あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。最終話「あの夏に咲く花」を観て

 いよいよ最終回。
 超平和バスターズは再び仲良しになることが出来るのでしょうか。

 めんまが消えなかったのは、お願いが違ってたからじゃなくて、本気でめんまのためを思って叶えようと思ってなかったからじゃないかと。
 あなるも、ゆきあつも、つるこも、ぽっぽも、自分のために、めんまに成仏していなくなって欲しいって考えていて。じんたんは、めんまにいなくならないでいて欲しいと。
 皆の中にあったドロドロしたものが次々にはき出されていきました。つるこ、ゆきあつ、あなるの中にあった、嫉妬や妬み。ぽっぽは、流されるめんまをただ見てたことの悔恨。膿を出して、
 「私、謝る」そう、あなるはやっと、めんまと向き合う決心。あなるのまつ毛のおかげと言うか、溜まってたものを出しちゃって、泣いて、落ち着いたおかげで、和やかになれた皆。いつの間にかみんなあだ名で。
 じんたんも自分の心の内を、そしてめんまが生まれ変わりたがってることを伝え、
 「ちゃんと話してさ、めんまと一緒に、もう一度」「そうだよ、めんま抜きで話したって意味ない。だって」「私達6人で、超平和バスターズなんだものね」きたきた、
 「たのむぜ、リーダー」 ゆきあつもきた。
 「ああ、すぐめんま連れてくる。秘密基地で集合だ」
 あの日以来バラバラだった超平和バスターズがついに一つになれた。いろいろあったし、めんまのおかげでもあるけど、やっぱりみんな、心の底では超平和バスターズが好きだったんだよ。今でも。

 今度こそちゃんと、と、じんたんは自分よりめんまのことを考えて。でも、
 「めんまのお願い、もう、叶っちゃってたみたい」
 めんまのお願いは花火ではなく、
 「めんま、約束する。じんたん、絶対泣かす」
 じんたんの母からのお願い。自分のことよりも人のことばかり考えるめんま。めんまは、彼、じんたんのために現れたのでした。だから、じんたんにしかめんまを見ることが出来なかったんですね。
 「めんまがここに戻って来てまで叶えたかった願いは」じんたん感動。
 「バチが当たったのかな」「「バチなんかじゃねえよ。俺は行くんだよ。内緒とか関係ないだろ。いつだって、何だって行くんだよ。あの場所に」「じんたん、また泣いた。でもね、でも本当は、じんたんの笑った顔が好き。そろそろ、バイバイの時間かな」「待て、待ってくれ。俺だけじゃ、ダメなんだ。俺、会いたかった。ずっとお前に会いたかった。お前の名前、呼びたかった。お前に謝りたかった。好きだって言いたかった。でも、皆同じだった。みんなお前が好きだった。みんなお前に会いたかった。みんながお前を、俺達を待ってるんだ。あの、俺達の場所で」自分の、言いたくて言えなかったことを言って、皆のことを言って。
 「じんたん、じんたん大好き。めんま、楽しかったの。ずっと、じんたんとこうしてたいって、思うくらい」
 最後に、皆のために秘密基地へ。でも、着いたと同時に。
 「かくれんぼだよ」
 みんな、必死に探して、空が明るくなってきて、そして、あなるの見つけためんまの日記。
 そこには、みんなへのお別れの言葉。
 あの日と違って、今度はちゃんとお別れできたと思うめんまだけど、
 「かくれんぼなんだろ。だったら、お前見つけなきゃ、終われねーだろー」ちゃんと、お別れをしたい、皆。
 「もーいーかーい」何度も呼びかけて呼びかけて、
 「もーいーよー」
 めんまの声が皆に聞こえて、その姿が見えて、みんな本当に喜んで。でも、ちゃんとしなきゃ、
 「こういうときは、名前言うのと違うよ」
 「めんま、かくれんぼ、へたっちょだな。ね、じんたん。ちゃんと言って。それで、ちゃんとお終いでしょ」
 ぽっぽが、つるこが、あなるが、ゆきあつが「大好き」だと伝え、これは、皆からのめんまへのお別れの言葉。
 そして、じんたんから。、「願い、叶えてくれてありがとな。大好きだ、めんま」。
 めんまの目に映る、あの頃の皆。
 「めんまね、もっと、皆と一緒にいたい。遊びたいよ。だから、生まれ変わりする。皆と、一緒、なるの。だから、じんたん、泣いたよ、お別れしたよ。だから、」
 「せーのっ」「めんま、みーつけた」
 「みつかっちゃた」

 じんたんは自分でお終いにすることが出来ました。超平和バスターズの皆も。別れるのは辛いけど、それがめんまの望みだから。
 その後も、皆は秘密基地に集まっているみたい。あの頃より大人になって、でも、あの頃の心をそこに持って。

 最終回、とても生々しく泥臭い感じでいて、でも、幻想的で。お互いにお別れをするシーンは、やっぱり、涙腺に来ました。めんまが弱々しくも凛としていて、じんたんも、一緒にいたい気持ちをふりきって。
 かくれんぼはとてもこの作品らしく、それがとてもうまくはまっていました。
 お願いは、全然予想してないものでした。泣いたのは、願いを叶えればめんまが消えるとの葛藤の、フランダースの犬のときですね。我慢しちゃう子じんたんを心配していたお母さん。お願いは、めんまが叶えてあげるものでした。じんたんは逆に叶えられちゃったね。

 じんたんは、めんまと一緒にいたいって気持ちをなかなか表に出さなかった。中盤、めんまの願いを叶えようとする彼を、めんまが消えてもいいの?と思いなが観てました。終盤、しだいに、自分の気持ちを表に現すようになった彼。こうしたものも、彼に望まれてたことかもしれませんね。引き篭もりの原因もそんなところにあったのかも。引き篭もりだった彼が、バイトをしたりして、外の世界に出ていく姿はとても印象的でした。とにかく、じんたん、頑張った、悩んだ。拍手ー。

 あなるは、なんだかんだで、一番大変ですね。めんまがうらやましくて、妬みと好きがグルグル巻いて。ゆきあつやつるこなんて、本当に、恋に関して外野であって欲しいのでは。じんたんが振り向くかどうかわからないけど、とにかく幸せな「お母さん」になってほしいところです。

 つるこは、土壇場で、好きだってばれたのが功を奏しそう。たぶん、それ以前に、告白とかしてたらうまくいかなかったろうし。あの立ち位置を望む気持ちもわかる。策士だし、必ずゆきあつをその手の中に、収めて欲しい。

 ゆきあつは、本当につるこの気持ちにまったく気づいてなかったのね。こう、視野が直線的で、周りがよく見えない子かな。とにかく、君が一番心配だ。頑張って自らを高めることも、直情的に人を愛するのも大事だけど、周りを気遣う優しさも身に着けてね。最初から最後まであだ名で呼ばれ続けたもは、めんまと君だけだ。

 ぽっぽは、責任感からめんまのためにいろいろ動いてくれてたみたいだけど、君のおかげで、超平和バスターズは再び集結することが出来たし、日記も手に入れることが出来た。色々と仕切ってくれました。めんまと遊んでる時は、罪滅ぼしの気持ちもあったかもしれないけど、でも、純粋にめんまと遊ぶのは楽しかったんだよね。本当にいい奴だ。

 めんまは、優しい子。死んでもなを、じんたんのために現れた優しい子。じんたんだけじゃなく、皆に対しても。家族に対しても。皆の気持ちを理解して、受け入れて、そのために自分のできることを考えて。そんな彼女の自分のための望みは、生まれ変わって、また皆と遊ぶこと。友達が何よりも大事で、そして、じんたんが、好きで。でも、迷わず生まれ変わりを望んだ彼女。彼女が、悲しいとき笑って見せるのは、自分の悲しい顔で相手を心配させるのが嫌だからなのでしょう。

 謎がいっぱいある中で、様々な心の動きが展開されてきました。そしてそれらは、僕等のわりと近くにあるものだったと思います。
 素晴らしい作品でした。ありがとうございました。
   見つかっちゃった

      ----------------------
おまけ:    Another   あの花   第11話

   あの頃  秘密基地
じんたん「めんま、みーけっ」
めんま 「ありゃ、みつかっちゃった。え~、まためんまが最初~。じんたん、いじわる」
じんたん「違うよ。めんまが隠れるのへただからだろー」
めんま 「う~、いじわるじんたん」

めんま 「もーいーかーい」
じんたん・あなる・ゆきあつ・つるこ・ぽっぽ
    「もーいーよー」
めんま 「よーし、捜索開始ー」
    3時間経過
めんま 「あれー、どうしたんだろ。皆、めんまに内緒で帰っちゃったのかな」
あなる 「あ~ん、もう、私ダメー。痒ーい」 ガサガサ
つるこ 「私もー」 ガサガサ
めんま 「わっ♪。あなるとつるこ、みーつけた」
じんたん「俺ももう限界」 スルスルスル
ぽっぽ 「俺も、もう、ション便、限界ー」 スルスル
めんま 「じんたんとぽっぽ、みーつけた♪と、あとはー、」
じんたん「ゆきあつなら、さっき、穴、掘ってたぜ。ほら、ちょうどめんまの立ってる下あたり・・・はっ!」
めんま・あなる・つるこ「え゛っ!!」
      ザクザクザクー
めんま 「ゆきあつ、ゆきあつっ」
ゆきあつ「ううっ、・・・めんま。俺、最後まで隠れてられた?」
めんま 「うん、うん。ゆきあつが、一番かくれんぼ、上手だったよ。一番我慢してたよ。だからっ」
ゆきあつ「はは、泣くなよめんま」

   最後までごめんね、ゆきあつ

              おわり
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第10話「花火」を観て

 花火の打ち上げを明日に控え、めんまとの別れが近づいてることを実感するじんたん。
 ゆきあつの提案により再現されるあの日。
 絶対に成仏させようとのみんなの思いの中、打ち上げの、その時のじんたんの気持ちは。

 チーン 「明日です」
 めんまの手が透けてきてるのは、めんまが現れた理由が解消されつつあるからかな。それは花火なのか、もっと、別のことなのか。めんまの願うように、最近変化してきたこと。
 「ごめんなさい」 直接じゃないけど母に謝って、あなる、それでいい。
 「痛い」 ゆきあつがあなるに走って、我慢できずにこぼれる涙。女装をばらすのが彼女の健気な反抗。
 「みそっかす」だったぽっぽを仲間にしてくれて、でも見てるだけしか出来なかったその思い。だから彼は今度はと、超平和バスターズのために頑張ってた。そしてそれは、めんまを喜ばせて。
 じんたんの独断の本間家への案内状。さー君との会話によるのでしょう。今あるめんまの家族のために。「身長何センチか知ってる?」と自分も見てもらいたいさー君。それに、ゆきあつからの事情が父を動かし「芽衣子を忘れられるはずなんてない。ただ、一緒に寂しいと思おう。俺とさとしとお前と三人で一緒に」。一つの物語が閉じていくような感覚。
 めんまがいなくなったことで、逆にじんたんとの距離が広がって、めんまが戻ってきたら縮まって。「ありがたいことだな」。でも、あなるがめんまに感謝するには、辛すぎて。
 つるこの電話は店のすぐ外から。気になってつけてたのか。あなるに逃げ込んでるゆきあつに「弱虫」。それと、思い出したあの日の電話「じんたんのためにお願いしたいことがある」。ゆきあつは、これを聞いて、あの日の再現を思い立つんだけど、じんたんの気持ちを確かめるのが、お願いだったのかな。違うような気がする。

 決起集会。全員集合。
 どんどん終わりが近づいてるようで、俯くじんたん。主役のめんまの挨拶。
 「きょうは めんまのことで ありがとう ございます」
 「めんまは あした じょうぶつ します」
 「さいごまで みんなとなかよく したいです
   よろしくおねがいします。」
 感動して、ぽっぽはいい人。4人はそれぞれ思うところがあって。
 そして、「せっかくだから、もう一回、あの日やるとかさ」ゆきあつの提案に「ふざけるなよ」と、じんたんにとって、一番深い傷。でも、あなるは始める。
 「じんたんってさ、めんまのこと、好き、なんでしょ」
 「言えよ。めんまもここにいるんだろ。はっきり言えよ」
 「言ーえ。言ーえ」
 めんまを見て、
 「好きだ」  「俺は、めんまが、」
  「そこで逃げたら、同じことになるぞ、じんたん」
 めんまは声もなく、ただ、ポロポロと泣いていた。

 一つの儀式のように、でも、じんたんは今度は、あの時とは違う、その言葉を口にすることが出来ました。長年彼を苦しめてたものがやっと解消され。めんまも今度は笑うことなく、泣いて。過去をやり直すことなんて出来ないけど、でも、こうして、新たにやり直すことなら。じんたんの答えを待つめんまは、今まで表に現さなかったけど、やはりそれを気に病んでいて。傍から見ていればわかりきってるんだけど、ずっと言葉にしなかった「好き」。ゆきあつには感謝しなくちゃいけませんね。

 はっきりしないまま、めんまに負け続けるよりも。あなるがゆきあつの提案に乗った理由。そして、はっきりして大泣きして。「好きな人に永遠に振り向いてもらえない気持ち」
 「私はゆきあつが好きだから」。つるこの気持ちもやっとはっきりしました。つるこの言うように、宿海はあなるに振り向く可能性はある。ゆきあつがつるこに振り向くかどうかは、まず、つるこがゆきあつに気持ちを伝えてみないと。
 あなるはめんまの代わりじゃない。ゆきあつはじんたんの代わりにならない。「代わりなんていないんだから。だからめんまを成仏させなきゃ」。どういう意味だろう。

 「巻戻るような気がしたんだよ」ぽっぽはあの日をやり直したかったよう。

 「ね、さっきの本当?」「本当だよ」「めんまも、じんたん、好き。わかってるよ。お嫁さんにしたいの好きでしょ」 めんまの方からも告白。お嫁さんって、かわいい。じんたん、赤くなってる。「普通に大きくなってたら、めんま、じんたんのお嫁さんになったのかな」じんたんはもう、自分の感情を抑えきれなくなって、
 「普通にじゃなくたって、成仏しなくたって、このままここにいればいいじゃないか」言って、しまった。
 でも、めんまは明るく、はっきりと、
 「成仏しますよ。あのね、生まれ変わりだよ」みんなとちゃんとお喋りできないからと。じんたんの気持ちに、悩むことなく、彼女にとって最も大切なのは。じんたんの母から聞く生まれ変わりの話。だから全然さびしくない、ただね、一つだけ。皆のことを忘れちゃうということかな。

 打ち上げ当日。
 つるこは髪を切って、新たにスタートみたい。
 さー君、来てくれました。飛びつくめんま。とてもうれしくて、じんたんにお礼を言って。
 「でも、今なら止められる」迷うじんたん。あとは打ち上げ。言い残したこと。言えないじんたんに、めんまが微笑み、打ち上げにじんたんは「はい」と答え、
 「いいのか、今なら止められる。止められる」導火線に、「まっ」
 じんたんは止めた。でも、一足遅く、火が駆けのぼり、花火に着火。煙をあげながら上昇する花火。
 「花火、上がった」みんなが見上げる中、
 「うわー。お空にお花咲いたー」飛んで喜ぶめんま。じんたん、茫然。
 「あーれっ?」気づいためんま。
 「めん、ま・・・」「いるのか?なあ、まだいるのか」
 「めんま、ゴメンな。そのとき思ってしまったんだ。消えなくて良かったって」

 花火は消える条件じゃなかったみたいで。でも、しだいに消えつつあるんだから、一息といったところ。花火はみんな、思い込んでただけで、確たるものはなかった。もちろん花火が無意味だったわけじゃないけど。花火のおかげで、またみんなが集まって、あの頃のような時を過ごせたわけだし。そこら辺が条件のような気もしますが、最終回までわかりませんね。
 めんまは、打ち上げをとても楽しみにしていた。じんたんの母のために、めんまの思いついた花火。成仏したい。めんまのために頑張ってくれた皆に応えたい。今の状態でずっといるのは、誰にとってもよくないこと。じんたんにとっても。
 あの日のお願いは、じんたんの母と関係あるのでしょうか。
 じんたんは、最後の最後で、止めました。弱さが出たけど、でも、あそこまで我慢して頑張ったんだから、偉いよ、やっぱり。
 次回、いよいよ最終回。楽しみに待ってます。
   花火

       ----------------------
おまけ:   Another   あの花   第10話

   あの頃 秘密基地

じんたん「出来たっ。よーし、打ち上げようぜ」
めんま 「わーい。これで神様にお手紙届けられるね」
ゆきあつ(出来たけど・・・これは危険なんじゃ・・・絶対危険なんじゃ)
つるこ 「ゆきあつ?」
あなる 「誰が点火するの?」
ぽっぽ 「そんなの決まってるー。じんたんだよじんたん。点火、カッケー」
じんたん「おお。・・・んー、やっぱ、めんま、付けろよ。ほら」
めんま 「え?いいの、じんたん。・・・わーい、じゃ、めんまが点火するね」
ゆきあつ「!!!・・・めんま、あの」
めんま 「なーに、ゆきあつ。めんまうれしいよー。ゆきあつも成功祈っててね」
ゆきあつ「う、うん」
めんま 「めんま隊員。只今より花火打ち上げ大作戦を決行します」
ゆきあつ(・・・今なら止められる。止められる)
   チャッカマン カチッ
ゆきあつ「まっ!」 ダッ
めんま 「え?」 ボッ シュウウウウウ
ゆきあつ「危ない!貸してっ!」 ガシッ 
めんま 「え?え?」
ゆきあつ「逃げ・・・」

    ドッカーン

めんま 「わー。ゆきあつ。ゆきあつ!」
ゆきあつ「けほっ。大丈夫だった?めんま」

   めんまに優しくされ、うれしいゆきあつでした

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第9話「みんなとめんま」を観て

 みんなにその存在を認めてもらえためんま。再会を祝して、みんなに蒸しパンを御馳走です。
 台所の超常現象にみんな怖がってたけど、ぽっぽは大きい蒸しパンを選んでくれためんまに感激。何らかの罪悪感もあるようだけど、素直に感激もできるぽっぽ。
 ゆきあつは、めんまが自分にどんな蒸しパンを選んでくれるか期待を寄せるけど、直接話せないもどかしさも。
 めんまが許してくれているのかどうかを気にするみんな。あの日、何があったのでしょう。
 最初から書いてくれれば、抜けてっから、に「違う」とゆきあつ。宿海が独り占めしたがってると考えてる。けど、それも違うと思う。じんたんは、しきりにめんまの存在をアピールしてたから。
 花火を作って絶対成仏させてやる。めんまが宿海の独占状態であることが辛いゆきあつ。

 花火を作って成仏させることを「喜んでくれるか?」とじんたんの独り言。めんまは起きてて、「ありがとう。じんたん、ありがとう」。じんたんは「これでいいんだ」と自分を納得させる。強い子じんたん。バイト先にもめんまがついてくるようになって、手を振ってこたえてあげたりして。

 あなるはやっぱりじんたんのことを諦めることが出来ないんだけど、じんたんの心の中は、めんまで一杯で。

 めんまの父の、過去に生きる妻を今に引き戻したい思い。花火を何とかしたいゆきあつは、なんと土下座。そして、めんまを「好きでした」と。「俺も過去に生きた者だから、だから、俺・・・」これは、本当に誠心誠意込めてのゆきあつの正直なお願い。基本ゆきあつは正直。パフォーマンスじゃないと思う。
 つるこはそんなゆきあつを「変わらない」と。めんまの為ならなんだってする。
 じんたんとバッタリ。めんまが成長してると聞いてびっくり。「美人か」と聞くゆきあつ。「ほどほどに、まあまあ」と、「ブス」よりはよくなったけど、今度はめんまは怒りました。「じんたんのアホアホ」「うっせー」仲良きこと。
 じんたんを介してめんまと話すとは、こういうこと。ゆきあつにはとても我慢できない。好きでも、こんななら成仏させた方がまし。ゆきあつが壊れてしまいます。

 土下座の成果。いよいよ花火作り開始。めんまがいなくなることに現実味がでて、少し戸惑うじんたん。でも「お願いします」真剣なじんたん。
 つるこの「可愛い」に、あなるが「イメージと違う」と失礼千万。メガネが。
 「すごーす、すごーす、すごーす」
 みんなの協力花火作りに、めんまは大喜びで大はしゃぎ。ぽっぽの背中に飛びついて、あの頃もこの二人はこんな感じだったのかなとか。
 「見えないのに、見える」
 昔も、今だってかなわない。居たたまれないあなる。一人、泣いて、と、ゆきあつもやってきて。
 心の内を話すゆきあつ。
 「やっぱり宿海なんだよ。宿海にもやっぱりめんまなんだよ」あなるの思い。あきらめ。
 「じんたん」から「宿海」なったことに玉砕とゆきあつ。「見透かしたような、」「似た者同士のシンパシー」
「あんたみたいな性悪に・・・絶対ごめん」「落ち着け」涙「悪かったよ」「悪かったって」涙をぬぐおうとして。
 「前言ってたこと、結構本気。つき合ってみるかって」やっぱり本気でした。めんまから脱したいというのもあるんだろうけど、あなるを好きなのも本当でしょう。物陰から覗くつるこが可哀そうではあるけど。ゆきあつはつるこの気持ちにまったく気づいてないのかな。

 あなるが帰ったのは「気まぐれ子猫ちゃん」だからじゃないよ。
 めんまは今日は基地にいることを選択。めんまは結構気まぐれ子猫。

 最初は夏の獣。でももう冬服で。めんまと過ごした時間が・・・。

 ぽっぽとめんまのコミュニケーション「こんにちは」。もっとしゃべろーぜ、で、ぽっぽの頭によぎるのは、「あの日お前さ、あの時俺のこと」何でしょう。「あの時」って、すごく限定されてる。でもそれはやっぱりやめて、「絵しりとり」。
 「しわを合わせて、幸せ」めんまが拝んだのは、じんたんの母かな。
 めんま隊員が捜索すると、川の水が跳ねるのを発見。

 帰るとめんまの姿が無く焦るじんたん。
 「なんで走ってんだ。たぶん秘密基地にいる。なのに何でこんな」
 「じんたーん。おーい、こっち。おーい」
 めんまがいたのは川原。あの日の光景がよみがえるじんたん。
 「やだ。めんまがいなくなるなんて、絶対にやだ」 一気に駆け下り、よろけてダイブ。
 「じんたん」 その上にめんまがダイブ。
 「やだよ、じんたんが死んじゃったら、絶対絶対、いやだよ」泣きつくめんま。
 「何だよそれ。お前だって死んでるんじゃないか」「あ、ほんとだ」
 「変なめんま」「もー、変って言ったら自分が変なんだ」
 めんまが川の畔にいたのは、大きい鯉を見つけたから。「ほら」と川に入ろうとするめんま。
 「やめろ!」咄嗟にめんまを抱きとめるじんたん。「甘えん坊なの?」

 「ずっと、ずっとここにいろよ」じんたんが口にした初めての本音。慌ててごまかして、めんまにはわからなかったけど。
 俺が捕ってくるからと川に入るじんたん。「へへっ」と笑って。
 「戻っておいで、じんたん」
 めんまの足元を見てはっとするじんたん。履物のことでしょうか。それとも影にでしょうか。

 今回、ゆきあつの土下座は、なるほど、このメンバーの中で一番土下座をしそうなのはゆきあつだなと感じてしまった。まあ、じんたんもぽっぽもしそうだけど。女子3人はしなさそうなイメージ。
 つるこやあなるは、あまりめんまとコミュニケーションを取りたくないようで。まあ、じんたんとゆきあつが彼女に夢中な以上やむなしか。
 なんだかんだで、一番彼女と話したいのはゆきあつなんだけど、「美人か」とか「俺にはどんな蒸しパン」とか、直線的で、不器用な恋愛少年で。つるこにだけ目が向かないのは、近すぎるせいかな。
 あなるとゆきあつが本当に付き合いだしたら、つるこは旅に出て行ってしまいそう。あなるはまんざらでもないようだし。
 ぽっぽは単純にうれしい一方で、彼にもやはり後ろめたいところがあって。「その時」には、6人全員がそこにいたのかな。
 思わず本音を漏らしたじんたん。でも彼は、ちゃんとやり遂げるでしょう。頑張れ、じんたん。
   好きでした

      --------------------
おまけ:    Another   あの花   第9話

  神社の近く
ゆきあつ「悪かったって」
あなる 「ぐすっ」

つるこ 「はっ!」 ひらり

あなる 「え、前に?」
ゆきあつ「俺達、つき合ってみるかって」

つるこ 「!」
じんたん「あれ、つるこ」
ぽっぽ 「こんなとこで何やってんだ?何何、かくれんぼ?」
めんま 「わー、めんまもするー」
つるこ 「!しっ!!!」
3人  「?・・・あっ!」

ゆきあつ「ふっははははは。お前、本当に男に耐性ないんだな」
あなる 「ざけんなあ」
ゆきあつ「おっ、ナイスミドル」

つるこ・じんたん・ぽっぽ「・・・・・・」 
めんま 「うーん、めんま、よく見えないよお」 ぐーーー
つるこ 「え、ちょっと押しちゃ・・・あっ」
      バタバタバター ドサッ

あなる 「ん?・・・えっ、うそお!どうしてみんな」
じんたん「よ、よお・・・なんだ、その、ちょっとジュースを買いに。ハハ」
あなる 「!!・・・見てたのね・・・じんたんの、じんたんのバカー!あ~~~ん」
       タタタタター
じんたん「お、おい・・・」
ゆきあつ「おいっ、めんまはいるのか?めんまはいるのかっ、そこに!!!」
じんたん「え?あ、ああ。いるよーって言ってる」
ゆきあつ「!!!・・・す、すごーす、すごーす、すごーーーっす!!!」
つるこ 「ゆきあつが、壊れた・・・」

  すぐ直るから心配ないよ、つるこ

            おわり
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第8話「I wonder」を観て

 自分一人でもめんまのお願いを叶えようとするじんたん。自分の中の矛盾に自問しながら、でも、前に進もうとします。
 そして、皆の仲が悪くなっちゃったと耳にしためんまは、仲直りさせようとして。

 めんまの母は、めんまの死に心を囚われ、ずっとそこから動けないままでいた。
 皆は成長し昔と変わらず楽しんでるのに、芽衣子だけ時間が止まったままで。芽衣子は仲間外れにされ、ダシにされ。
 そういう親の気持ちはあるのでしょう。でも、それは良くない事。彼女自身にとっても、めんまにとっても。めんまが、「ママには忘れて欲しいの」と言ってたのは、寂しい思いをさせたくないから。
 それに、彼女にはもう一人子供がいて、さー君は、めんまばかりでなく自分の事も見て欲しい、自分の事も忘れないでほしいと悩んでる。

 めんまが欠けてるんだから、皆なんてはなっからなかった。
 一人でだって叶えようとするじんたん。
 寝ないでバイトして、必死で、そこまでして、あなるに止められても。
 「おかしいよ。お願い叶えたらめんまはいなくなっちゃうんじゃないの。めんまがいなくなってもいいんだ、好きなのに」
 じんたんは、めんまにいなくなって欲しいなんて思ってない。ずっといて欲しい。でもそれは自分の願いであって。めんまはお願いを叶えてもらうことを望んでいる。じんたんは、自分よりもめんまを優先する。めんまの望みを1番に考える。それが自分にとって辛い事でも。めんまのために。
 皆が罪悪感を持って救われずにいるのに、自分にだけめんまが見えて救われているから、めんまの願いを叶える義務が自分にはあるのだと。
 めんまにいなくならないで欲しいと頭では考えようとしないじんたん。でも、涙は正直で、自然と頬を伝って。言い訳して、めんまに慰められて、ますます止まらなくなって。
 それでも、めんまの為にやらなければならないと。

 昔のようにじんたんと呼ぶようになったあなる。
 「行っちゃやだ」めんまの為に働こうとするじんたんを止めようとして。
 あの時の事。
  めんまのこと、じんたん好きじゃないって、うれしかった。
  でも、行っちゃったらめんまが大好きだって言ってるのと同じ。
 「じんたんを好きだった自分を許せなくて」
 じんたんに、めんまじゃなく自分を見て欲しいという気持ちはあの頃も、今も同じ。
 もう、めんまは死んでいるのに。どうしてもじんたんを止めたくて、自分の気持ちを正直に伝えるあなる。告白。
 でも、じんたんは行ってしまい、「じんたんのバカァ。私のバカァ」泣き崩れるあなる。
 必死になって、全部言っちゃって、なのにフラれて、自分の醜さをさらけ出して。不器用な子だけど、愛すべき子。

 ゆきあつは花火作りに、傷つきながら付き合っていた。あの頃も、不満もあるけど、それ以上に楽しいこと、例えばめんま、があって、一緒にいたのかな。
 でも、もうやっぱり、宿海のめんまに振り回されるのは傷を広げて。「やめようぜ」
 いたずら電話。秘密基地で皆で相談。
 「何なんだよ、お前は。めんま、めんま。俺にも見せてみろよー」
 見たくてたまらないゆきあつ。でも、
 「たのむから、もうやめてくれ。俺達がしたことは一生消えない。めんまが俺達を許すことなんてあるはずない」
 あの日、何があったのか詳しくはわからないけど、ゆきあつはその罪悪感にひどく苦しんでいて。
 メモ帳。その文字を見てめんまの字だと見抜くゆきあつ。愛の強さの一つの形なのでしょうか。

 めんまは自分のために頑張るじんたんに幸せ気分。
 爪が黒いと、楊枝でお掃除。いい奥さん。
 フランダースの犬で泣き出したじんたんを、
 「パトラッシュはね、きっと幸せだったと思うんだ。だって、ネロにいっぱい、いーっぱい優しくしてもらったでしょ。お友達だったでしょ。だから、ね」 一所懸命励まして、頭を包んであげて。
 散歩中、ぽっぽを発見。超平和バスターズが、仲が悪くなっちゃったことを聞いて。
 つるこやゆきあつの家に電話。たぶん、仲良くするように話したんだけど、声は届かない。それなら、秘密基地へと。
 基地ではちょうどゆきあつとじんたんがケンカの真っ最中。
 「ごめんね」 誤ったのは、原因が自分にあると思ったためか、それとも。
 「ちょっとタンマね」 自分の日記があることに気づいためんま。
 「今日は大きくなったみんなと秘密基地で遊びました。ケンカしちゃダメです。超平和バスターズはいっつも仲良しです」
 ついに、自分の意思を皆に伝えることが出来ためんま。そして、めんまが確かに存在することを、皆は知ることになりました。

 コミュニケーションが可能となっためんまと皆。どんな話をするのでしょうか。

 親子。玄関先での「おはよう」の描写。親の温かさみたいなのが伝わって来て。親は何でも知っていて、でも、何も知らなくて。「親ってかなわないよなー」親をそう見ることのできるようになったじんたん。
 親子について、いろいろと考えさせられる回でした。 
   パトラッシュ

      ----------------------
おまけ:    Another   あの花   第8話

   あの頃

さー君「オレも行くう」
めんま「さー君はダメ。お姉ちゃんねえ超平和バスターズなの。皆の平和を守りに行くの。だからさー君はお家を守るんだよ。わかった?」
さー君「わ~。うん、わかった」

テレビ『ピンポンパンポ~ン。臨時ニュースをお伝えします。怪獣が出現しました。怪獣はあと5分で本間さん宅を直撃すると予想されます。付近の人は・・・・・」
さー君「わ~~~、大変だ~」

   本間宅前
さー君「わ~~、本当に来た。守らなくちゃ。オレが守らなくちゃ。来るなーー。怪獣」
怪獣    ズシーン ズシーン
さー君「あーーん、どうしよう。おねえちゃ~~~ん」

めんま シュタッ 「よく頑張ったね、さー君」
さー君「お、おねえちゃ~ん」
めんま「よしよし、後はお姉ちゃん達にまかせて。ほら」

じんたん「トウ!じんたーん、パーンチ!」 ドゴーン
ゆきあつ「ゆきあつラッガー!」 スパーン
ぽっぽ 「ぽっぽっ砲、発射!」 ドッカーン
怪獣  「アンギャーーー!!!」 ドタバタドタバタ
つるこ 「今よ。めんま、とどめ!」
めんま 「了解だよお。めんまシウム・・・」
さー君 「ま、待って!」
めんま 「はに、さー君?」
さー君 「もう逃げてるからやめてあげて。かわいそうだよ」
めんま 「さー君・・・・・偉い!!!」
あなる 「どうしたの、めんま?」
めんま 「聞いて聞いて、あなる。あのね、さー君がね」

  夕日を背に逃げゆく怪獣。超平和バスターズの明日は晴れだ。

                 おわり
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テーマ : あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
ジャンル : アニメ・コミック

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第7話「ほんとのお願い」を観て

 めんまの「お願い」を叶えるために動き出したじんたん達。
 めんまの日記には、それじゃないかと思わせる記述。
 そのためにバイトを始めるじんたん。
 めんまには内緒にしていますが・・・。

 学校にはちゃんと行け、とじんたん。一歩目は気楽、何も変わらない、変わらないからもう一日、それが積み重なっていって、と。さすが、伊達に引き籠ってない、と、あなる。
 自分が大変な時に、人の事ばっか・・・じんたんもめんまと同じでした。
 めんまは現に家にいるんだ。じんたんのもどかしさ。
 つまずいて倒れかかって、あなるはドキドキしたり。
 「みんなと遊びました。楽しかったです」シンプルな日記の中に手がかりを探すと、「お見舞い」の文字。
 じんたんの母のお見舞いによくみんなで行ってたことを思い出す。「神様にお手紙を」と言い出しためんま。
 ロケット花火を作ろうとして、でも結局ダメで・・・これがめんまの「お願い」じゃないかと思い至り。
 じんたんはめんまのために、かき玉塩ラーメン。自分がめんまに言った事の反省と、「俺の母ちゃんのために」の感謝と。
 嘘をつく時のじんたんの目の逸らしっぷり。「んー、えらい」と肩をポンポン。「変な事」とは、めんまの家に行った事。
 何気にゆきあつが馴染んでる。花火の火薬を集めてってのは、多分みんな考えたことがありますね。
 「あの頃の方が何だってできた気がする」
 日記によると、花火作りは4月頃。あの日は、たぶん夏。
 「本人に確かめるのが怖いかも」花火が正解なのが怖いのか、違っていたらが怖いのか。
 「宿海には内緒にして集まろうって言ったんだよ、めんまが」これは本当に重要な事。例えばじんたんを驚かせるようなことを考えていたのか、例えば、じんたんを悲しませる内容だったのか。
 めんまの「お願い」を叶えようとするじんたん。20万円をなんとかするため、「オレもやる、バイト」。
 ぽっぽやあなるが協力してくれるんだから、自分も頑張らなきゃと。引き篭もりから、踏み出していく様子。
 レジをすぐにマスター。出来る子、じんたん。あなるは出来ない子。
 中傷を受けるあなるを「いらっしゃいませ~」と助ける。あなるの目に涙。「何だろうね。こうしているとあの頃と変わらない」
 思わず「じんたん」と呼んでしまったり、あなるの感覚があの頃に帰っていく。
 じんたんの行動に疑念を抱くめんま。わんこはメス。バイト?
 「いくない、いくない、いくない、いくなーい」手を振り上げて、大慌てで駆けてくめんま。
 あなるを発見。羊山。花火・・・お願い、めんまの・・・。めんまは、じんたん達がめんまのために花火を作ろうとしていることを知り、じんたんのもとへ走ります。
 工事現場で懸命に働くじんたん。「かっけーんスよ、じんたんは」。じんたんのカッコよさをよく知っているぽっぽ。
 「めんまが自分の事考えてない間、じんたんが考えてくれてた」
 ライトの向きを変え、じんたんの足元を照らしてあげる。
 「かっけーんスよ。ピカピカ光るじんたん。かっけーんスよ」
 めんまはじんたんのために沢山の蒸しパン。帰って来たじんたんはそれを食べて「うまい」。「母ちゃんの味」に近くなってる。
 「学校大変」「楽しいかも」お互いに秘密にし合っての会話。家にいるよりも楽だし、生きてるって感じがする。と、死んでるめんまに気遣って慌てるじんたんだけど、
 「めんまも、生きてるって感じするじんたん見てると、生きてるって感じするよ」じんたんの喜びがそのまま自分の喜びになるめんまでした。
 花火にストップをかけたのはめんまの母。
 「ふざけてるわね」は、じんたん達のせいでめんまは死んだとの思いからでしょうか。

 今回はめんまの日記から話が大きく動き出しました。
 バイトという形で、社会の中に出ていくじんたんが印象的。そして、お願いのために頑張るじんたんを見て、彼を温かく迎えるめんまも。この二人を見ていると、ずうっとこのままの状態が続けばいいのにと思ってみたり。でも、もちろんそれは二人ともにとって、全然よくない事なんですが。
 あなるがどんどんかわいくなって来ました。もともと、3人の中では一番乙女ですし。深刻な顔よりも、あたふたしてる方が似合いますね。
 ぽっぽはいいやつな上、頼りがいもある。もう、いっぱしの社会人ですよ。
 ゆきあつるこは、ちょっと距離を置いてるけど、でも基本協力的。つるこは意外と健気でした。
 はたして、花火を作ることは出来るのか。次回も楽しみにしてます。
   羊山

   -----------------------
おまけ:    Another   あの花   第7話

   基地
ぽっぽ「ただーいまー、あーなるー。おつかれ牛おーまちー」
あなる「あ、お帰り、ぽっぽ。わー、今日はカレ牛か、ふふん」

ぽっぽ「は~、食った食った、満腹班長。・・・ふぁ~あ、あなるう、さき、寝る、な・・・」 ぐーぐー
あなる「早っ・・・ふぁ~あ、私も、寝よっかな」 がさごそ・・・くー、くー

   じんたん家
じんたん「ただいまー」
めんま 「おかえり~、じんたん。今日もね~、いっぱい作っといたの。たくさん食べておっきくなるんだよ」
じんたん「またこんなに・・・ま、腹減ってっから、ちょうどいいか。お前も食えよ」
めんま 「へへ~」

じんたん「ふぁ~あ、じゃ、寝る前に電気消しとけよ」
めんま 「あ、めんまも寝る、めんまも寝る。お休み、じんたん」
じんたん「ああ、お休み」
 二人   くー、くー

    つるこん家
ゆきあつ ガチャ 「ただいまー。はあ。飯は出来てるか」
つるこ 「ここはあんたん家じゃ、なーーーーーい!!!」 バターン!
ゆきあつ ガチャ 「すまん。飯だけでも一緒しないか」
つるこ 「一人でさびしく『牛屋』で食って、来ーーーーーい!!!」 バターン!
ゆきあつ ガチャ 「なあ・・・せめて一緒に寝ないか」
つるこ 「寝るかーーーーーーー!!!!!」 バターーーンンン!!!

  ゆきあつの闘いは続くのだった。・・・あれ?

               おわり
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