NO.6 第11話(最終回) 「伝えてくれ、ありのままを」 を観て

 導かれて沙布のもとに辿り着けた紫苑とネズミ。
 一方、NO.6ではネズミが期待していたように寄生蜂が一斉に孵化しだして大変なことになってますが。

 沙布とネズミは初めての対面ですね。ネズミが導いたのはあんたかって突っ掛っていって、普通の人間にはそんなことできないから。
 マザーは4年前まで月の雫にあったこと、ネズミは、解析して森の民やエリウリアスについて知る為に輸送されてるとこを脱出して紫苑の部屋に逃れたこと、NO.6はエリウリアスの力で大地を再生させようとしていたこと、そのために実験を繰り返してきたこと。
 寄生蜂はNO.6の実験の一環ということかな。それに対してエリウリアスは怒って、理想的なサンプル沙布を手に入れさせ、覚醒したこと。NO.6に罰を与えるために。
 沙布の口から出て来る言葉に戸惑う紫苑。ネズミには沙布がもうエリウリアスであることがわかって。
 沙布の姿を維持しているのは、紫苑にその姿を忘れて欲しくなかった沙布の願い。
 「愛していいるわ。紫苑」
 マザーを壊してエリウリアスを解き放つことを沙布はネズミに頼むけど、
 「僕が壊す。こんな街」沙布がサンプルにされ、もう沙布でなくなったことに、紫苑はNO.6への怒りを爆発させて。ネズミは紫苑に「第三の道はどこに行った」と、とめるけど、「きれいごとだ」と。「決意だろ。壁を壊せばNO.6も西ブロックもなくなると」「大したジョークだな。最高の夢物語だよ」かつてネズミが言った言葉でそれを否定してしまう紫苑。その紫苑にネズミの目に涙が。仕方なく殴って気絶させて。紫苑に紫苑のままでいて欲しいだけだと言うネズミの言葉は本心なのでしょう。

 マザーは破壊され、エリウリアスは解き放たれ。
 もう沙布でない彼女を連れて行くことは出来ず、その爆発で沙布を殺したことへの紫苑の怒りがネズミに。沙布の救出は口実で破壊が目的だったのかと。ネズミがその通りだと言ったのは、紫苑にそう思われたことが悲しくてかな。と、紫苑をかばってネズミが銃弾に。

 紫苑はネズミに対する怒りなんかどこかに行っちゃって、「大丈夫、僕が助けるから」。台風の夜のように。諍いを始めても、ずっと深い所で繋がっている二人。
 「死ぬな。目を開けろ」。ネズミがかつて紫苑に言ったように。

 治療を済ませて脱出する二人だけど、銃弾が紫苑の胸を貫いてしまった。
 イヌカシ達と合流し、外に逃れたけど、紫苑の命はもう絶えて。
 イヌカシの手を振りほどいて、ネズミは紫苑のもとに這いより。「俺は生きるぞ」とイヌカシは力河を連れて去り。
 紫苑に歌を歌ってあげるネズミ。魂を連れて行く歌。エリウリアスの歌。紫苑が安らかに死ねるように。
 紫苑の横に横たわるネズミの目から涙がこぼれ。
 沙布の姿が現れ、紫苑を抱いて歌の続きを歌ってあげて。
 歌い終え、ネズミに笑顔で頷いて、沙布の姿はエリウリアスに。
 空から光が舞い降りる。傷の癒える不思議な光。
 「ネズミ」起き上がる紫苑「今、沙布の歌声が」
 紫苑にネズミの顔は優しく安堵。

 エリウリアスが壁を壊したのは、ネズミの言葉を沙布が聞いて、その願いを叶えたから。それは紫苑の願い。
 「この光景をアンタに見せたかったんだろうな。エリウリアスは。沙布は」
 「NO.6の壁はなくなった。ここから始まるのは」
 紫苑は自らの決意に、その未来に、力が入り。
 火藍は壁の崩れたことを知り、紫苑のもとに走る。
 紫苑のもとを去るネズミに紫苑は泣きそうになって、ネズミは戻ってキスを。
 「あんたなら大丈夫さ」紫苑は頷いて。

 「再会を、必ず」紫苑はハムレットと犬と赤ちゃんを伴って、街へと歩き始める。

 紫苑が死んで、ネズミもここで死んじゃうのかなと思ってたら、紫苑が生き返ってくれてホッと。この時ネズミみの浮かべる表情が、そこに変わらない紫苑をみてたんでしょうね。
 紫苑のために歌うネズミと沙布がとてもいいシーンでした。
 最後は別れる二人。壁がなくなって紫苑はその決意の実践の為に進まなければならないから。最後はやっぱりキスでお別れでしたね。不安げな紫苑にキスで励まして、ネズミの本質にある優しさですね。
 ネズミと別れて、再生の始まるこれからが本当に大変だと思うけど、紫苑ならきっと、負けずに正しく進んでいくことが出来るでしょう。
 お互いにかけがえのない大切な人物となれたことが、二人の出会いが二人にもたらした最大のものだと思います。
   この光景を

          ---------------------
おまけ:    Another   なんばー6

    ネズミの家  夏とか
   コンコン
ネズミ「ん?」
   ガチャ
紫苑 「ネズミー。遊びに来てやったぞ」
ネズミ「・・・紫苑。ハハ、相変わらずだなアンタは」
      スッ  チュッ
   「フフ、再会のキスだ」
紫苑 「あ、」
火藍 「あらあら、私はお邪魔だったかしらね~」
ネズミ「ぬ?」
紫苑 「あ、紹介するよ。僕の母さん。会うのは初めてだったよね」
ネズミ「なっ!!!」
火藍 「ネズミさん。本当に、本当に、この子のこと、ありがとうございました」
ネズミ「いいええ、こちらこそ。あのその、これはどうも、」 ペコペコ
紫苑 「どうしたんだ、ネズミ?」
火藍 「うふふ。キスしてるとこ見られちゃったから困ってるのよね~。気にすることないのよ。うちの子を大切に思ってくれてるんだから」
ネズミ「はぁ、申し訳ない」
紫苑 「そうだよ。今度は僕からキスしてあげるよ♪」
火藍 「あんたはちょっとは遠慮しなさい」

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NO.6 第10話 「奈落にあるもの」 を観て

 紫苑の助けた赤ちゃんは無事にイヌカシまで届きましたね。
 タジタジのイヌカシだけど、これで母性本能に目覚めるかな?
 とりあえずは犬に任せてって、赤ちゃんは犬を親と認識しちゃいそう。イヌカシ2号になるのでしょうか。

 護送車から奈落に落とされた二人。ネズミがしっかりと紫苑を守って。
 そこにあったのは累々たる死体の山。寄生蜂の目撃者とかは多分この中なんですね。人間を隠蔽する為の穴?こういったものの上にNO.6は成り立っていると。
 ショックと吐き気、でも沙布の為に山を登る紫苑。滑り落ちたとき掴んだのは沙布の編み棒かな。

 紫苑達が入ったのは矯正施設の第1区画で、研究はこちらで行われてるんですね。一方イヌカシ達は第2区画へ。こちらはそれほど警備が厳重じゃなく、そこから第1区画のロックを解除して。

 覚醒したエリウリアスは沙布と一体?沙布の望みを叶えると。沙布は紫苑を望み、そして沙布の声が紫苑に届いた。
 紫苑が監視カメラの場所や修理用梯子を知ってたのも、沙布の声が教えてくれたからですよね。それとも入手情報がしっかり頭の中に入っていたということ?
 ネズミはこんな時に笑ってる紫苑に違和感を覚えたり、警備員を傷を負わせたまま残していくのを「しかたない」と言う紫苑に寂しさを覚えたり。
 この紫苑の変化は、沙布の声ややらなきゃやられるこの状況下、自然と紫苑に起こったものなのかな。元々内在してたものが表に出て来た、これもまた紫苑の一面なのか。

 ネズミは銃で撃つとき手足を確実にヒットして、一人も殺しはしませんね。
 最上階へ通じるエレベーターの前。人質を見捨てる隊長にネズミは足と腕を撃たれてしまって。絶体絶命のネズミ。だけどその隊長を銃弾が。撃ったのは紫苑。あの紫苑が銃を手に。
 「おい、違うよな。お前がそんなこと」
 まだ息のある隊長を、紫苑はネズミが撃たれたことの怒りで、
 ネズミの叫び「やめてくれ紫苑」の中、引き鉄が引かれ。
 正気に戻った紫苑は自分が人を殺してしまったことにショックですね。
 ネズミは自分のせいで紫苑に背負わせてしまったことを、ゴメンと涙を流して。こんな風に人のために涙を流して。
 紫苑はそんなネズミに4年前の怪我を負ったネズミを見て微笑んで。「君が悪いんじゃない。だから泣かないでくれ」と優しく。ネズミはそれで慰められて。
 4年前のようにネズミの手当をして、「行こうネズミ」。

 紫苑達を導くようにエレベーターのドアが開き、そして最上階。そこで待つ沙布と再会する紫苑。

 ネズミの紫苑に人を殺させたくない気持ちがとても伝わってきました。紫苑は紫苑のままでいて欲しいと言う気持ち。人を殺したことで紫苑が一生それを背負っていかなければならなくなったこと。ネズミがあんなにも涙を流して謝るなんて、それだけ紫苑を大切に思っていたんですね。
 紫苑は強い子。背負っても、それで泣いてるネズミにまず優しい心が動いて。色々と変化が見られたようだったけど、それでもやっぱり紫苑は紫苑のままでいられたのだと思います。
 銃を撃つときには、怒りで我を失っていたと思っていいんですよね。
 次回はいよいよ最終回。紫苑達の未来がどんなものになっていくのか、楽しみにしてます。
   いいんだ、紫苑。やめてくれ

        ----------------------
おまけ:    Another   なんばー6   第10話

   矯正施設 第一区画

紫苑 「階段の監視カメラは赤外線に気を付けて。2段目から45度の角度で1本。踊り場に45度水平に1本。11段目は60度に1本。触れなければカメラは作動しない!」

ネズミ「ああ・・・あの、すまん、もう一回言ってくれ」

紫苑 「なっ!しっかりしてくれ、ネズミ!」

ネズミ「うう・・・すまん」 グスッ

紫苑 「あ、ネズミ・・・ゴメン、つい。・・・さ、」 差し伸べる手
   「行こう。僕がその都度教えてあげるから」

ネズミ「ああ、すまない、紫苑」 ガシッ

紫苑 「気にするな、ネズミ。僕が君を守ってあげるから」

ネズミ「あっ、いや、あんたを俺が守るんだ。そこだけは、その・・・」

紫苑 「フフ・・・わかったよ、ネズミ。頼りにしてるぞ♪」

ネズミ「ああ、まかせろって」

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NO.6 第9話 「災厄の舞台」 を観て

 沙布救出の為、手を取り合った紫苑、ネズミ、イヌカシ、力河。
 まずは矯正施設の情報入手なんだけど、力河の客である保健衛生局の高官に目を付けたみたいですね。

 この高官、話し方から体の動きまでとてもイヤラシイ。首に舌を這わすとこなんて鳥肌ですね。
 舐められたイヌカシは、もう本当に泣いちゃって、観てるこっちも少し罪悪感。ギリギリまで我慢してたんだからな、と涙を流して。その肩を抱く紫苑の様子から、イヌカシは女の子なんですね。イヌカシには本当に辛い時間だったと思う。
 ネズミがなかなか飛び出さなかったのは、銃を出すまで、それがどこにあるかわからない状態だと危険と思ってかな。力河がミスって、高官が警戒しちゃったし。それとも、イヌカシが男だと思ってるから、ふざけて楽しんでたの?

 でも、イヌカシはすぐに普通に皆に加わって、わりとサバサバしてるみたい。
 侵入が不可能とわかって、ネズミはとても危険な案を思いついたみたいですが。

 いつものようにネズミの帰りを待つ紫苑。帰って来たネズミは居心地よさそうな顔をしてますね。
 紫苑は夏のことを心配して、ネズミは夏もここにいられると思ってるのかって、でもそれを面白く感じてるみたい。紫苑の明るい計画を夢物語って笑うけど、真剣だって言われて、沙布救出作戦で生き延びることを彼も真剣に考えているみたい。

 時は流れて春。「聖なる祝日」の前日。ネズミはまだ紫苑に計画を話してないようだけど、町中、支配人と話してるところに突然の砲撃。複数の戦車が西ブロックの住民を虐殺してゆく。これまでこんな戦闘っぽいものがなかったからびっくり。これが「清掃作業」、皆は「人狩り」だって言ってる。たまに行われてるみたい。目の前で支配人が死んだショック、逃げる先々で見る、殺される人々や死体。紫苑には初めての戦火。
 そんな中、赤ん坊の泣き声を聞いて、「命だけは助けられるかもしれない」と、ネズミの制止を振りほどいて、懐いていつも着いて来てる犬に、イヌカシのところまでと託して。紫苑の強いところ、命を救うことへの強い気持ち。
 砲塔を向けられ絶体絶命の紫苑だけど、ネズミが手をあげて、降伏すれば殺されないんですね。
 実は捕まるのは、沙布のいる第一区画へ入るための最初からの計画でした。

 一方、楊眠と火藍。黄昏の家が実は必要の無くなった老人の処刑場だったなんてことを話してますが。本当にとんでもない街ですね。明日、聖なる祝日にネットで呼びかけて、それで市民が立ち上がり、NO.6は醜いはらわたを白日の下にさらすことになると計画してるみたいだけど。そううまくいくのか?火藍は彼の目に創設メンバーと同じものを見てますね。火藍は楊眠の仲間にはならないことに。多分それでよかったのだと思う。

 矯正施設へ護送される中、ネズミは歌を歌いますね。「ブナの森で」。歌なんかじゃ誰も救えない、けど、車の中の皆に少しでも苦しみを忘れて欲しくて歌ったんですね。
 「これから見るもので、あんたは変わるかもしれない」
 「あんたのことなんて、何一つ知らなかった。そう思い知ることになるかもしれない」
 「でも、あんたには変わって欲しくない。あんたには紫苑のままでいて欲しい」
 人を使った実験が行われているという矯正施設。どんな酷いことが行われているのでしょうか。ネズミはずっと以前、矯正施設からNO.6に連れてこられるところを逃げ出したと言ってましたが。

 一方、「私はエリウリアス」。ついに彼女が覚醒し、しかし、研究院の予想と異なる事象が発生してるみたいですが。その彼女のいる矯正施設へ放り込まれた紫苑とネズミ、はたして沙布を見つけ、救出することが出来るのでしょうか。
   人狩り

      -----------------------
おまけ:    Another   なんばー6   第9話

    護送車の中

ネズミ「あんたには変わって欲しくない。あんたは紫苑のままでいて欲しい」
紫苑 「そうか・・・もしかしたらもう天然じゃなくなっちゃうかもしれないんだ」
ネズミ「そうだ」
紫苑 「でも天然が治ったら、反ってネズミにはいいんじゃないか。いつもそれでイライラさせてるし」
ネズミ「何を聞いてたんだ。俺は、天然のままのあんたがいいんだ。だいたいあんたから天然を取ったら何が残る?」
紫苑 「え~~、ひどいよ~」 ウルウル
ネズミ「あ、いや、悪かった。あんたには天然以外にも色々あるんだよな」
紫苑 「ほんとに♪、例えば?」
ネズミ「あん?、たとえば・・・」 ポッ 「い、色々だ」
紫苑 「え~~。まあ、いいけどさ。・・・ネズミも変わるなよ」
ネズミ「俺?あはははは。あ、いや。ああ、大丈夫だ、俺は変わったりしない。安心しろ」
紫苑 「うん♪」

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NO.6 第8話 「そのわけは・・・」 を観て

 ネズミも自分の気持ちを素直に伝え、改めて二人で沙布を救おうと、そこでネズミが見せたいものがあるからと連れてきたのは、彼がよくその前で一人佇んでた大きな窪み。紫苑に、対等でいたいんだろなんて言いながら急な斜面を降りていきますが。

 洞窟に入り、連れて行かれた先で待っていたのは、NO.6の創設メンバーの一人、老。創設メンバーは今もNO.6の中枢にいるものだとばかり思ってたけど、彼すらもまたNO.6に排除された一人となっていた。都市を操る人々というよりも、都市の機能そのものが問題なよう。
 ネズミの名付け親であるという彼はネズミに、NO.6に囚われないよう、ここに帰って来るなと言ってたみたいだけど。

 紫苑が寄生蜂の生き残りと気づいて、奥から出てきた。服を脱いでもらって確認すると紫苑に全てを話すようにと。ネズミが連れてきたのだから清廉なだけでも邪悪なだけでもなかろうと、信頼してる。

 話し終える頃、ネズミに劇場で倒れた時と同じ歌が聞こえてきて苦しみだす。歌えるかと問う老に応え、歌いだすネズミ。
 「♪風は魂をさらい 人は心を奪う
   大地よ 雨風よ 天の光よ
   ここに全てをとどめて ここに全てをとどめ ここで生きて
   魂よ 心よ 愛よ 想いよ
   ここに帰り ここにとどまって 」
 発光する水や地面。紫苑、老以外は恐れ苦しんでるよう。

 真実を、今度は老が話す番だと頼む紫苑に、真実を知ること、友人を助けること、二つは結び付くと思うかと。
 紫苑は、ずっと真実を見ようとしてこなかった、だから世界の本当の姿を知りたいと。
 「エリウリアス。それが彼女の名前だ」そう老は話し始める。

 戦火の中残された六つの土地。諍いや貧困のない理想都市を造ろうと皆が情熱に燃えていた。
 だが、エリート層の掲げていた理想は権力へと変貌、盾突く者、疑問を持った者さえ排除するように。
 老は気づかず環境調査、そして、エリウリアスに出会ったと。
 「偉大なる王。支配者。人間が及びもつかない絶対的力」
 そのレポートのため殺されそうになり、この渓谷に逃れてきて。
 NO.6は彼女の力を手に入れる為、森の民を焼き払った。そしてネズミは森の民のただ一人の生き残りだと。

 ネズミがNO.6を憎む理由のわかった紫苑。
 老は、ネズミはエリウリアスにいざなわれていると。
 復讐をすれば自分が虐殺者となり憎む相手と同じになると言われ、返す言葉のないネズミ。

 実は最初の寄生蜂の宿主でその生き残りだった老は、紫苑に自分の研究のすべての入ったカードを渡し、沙布を救出した後解読するようにと。

 一方、矯正施設に囚われてる沙布。研究員は、サンプルである沙布を使って、エリウリアスを覚醒させようとしてるよう。以前NO.5で歌を聞いて倒れたことがったけど、沙布も幼少時この歌を聞いたことがあるのでしょうか。両親がいないのも気になるところ。

 イヌカシは沙布救出に協力することに決めてましたね。紫苑のために力になってあげたいんだと思う。危険だからって嫌がってた力河も、最終的には火藍の息子であるかわいい紫苑のために協力することに。
 皆に愛される紫苑。紫苑は皆に「ありがとう」と。

 一方、楊眠からやはりNO.6の真実を聞かされた火藍。君の気持ちがわかると抱きつかれて、「こんなこと間違ってる」って、しっかりしてる。仲間にならないかと誘われ、彼女は地下組織のようなものに加わっていくのでしょうか。
 そんな彼女のもとに届いた紫苑の手紙には「母さん ありがとう。いつまでも愛してる」と。
 息子が危険を冒そうとしてるのがわかった今、彼女はどうするのでしょうか。

 今回、ずっと語られずにいたNO.6の真実がついに明らかになりました。
 創設メンバーがその権化のように思ってたけど、そうではなく、エリート層の意識が都市を変貌させていったんですね。
 エリウリアスは凄く謎ですが、こんな神秘的な存在が登場したことに驚き、その全貌にとても期待もしています。
 4人のメンバーが沙布救出のため一つとなって、高揚しました。力河がまさか加わって来るとは思ってませんでしたが、彼には何か燃えるものがありますね。
 はたしてどんな風に矯正施設に侵入していくのか、そもそも矯正施設はどんな建物なのか、楽しみにしてます。
   最初の宿主

      --------------------
おまけ:    Another   なんばー6

   渓谷の洞窟

ネズミ「♪~ここに帰り ここにとどまって」

老  「うむ・・・懐かしい・・・何もかも懐かしい・・・」
     スゥー
紫苑 「ああっ!」
老  パチッ 「いや、生きておるから。ハハハ」

ネズミ「うっ」 くらっ
紫苑 「大丈夫か、ネズミ!」

老  「アンコールを願いたいが、もう、よしたほうがよいみたいだな」
紫苑 「それなら僕が・・・さっき聴いて覚えましたから。
     す~  
    ♪ ボエ~~~~ 」

老  「ぐあぁぁーー」
ネズミ「ぬわぁぁーー。やめろ、紫苑。頼む、やめてくれ~~」

紫苑 「・・・・・・・・酷いよ、皆・・・」
ネズミ「酷いのはあんたの・・・」
紫苑  ぐすっ
ネズミ「ふう・・・俺がちゃんと教えてやるから、うまくなるように。
    だからそんな顔するな、紫苑」
紫苑 「ほんとに?」
ネズミ「ああ、俺が教えてうまくならないなんてことはありえない。
    そうだろ」
紫苑 「うん♪ありがとう、ネズミ」

老  「コホン、コホン。話したいことがあるんだが・・・よいかな?」
紫苑 「は、はい。すいません」 テヘ

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NO.6 第7話 「真実の嘘・虚構の真実」 を観て

 沙布が治安局に連れて行かれたことを知らせるメモを握りつぶしたネズミ。彼はどうするつもりなのか。

 「別に褒めてねーよ」って、イヌカシがかわいい。紫苑を見て微笑んで、紫苑はイヌカシもそうだけど皆に好かれ、というか愛されてますね。

 ネズミは自分で沙布を救出しようと考えてましたね。そのまま黙殺するのかなとも思ってたけど、そんなことはなかった。矯正施設の情報を依頼するネズミ。
 イヌカシとの金貨の投げ合いがカッコいい。イヌカシは死を極端に恐れてたんですね。ネズミの奥の手は魂を連れて行く歌。イヌカシは苦しい死だけは絶対御免、死ぬときは安らかにを望んでる。「どこにいても、必ずお前の魂の歌を届けてやる」真剣な口調で、イヌカシは引き受けてくれた。紫苑にはもちろん内緒。

 沙布は市民の記録も抹消されていた。
 沙布は液体の中に入れられて、理想的なサンプルと呼ばれてたけど、ここが矯正施設なの?どう見ても研究施設。矯正施設は洗脳とかするところだと思ってたけど、それは間違い?

 火藍に何気なく話しかけてきたお婆ちゃんだったけど、楊眠の言うように治安局の人間でしたね。秘密警察みたいな感じ。怖ろしいですね。市に不満のあるやつは皆矯正施設送り。楊眠はこれから活躍しそうな感じですね。

 力河さんの溺愛ぶりが。いいおじさんじゃないですか。服を買ってやるって入った店で紫苑は偶然沙布のコートを見つけてしまいますが。
 イヌカシを問い詰め、沙布が矯正施設にいると知った紫苑。

 イヌカシは紫苑を心配し、ネズミに「あの天然、お前がとめなきゃ行っちまうぞ」失いたくない程大切な相手なら最後までちゃんと守れと。
 ネズミは、命取りになる前に何故捨てない、と、紫苑に対する自分に自問するけど。

 帰れば食事を作った紫苑が迎えてくれる。今日はちょっと豪勢に。微笑むネズミ。ネズミはこういった事も失いたくないと思ってるよね。
 血清や第三の道も、前回と違って落ち着いて話せてますね。
 頼りすぎてると言う紫苑。壁が壊れれば頼ることも無くなると言うネズミ。沙布の名を出して探ったみたいだけど、紫苑はうつむき。「今度はちゃんとセックスするんだろ」は励ましかな。
 人を見る目。
 「君と一緒に過ごして、泣いたり笑ったり怒ったり。自分にもいろんな感情があるんだってわかった。わかったことが誇らしい」
 紫苑は今夜でネズミとお別れのつもりでいるから、彼の料理も、ネズミに語った言葉も、彼が最後に送ろうとしたものなのでしょう。
 「君に出会えてよかった」。キスをして。

 翌朝早く、矯正施設へ向かう紫苑。でも、やっぱりネズミはとめに来た。
 束縛されたくない、邪魔をするな、に、「昨日よりましな演技だ」と、いきなり殴り飛ばすネズミ。
 「嘘をつくってことは、軽んじるってことだ」。なるほど、そうだなと思う。
 お休みのキスを、「バカにするにもほどがある」と怒って、そして渡すメモ。と、今度は紫苑が殴った。隠し事をした罰。ここらへんがさすが紫苑。
 「心配したんだよ」と、もうカッコつけずにネズミは本心を言って。それに対し紫苑は「対等でいたい」と。ネズミが紫苑を見降してるように感じてた。でも、「わかってないのは、そっちだろ」違った。
 4年前、「あの無防備に開け放たれた窓は、俺にとって奇跡だった」
  「人は確かに人に救われることがある」
  「あんただけが教えてくれた」
  「忘れることも、捨て去ることもできなかった」
  「だから今の俺があるんだ」
 ネズミが紫苑をどう思っているか、その本当のところが紫苑に伝わって。
 お互い嘘をつかないことを誓い、射し込む朝の光が綺麗ですね。
 ネズミは紫苑に見せたいものがあるみたいだけど、はたして何なのでしょう。

 今回、紫苑、ネズミ、二人がお互いをどう思っているかが告白?されましたね。一つ落ち着いたような感じで。今までぶつかり合うことの多かった二人だけど、これからはもっと分かり合っていけるのでは。
 キスはちょっと驚いたけど、でも、優しくていい感じでした。お別れのキス。
 二人が、エンディングの感じに近づいてきたなと思いながら。
 果たして沙布を無事救出することは出来るのでしょうか。
   お休み?のキス

     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おまけ:    Another   なんばー6   第7話

    丘

ネズミ「手紙のことは反省する。二度とこんなことはしない。誓うよ。
    だからもう、俺にお別れのキスなんかするな。嘘はつくな」

紫苑 「うん、誓う」

   「・・・・・・・・・・・・・・」
      そっ
             チュッ

ネズミ「あ・・・・・・」

紫苑 「誓いの、キスだ」

ネズミ「ふっ・・・キスはやたらとするもんじゃないぜ」
      紫苑の頭を ポン

   物陰
イヌカシ「ゴクッ・・・心配して見に来てみれば・・・
        あいつら一体どうなってんだ????」
力河  「まったくだ~。どうなっちまってんだーー、
     紫苑ーー。イヴーー・・・」 エグエグエグ
イヌカシ「ゲッ、おっさん!。いつの間に!」

    朝日の当る中で・・・

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maruko69号

Author:maruko69号
岐阜県在住
おっさんです。
おまけのパロディは自作です。
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