BLOOD-C 第12話(最終回) 「わすれじの」 を観て

 この町を舞台にした実験もいよいよ終局。
 メインキャスト達はどんな運命をたどるのか。そして、唯芳は。
 元に戻った小夜の心に残ったもの。湖畔で過ごす小夜の心にあったもの。
 たとえ今までのそれが演技だったとしても、小夜にとっては・・・。

 首謀者はやっぱり文人さんでしたね。
 小夜の記憶が戻って明らかになる、二人の間で交わされたこと。
 古きものは昔から実在してたもので、その古きものと人間の間に昔交わされた約定が「朱喰免」。古きものに、一定の人数を食べていい代わりにそれ以外は襲うなという約定。古きものが「ぬし、約定を守れ」と言ってたのは、一定数しか食べてないんだから、小夜は邪魔をするなってこと?
 その朱喰免を使って古きものの力を手に入れられないかと持ちかけられたのが文人。で、小夜を捕まえて、その血で古きものを操ってたんだけど、小夜が朱喰免ってこと?元々昔は古きものが一定数以上食べた場合に小夜が狩ることになってたとか?見張りみたいに。違うかな、文書かな。国の極秘資料がそれなの?
 文人は「作りたいものと確かめたいこと」の為にこの実験を。確かめたいことは、生い立ち、周り、記憶を全部変えた場合、前と同じように考え行動するのか。根本が変わるのかどうか。やっぱり小夜なのか、もう別人なのか。
 小夜は変わらないと言った。文人が変わるのを望んだのは、変わるのなら小夜を自分の思い通りのものに作り上げることが出来るから?それが作りたいもの?

 さて、前回、その醜さをさらけ出した4人だけど、もうこれはこうなるんじゃないかと思ってたんだけど。やっぱり、今度は本当に。
 時真君、やっぱりあっさりだったよ。ののねねは、ちょっと、いくらなんでもやりすぎだよ。憎み切れないとこもあったから。バシバシ叩きつけられたのがのの。裂かれちゃったのがねね。ねねがののを突き飛ばして逃げようとしてたから、ここら辺演技と共通して、ねねの方がアグレッシブな感じか。
 そして香奈子先生だけど、小夜はそれでもやっぱり守りますね。彼女達も小夜にとっては守りたい大切な人。最後まで小夜は変わらない。で、せっかく助けてもらったのに、小夜を怖がって逃げ出して、と、逃げた先に行方不明だった唯芳がって、血を吸われちゃったよ。
 白目をむいて、小夜の血の過剰摂取で本来の彼に戻ってる。小夜を捕まえたのが彼ですね。小夜の血で彼も使役されていた。古きものと人のハーフの唯芳を小夜は自分に近いものとして盲目的に慕ってたと。なるほど。
 そしてついに、すっかり元に戻った小夜と、唯芳の戦いが。

 小夜が人間をエサに出来ないのは暗示のためって、それ以前は食べてたの?暗示をかけたのは犬さんですね。文人の勝者への褒美は、人を殺せるようにしてあげること。皆を守ると約束した相手は文人でしたね。

 小夜は唯芳を倒したけど、変身して第2ラウンド。アクションシーンがすごかったですね。
 唯芳強い。小夜は戻るように呼びかけて、彼を倒したくないんですよね。父様に戻って欲しい。
 でも、唯芳がとどめを、と、小夜が1話から追っていた謎の光をついにつかんだ。そして、神速、唯芳の両腕が切断された。
 「光の先を探し当てたか」父様に戻って、己に近い小夜といられてうれしかったこと、「だからこそ苦しかった」こと。小夜は父様の死に涙を流して。元に戻った小夜だけど、それでも、彼女にとって唯芳は父様であったし、父様であり続けてる。

 唯芳が倒され、もう小夜を捕える手立てが無くなったんで文人は逃げですね。小夜は怒りで文人を追って、と、「小夜!」逸樹が小夜のもとに。このまま文人についってっちゃうのかなと心配してたけど、逸樹君の愛は本物だった。よかったよ。でも、銃撃で、ちょっと撃ちすぎだ。
 「なんでだろう。演技だったんだけどやってるうちに、なんだか、本当に、可愛いからって思ったのかもな」
 「きっと、君の一部でもあるんだよ。小夜」
 逸樹ちゃん、メインキャストの中で唯一良心の持ち主だったと思う。
 それに比べて優花は都知事になりたいって、ちょとガッカリだ。

 兎っぽい古きもの、怖すぎる。夢に出て来るよ。文人としては口封じってことかな。機銃掃射はするし、どんな地獄絵図だ。もさもさむさぼってるとことか、人間団子とか。
 ボス兎を見つけた小夜、超絶剣技で粉々にして、これで古きものは治まったみたいだけど。

 ヘリにジャンプでいけるのかって思ったけど、銃弾が顔面直撃。ギモーブの感触って、これを観てたギモーブ好きの人がちょっと可哀想だよ。またねって、これくらいじゃ死なないのを十分承知だ。

 湖畔の小夜。皆を思い出して涙して。ここでの生活が幸せだったんですね。ずっとそこで思い続けて。小夜の長い人生の中で、それは短かったけど初めての幸せな時だったんじゃ。例えそれが演技だったとしても、小夜の中ではあの生活は楽しかったものとして確かに存在している。それを失って、悲しくて。

 小夜は何故、捕えられる前に「己のままでいたい」と願いに行ったんだろう?もう一つの願いって?これらの代償が人を殺さない事ですね。

 眼帯をしてキリッと顔をあげた小夜、って血が流れてるよ。
 走って、柵を飛び越えてその外に出て、遥に望める東京の灯を目指して。

 劇場ありきということだけど、この終わり方なら十分。この町での実験は完結して、この実験を通しての小夜の物語もあの湖畔で一つの完結を迎えてると思う。
 残された大きなものは、賭けに勝った小夜に人を殺せるようにする褒美がどうなるのか、それと、犬さんですね。これは劇場でということで、いい残し方なんじゃないかなと思う。
 全話を通して唯芳が本当は何を考えてるのかがとても気になるところだったけど、あの小夜に見せていた優しさは本物でしたね。小夜も戻った後も彼を父様として、この二人の愛はとてもよかった。
 文人は1話から怪しかったんだけど、安定の首謀者でしたね。笑顔に騙されそうになるけど、やってることは滅茶苦茶酷いこと。劇場でどんな決着をつけるんだろう。
 逸樹君は密かに応援してたんだけど、彼がこんな子でよかった。計画に加担はしてたんだけど、その心根には優しさがあったんだと思う。どんな経緯で計画に参加したのかしりたいところ。
 時真君にはほんとにやられた。あの川原のシーンで彼がキーマンになると信じちゃったのに。
 小夜は、逸樹が言ってた様にあの天然の小夜もやっぱり小夜の一部なんだと思う。あの歌も、小夜の中から湧き上って生まれたものだと思う。クラスメイトに感じた思いも。苦しみながらも最後まで皆を守ろうとした彼女はとてもすてきでした。

 毎週楽しみにしてたアニメでした。予想の斜め上をいく展開、提示される謎のタイミング、構成がとてもうまかったと思う。そして小夜が魅力的で彼女に感情移入できました。
 アクションがとてもよく、残虐シーンも思い切りがあってよかった。
 もう一度最初から見たくなりました。劇場版も楽しみにしてます。
   父様

    ---------------------------
おまけ:    Another   BLC   第12話

   神社
    瀕死の唯芳
唯芳 「・・・うれしかった、共にいられて。それは偽りではない」
小夜 「・・・・・」
唯芳 「最後に、小夜、お前のコケる姿をもう一度見たかった・・・」
小夜 「コケる?!・・・、待ってろ、今、コケてみせる!」

  小夜  スクッ ダダダッ ズデーン!!

小夜 「どうだ!」
唯芳 「う・・・、違うのだよ。もう少しこう、」
小夜 「こう?・・・ああっ、わかった。思い出したぞ!いくぞ、もう一度だ」
     す~~
       すっ
小夜 「あっ、父様♪」 タッ 「あっ」 ピョ 「おっ」 「うっ」 バタン
唯芳 「小夜っ」
小夜 「大事ありません。小夜は丈夫ですから♪」 ニコッ

唯芳   ホワン 「ありがとう、・・・小夜」 ガクッ
小夜 「父様っ・・・うっ・・・」

   湖畔
犬さん「次の願いの為に、行くか、小夜」
小夜   キュッ
      タッタッタッタッ
   「あっ」 トッ 「はわわっ」 バタン
   「く、癖になってる?・・・でも、小夜は丈夫ですから♪」

    東京を目指して

     ♪今日もいい天気 空にお星様キラキラ光る~

                         おわり
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BLOOD-C 第11話 「たれをかも」 を観て

 もう、色々と衝撃だよ、ショックだよ、茫然だよ。
 ののとねねが生きてて、ああよかったなんて思ってたのに、あんたらそんなだったの。悪魔がキャッキャしてるみたいだよ。ぶっちゃけすぎだよ。
 そんで、時真君。あんたはあんたはあんたは、最低だー。ひどい、ひどすぎる。「こんな化物」って、その目つき、もう泣きそうになったよ。
 4人とも醜い、醜すぎる。
 逸樹ちゃんが、もう、天使に見えたよ。

 夏に入ってからってことは、もしかして1話が実験初日?
 成長の記録も思い出も何にもないのはもちろん。いつものように動揺する小夜を双子が嘲笑って、何か嫌な気分になって来たんだけど。
 「ここは変わらない方に」って、香奈子先生、おもいっきり胸もんでるよ。やっぱり真性だ。
 やっぱり生きてた時真君だけど、「ちっ」て、いきなり「ちっ」だよ。んで「金が欲しいんだよ」って。ガーン。と、時真君?もう、裏切られた気分。
 メインキャストとかエキストラとか、ぶっちゃけまくり。確かにそんな感じだった、実にそうだった。他の町の人はちゃんと死んでるで、腹を抱えて笑い出しやがったよ、双子が。
 人生的にやばいとかおいしい役どころとかで話が弾んで、「こらこら静かに」って、何なんだお前らは。
 古きものの血を小夜に飲ませるところはまるで、まるでだよ。「こんな化物に」って、小夜を見下ろすときの目が、時真君、酷すぎる。小夜が滅茶苦茶かわいそうだよ。

 小夜を捕獲するとき喋ってたのが、文人?で、実際に捕獲にあたった変身したのが、もしかして、あの人?
 その強さは人でないからか、それとも生きてきた道筋故か。それを知りたいというのがこの実験のそもそものよう。
 やっぱり小夜は古きものの血を飲んでた。古きものは小夜に提供されたエサってことかな。首謀者君が用意したって、小夜の血を使って作ったのかな?古きものの血は小夜の血?変身君にも小夜の血は与えられたようだけど。

 小夜が血を吸うシーン。物陰のねねの怯えようが。転がってる首無しは人形なの?
 百人一首の謎って、今までのタイトルに隠されてたわけ?んー、全然わからない。
 香奈子先生は小夜にべた惚れだ。神に近い何かとか、もう、古きものはエキストラ扱い。
 もうこのルールに付き合いきれないからって、監視カメラを切ったりして4人の独断暴走ですね。
 偽名。珍しい苗字がこんなに集まるはず、とか、そこまでぶっちゃけだ。普通に変わった名字だなって観てましたよ。もう。
 「朱食免」?をみるのが先生の目的。4話で鳥っぽい古きものが「約定を守れ。朱食免よ」とか言ってたけど。人間を食べていい許可書って、よくわかんないよ。それを持ってないのが人間を食べると古きものになってしまうとか?なんか、学会に嘲笑われとか、香奈子先生は悔しそうだ。小夜はそのありかを知ってて、それを思い出して探してほしいのが香奈子先生。
 制服のデザインにまで、ぶっちゃけ始めたよ。コスプレって。双子は女子に着せて何をやらせる気なんだ。「ばれなきゃ何しても」って、すごく恐いよ。
 と、保管庫を突き破って古きもの?が。犬っぽいんだけど、もしかして犬さん?小夜を引きづってく先生がちょっと健気だ。

 逸樹と優花登場。その顔つきで、彼等はこの4人のことを怒ってるってすぐわかって、何だか救われた気分になったよ。
 「くっ、大丈夫かい」逸樹ちゃん、もう、地獄に天使を見る思い。根っから優しい人だったよ。優花は冷静知的な感じだね。彼等もプロジェクトの参加者でルールを重視してるんだけど、でもいいよ。
 双子は爪を剥いだり指折ったりって、今までどんな悪行を重ねてきたんだ。前科どころじゃないマジやばい事って何だ。「ちょっと先生、絶対ばれないって言ったよね」毒づきだした。
 「ばれないわけないだろ」町全体が計画の為に作られてるって、納得納得。説明する逸樹がカッコいいよ。
 「ばれてもいいと思ったのよ」で「え?」となって、
 「私が世間に発表できないじゃない」で「なにそれ」まったくだ。すかさず「金はどうなるんだよ」の時真君。もう、絶妙すぎる。仲間割れ初めて、えらい醜いことになってきた。
 「小夜の記憶さえ戻ればきっとあいつを」で、
 「僕を?」文人登場。ニッコリ笑って次回へ。

 小夜の記憶が戻ろうとするたびに上書きしてきた。実際に行ってきたのは唯芳かな?記憶を戻らないよう最善の努力をしたうえで、更衣小夜で在り続ければ首謀者の実験は目的にかなうのかな。小夜に戻ったら失敗?
 二人の主張のどちらが正しいか試す実験だったから、首謀者は小夜の人格の上塗りが可能だと主張し、小夜は、自分を消すことなんて出来ないと主張したのかな?
 皆を守る約束は首謀者としたの?これは実験上の小夜の行動づけの為なされたの?
 犬さんは首謀者とは違って小夜の記憶が戻ることを望んでたけど、犬さんはこの町にこっそり紛れ込んでるのかな。誰かの願いを叶えるために来たって言ってたけど。

 さて、残るは後一回。どんな結末が待ってるのか楽しみにしてます。逸樹ちゃんは小夜を射止めることが出来るのでしょうか。
   血、飲むと真っ赤に

      --------------------
おまけ:    Another   BLC   第11話

    1話とか
   朝 学校
逸樹 「じゃあ、大体そんな感じでいくから。台本はあるけど、アドリブきかせて自然にね」
のの 「しつもーん」
ねね 「なんで時真っちはセリフが一つだけなんですかー。ひいきだよひいき」
時真 「ちっ」
優花 「設定です。後半増える予定ですから、ひいきなどではありません。それはそうと、私に突っ込みキャラなど本当に務まるのでしょうか」
逸樹 「大丈夫だよ。リハーサル通り落ち着いてやれば。さっきもナイス突っ込みだったよ」
のの 「あっ、小夜ちゃん来たよ」
逸樹 「じゃ、皆、準備はいいね。時真君。君は遅刻なんだからどっかその辺に隠れてて」
時真 「そ、その辺ってどこだよ。そこにか、金は落ちてんのかよ」
優花 「いいからとっとと出てけってのっ!!」
のの・ねね 「おーっ、優花ちゃん、ナイス役作り。って、キャハハハハ」
  んで、
小夜 「おはようございます」
優花 「今日は間に合ったね」 ドキドキ

   みたいかな?違う?

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BLOOD-C 第10話 「ふくからに」 を観て

 ついに真実の一端がほぐれ始めましたね。
 なんとなくそんな予感もしてたんだけど♪

 母様の顔も名前も思い出せないってとこで自分が何者かの懐疑が表面化しだして、唯芳がどう答えるのかなってとこで古きもの。困った唯芳が呼んだわけじゃないよね。
 古きものは小夜が本来の小夜に戻るのを楽しみにしてるようなことを言ってたけど、同族意識みたいなものがあるのかな?
 小夜を己の意志で動けてないって、目の赤くなったときが己の意志で動けてるときなのかな。
 小夜もエサが欲しかろうと、小夜は人を喰らうわけじゃないよね。
 と、「どうしたんだ」時真君が戻って来ちゃったよ。で、あっけなく食べられちゃったよ。まさかここまであっさりとは、逆に衝撃だよ。
 悪食と言われる小夜のエサとはなんでしょう?
 例の記憶のシーン。小夜は囚われの身みたいで、何かをエサとして与えられてるようだけど。背中から何本も伸びたチューブからは小夜の血を採取してるみたい。あの大量のガラスの中の血は全部小夜のなのかな。
 「約定を違える人の傀儡」が古きものにとっての小夜。一刀両断にされた古きものの頭に詰まってるモノがとっても気持ち悪いんですけど。
 そして、自分は何者かを考える小夜は「私は誰?」状態に。

 時真君が食べられたのに、小夜はわりと落ち着いてお目覚めだ。もう、慣れてきちゃってるのかな。時真君は小夜にとって特別な存在にはなれなかったみたいで、なんか哀れなような。
 コーヒーを飲んですっきりで、入ってますよね、ここまでの流れでいったら例の赤いものが。ギモーブだって。
 文人さんは、小夜がそれを必要としてるからあげてるわけで、ある意味善意、というわけでもないよね。

 唯芳のところに行った文人が手に持ってるのって武器?唯芳と文人が戦ったの?文人の怪我はそれで?唯芳はどうなっちゃったの?なんだか唯芳の身がとても心配なんですが。

 ♪今日もいい天気~。こんなときでも歌いますね。父様が心配でテンションは低いけど。
 カフェギモーブに香奈子先生がふらりと現れた。受持ちの生徒がほぼ全滅なのに、平和な顔をしてるよ。コーヒーをやめたのは、小夜の飲むものを勘ぐってだよね。
 古い伝奇や神話に興味があるから、古い書物が見たいって、この町に来たのもそれが理由だって。もっともらしいけど。今日にやけにこだわったりして。

 一緒に保管庫に。小夜は以前見た弓で戦う絵を見て、唯一御神刀でに、あれっと思ったみたいだけど。
 「いつまでこんなバカなお遊びを続けるつもり?」香奈子先生がなんか言い出した。
 良く見てって、小夜が気付いた、古い本のはずなのに紙が新しいって。そうだったのか~。
 他の本をめくると、なんと白紙だ。これまで他の本に手が伸びなかったのも、何かの暗示?さらに、
 「だから~、偽物なの」ののとねねの幽霊が。って、本物だよ。なんで、なんで生きてるの?
 「もうそろそろ終わりにしましょ。こんな茶番劇は」
 え~~~~~~~~~~~~?!
 で次回。

 茶番劇って、ずいぶんはっきり言っちゃいましたね。まあ、そんな雰囲気もあったんだけどね。
 あの流れた血は何だったんだろう。幻覚だったということになるのかな。それとも違うような気もするんだけど。血糊を使っての大掛かりなトリックってことはないでしょうが。
 古きものは実在するんですよね。しない?
 多分、時真君を始め皆生きてるようで、その点良かったのかな。彼の恋にもまだ先があるかもしれないし。
 ののやねねは死んだことになった後、小夜に姿を見せないようにしてスタンバってたの?生徒達皆もグルになって小夜をだましてたっていう風には見えなかったけど。
 ともかく悲惨な方向から、明るい方に向かいだしたみたいで、まだ明らかになってない真実がどんなものか、希望を持って待ってます。
   バカなお遊びを

      -----------------------
おまけ:    Another   BLC   第10話

    保管庫

小夜 「この紙、新しい・・・」
香奈子「伝奇を写した古い本のはずなのにね」

小夜  棚から スッ パラパラパラ

小夜 「これは!!」

 本 『アッハ~ン いや~ん うっふ~ん』

小夜 「母様???」

唯芳   どかどかどかっ

小夜 「と、父様!。今までどこに?いえ、それよりもこれはいったい!」
唯芳 「う、・・・違うのだよ、小夜。違うのだ!」
     本を わしっ
唯芳 「くっ・・・」 スタタタターッ
小夜 「あっ。と、父様。どこに?」
唯芳 「散歩」

香奈子  ポカーン

   木を隠すなら森とはいうけど・・・
     激しく後悔する唯芳でしたー♪

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BLOOD-C 第9話 「こころにも」 を観て

 「もう誰も死なせはしない」
 何人かは犠牲が出ちゃったけど小夜が刀を抜いて、さあ頑張って倒しちゃってくれって思ってたら。

 キンキン剣をはじいて厄介そう、でもクラスメイトを助けながら、と、ああっ、また犠牲者が出た。
 小夜が戦っても止まんないよ。キックで廊下に、と、逃げるクラスメイト達が次々やられてく。小夜は頭痛に苦しみながらだけど、そういえば、目がずっと黒いままだよ。
 目が黒いうちは弱い小夜。古きものを倒した時は常に赤い目だった。怒りや切羽詰まった時に色が変わるようだけど、この状況ではまだそうじゃない?
 委員長が基本の消火器攻撃。小夜を心配して来てくれたんだけど、古きものの足針攻撃がっ。え?やられちゃったの?
 と、屋上に古きものが。そして古きものにに突き刺され、優花、あっさり死亡だよ。何という無慈悲さ。もう、感情もついていけなくて茫然。

 優花の死でやっと小夜の目が変わった。こうなると、弾いてた足もスパスパ切って、逃げの相手の脳天に一撃。
 倒してからも怒りで古きものを切り刻む小夜。守ると約束したのにと涙を落として。
 「小夜」。あ~、委員長は生きてました。あれで何故無事なんだと疑問なんだけど、とりあえず良かったと思っていいのかな。「君は何者なんだ」って、もっともな質問だし。
 結局残りのクラスメイトは全滅なんですね。もう、予想してなかった大惨事でした。
 香奈子先生はあの大騒ぎを知らなかったの?それとも見てた上であんな質問をしたの?

 小夜はどうやって帰って来たの?送ってもらった?先生に?
 夢のはずもなく、小夜は夜風に当たりに。と、目の色が赤い。何故?部屋にあった、以前文人がおやつにって渡してくれたけど休校でそのままになってたギモーブを食べたみたいだけど、それは関係ある?と、すぐ戻りましたね。

 悲しみの小夜の足元に犬さんがちょこんと。小夜は彼を抱きしめて泣いて、少し落ち着いて。辛いのは頭か体か心かと問う犬さん。
 「今日、大きくことが動いた」とは、小夜が約束を守れなかったということ?もっと他のこと?
 終わりが近いは、実験の終わりのこと?
 小夜の考えなければならないこと。
  約束を誰としたか? さらに、
  小夜が何者か? ここで目の色が変わった。
  何故、答えが出る前に何かに阻まれるのか?

 「小夜」時真君が心配して夜なのに来てくれた。
 学校に古きものが現れたのは知ってたけど、その惨状は知らないですね。危ないと思って校内に入らずにすぐ帰った?
 そう、小夜達のクラス以外に生徒はいなかった。何故?連絡網のトップは香奈子先生?もしかして香奈子先生は古きものが現れるのを知ってて、あるいは呼び出して?なんて、わかんないですが。または他の誰かが仕組んだ?というか、他のクラスの生徒って一度も登場したことないし、そもそもいるの?他の先生も。なんて。

 心配だったから来たと言っても通じない小夜に、
 「だから、あんたが好きだからだ」やりました時真君、ついに告白。でも、
 どこを好き?不思議そうに尋ねる小夜。そして、
 「私、あなたとどれくらい一緒にいましたか?」虚をつく質問。核心に関わることでぜひ聞きたかったんだけど、何か言いかけたとこで父様が邪魔に入ちゃった。
 唯芳は普通に娘を心配する父親みたいでしたね。唯芳と時真君の間に見えない火花が。一戦目で父親が勝つのは世の常で時真君は撤退。

 時真君への質問は小夜が何者かに関わること。「私は・・・」考える小夜。そして、
 「でも父様。私、母様の名前がわかりません」
 唯芳はどう答えるのでしょうか。

 ずっと自分の記憶を疑わずにいた小夜が、自分が何者かを委員長や犬さんに問われ、考える中で疑問が浮かび上がってきましたね。上書きされてたものが外れそうな感じで、不安げに自分の存在を口に出して確認する小夜が痛々しい。
 終盤でとんでもないことになってくとは思ってたけど、この学校の惨劇はもうショックを通り越して茫然ですね。
 提示されてる謎は膨大で、でも、まだ何もはっきりとはしていない状態。残りあとわずか、真実はどんなものなのでしょうか。
 生き残った逸樹君と時真君、彼等の運命を心配しながら。
   学校で

     ------------------------
おまけ:    Another   BLC   第9話

    上空

優花 「はぁ~~~・・・」 ふよふよふよ

のの 「あっ、優花ちゃんだ」
ねね 「ほんとだ。いらっしゃーーいだよ、優花ちゃん」
優花 「ゲゲッ!あんたら・・・」
のの 「ゲゲって・・・」
ねね 「ひどいよ~、優花ちゃん」

優花 「ふ~ん。でも、あんたらはまだいいよ。あたしなんか死ぬってのにセリフがほとんどなかったんだからな」
のの 「あちゃ~、でもドンマイだよ」
ねね 「次はきっと大活躍させてもらえるよ~」
優花 「死んだら次もなにもないだろっ!」
のの 「そっか、その通り~」
ねね 「残念だったね、優花ちゃん。アハハハハ」
優花 「あんたらな~」

のの 「はぁ~、早く逸樹ちゃん来ないかな~・・・」
優花 「おいおい、不謹慎なことを言うな。っていうか、あたしは委員長は来ないような気がするんだよね」
ねね 「ええっ、なんでなんで?」
優花 「ん~、なんていうか、女のカンってやつ?」
のの 「えーっ!優花ちゃん、知らないうちに女になっちゃってたんだ?」
ねね 「やっる~、優花ちゃん。相手は誰、誰?もしかして~、」
のの・ねね 「逸樹ちゃ~ん?」
優花 「ちっがーう!」
のの 「だよね~」
ねね 「逸樹ちゃんは小夜ちゃんだもんね~。で、誰なのかな~?」
優花 「だーかーらー・・・。はぁ~、あんたらは~」
のの・ねね 「あはははは」

   女子会っぽく、なってるのかな?

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BLOOD-C 第8話 「よのなかよ」 を観て

 古きものを両断し、その血の海の中にしゃがむ小夜。そこに時真君が通りがかって・・・。

 時真君は古きもののことを知りませんね。普通の高校生と考えていいのかな。彼がまずその情景を見て思ったのは、小夜が大怪我してるんじゃないかとの心配。安心して小夜を抱きしめて、そして、小夜に付いた血を洗って綺麗にすることを。小夜を想う時真君。
 俺にとって特別だから、だから教えて欲しいと、時真君は小夜の力になってあげたい。小夜は彼に話す決心を。
 苦痛の襲う小夜を「それが大丈夫な顔か」と抱きしめ。でも、小夜は彼がどうして抱きしめるのか素でわからない。小夜も彼を他の生徒と比べて特別に感じてるようなそぶりはあったけど、恋愛感情のようなものにはつながらないようですね。時真君は、今はそれでいいと思ってるみたい。
 化物でなく古きものだと強く否定する小夜、古きものをある意味尊重してるよう。
 優しいですねと言われて時真君は頬を赤らめて。皆にそれを知ってもらいたい小夜に、あんただけがわかっていればいいと。気になったことを言うように言う彼は、文人さんとの対比になってる面もあるかな。
 静かに、とてもいい雰囲気のシーンでした。会話からも、抱きしめたりハンカチを渡したり手を引いたりという仕草からも、彼の小夜に対する優しさと愛情が伝わって来て。

 倒れてた唯芳の口元の血は、小夜が抱くより前からついてたから小夜のじゃありませんね。ギモーブで文人さんがコーヒーの代わりに出した「他のもの」と関係があるのかな。倒れていたことも。位置的に唯芳の口から出たものじゃないと思うけど。

 ♪父様が元気でないと私もしょんぼり
  お天気良くても やっぱり
  しょんぼりなの しょんぼりなの

 久しぶりの歌だったけど、やっぱりしょんぼり。と、犬さんが堂々と覗いてる。尻尾を振って、何気にご機嫌なようですが。「もっとキャーとかイヤーとかないのか」と、それを期待してた?
 怪我がすぐ治る自分の体を小夜は「よかったなと」。疑問に思ったりしませんね。
 約束を破ったらどうなるか。これはちょっと恐い予感がしますが。
 どちらが正しいか試す実験。やるからには勝者と敗者を決めないと。勝者には褒美、小夜は何が欲しいのか。敗者には死ぬより辛い罰。
 今はまだ実験の最中だとするとこれらはこの先ですね。小夜が手錠をはめられてたのも気になりますが。
 犬さんは小夜がもうすぐ思い出すだろうと。

 三日間何事もなく、そして久しぶりの登校。唯芳は小夜を辛くはないかと本当に心配してますね。小夜が母様のことを口にした時の彼、唯芳も深く苦悩してるよう。小夜を欺いてること、そして今の小夜の辛さに?

 久しぶりの学校。優花も委員長もさすがに元気がないですね。と、校庭になんと古きものが。無数の足の針が不気味だけど、小夜を認識して、ゆっくり動き出したと思ったらダッシュ、教室に跳び付いた。そして教室でまさかの大量虐殺開始。目を疑うような光景の中、優花と逸樹の間から小夜が進み出て、御神刀を抜き、
 「私が皆を守る。もう、誰も死なせはしない」。
 皆の見守る中、古きものに斬りかかって、次回へ。

 小夜が飛び出して行って校庭で戦うのかなと思ってたら、とんでもないことになっちゃいましたね。こんな凄惨な場面はちょっと記憶にないような気もしますが。小夜、もう一歩早く、とまた思ってしまいました。逸樹と優花が死なずに乗り切れるのかも気になるところ。死んでしまったクラスメイトの皆さん、やっと声も当ててもらったというのに、さぞや無念でしょう。
 時真君は相変わらずの遅刻でいなかったみたいだけど、彼がこれからどんな方向に向かうのかも、ちょっと心配になってきました。
   それが大丈夫な顔か

       ----------------------
おまけ:    Another   BLC   第8話

   お風呂

小夜 「犬さん。こんばんわ♪」
犬さん「はぁ~。もっと、キャーとかイヤーとかないのかな」
小夜 「ん?」

   何を奪えば死ぬより辛いだろう。ねえ、小夜。
小夜  ガッコーン 「はあ、はあ・・・」
犬さん「今倒れるな。この姿じゃ運べない。ん?」
唯芳 「小夜、大丈夫か?」
       ガラッ
小夜 「え!、はい・・・・あ、あの、すぐ出ますから・・・」
     窓 ひょこっ
逸樹 「大丈夫?更衣さんっ!」
小夜 「え?・・・何で委員長が・・・え?え?
    ・・・・・キャーーーーーーッ!!」
      廊下の方から
        ドカドカドカドカ ババン
時真 「なんだっ、今の悲鳴は!!
    何かあったのか、小夜っ!!!」
小夜 「!!、と、時真さん?!・・・」
     カァーーーーーーッ
   「私、私・・・・・・・、
       イヤーーーーーーッ!!
    みんな出て行ってくださーーい!!!」

犬さん「おおっ!」

                   おわり
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maruko69号

Author:maruko69号
岐阜県在住
おっさんです。
おまけのパロディは自作です。
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