せるわけではない。
悲しみと憎しみばかりを繰り返す」
こんな世界でも、
「かつてあの子が守ろうとした場所なんだ。
それを覚えている。
決して忘れたりなんかしない。だから私は戦い続ける」
ほむらの背に白いつばさ。そして弓を引き、光の矢を放つ。
「コネクト」 スタッフロール
Don’t forget.
Always,somewhere,
someone is fighting for you.
-As long as you remember her,
you are not alone.
魔獣と戦うほむら。背に黒いつばさ。
まどかの声が聞こえる。
「がんばって」
心に残る最終回でした。まどかとほむら、二人の少女の物語。大団円ではない終わり方。でも、後味はとてもいい。夢の中にいたようです。
宇宙でのお別れ。ジンときました。まどかの言ってた「本当の奇跡」。それが起こったことがよかったです。
リボンはたぶんファンサービス。
この企画がどんな風に立ち上がり、進行していったのかにかかわらず、純粋に一つの作品として存在し得るものになったと思う。
重い物語だったけど、そのぶん、まどかが魔法少女になり魔法でみんなを救う姿がとびきり輝いていた。これはとてもいい映像でした。
大好きな作品でした。ありがとうございました。

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おまけ: Another マギカ 第4話
トイレ
ほむら「・・・・・・・・・・・・」
着替え
ほむら「・・・・・・・・・・・・」
お風呂
ほむら「・・・・・・・・・感じる」
まどか『の、のぞいてるわけじゃないんだよ。見えちゃうんだよ。ごめんね、ほむらちゃん。ごめん・・・ドキドキ』
それは小さな奇跡でした
おわり

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テーマ : 魔法少女まどか★マギカ
ジャンル : アニメ・コミック