DOG DAYS 第13話 「約束」 を観て

 フロニャルドで過ごしたこれまでの日々。
 勇者様にとって、そして皆にとって、それはどんなものだったのでしょうか。

 送還の朝。ミルヒとの散歩も少し静かに。
 式典でパラディオンを返し、時が進行していく。

 「このページをめくれば、次の資料を探せば」
 涙ぐみながら必死のリコッタ。でも、シンクが現れ、制服を着ていて、それは、
 「ごめんなさい。ごめんなさいであります。自分はやっぱりダメだったであります」
 「そんなことないよ、リコ、こんなに頑張ってくれた」優しい勇者様。「きっと忘れないから」と約束して、プレゼントを渡して。
 「分解なんか、しないであります。大事に預かっておくであります。ずっと、ずーっと」頭をなでて。

 「まったく。最後まで貴様のお守とはな」最後まで、エクレはエクレ。
 「そう言うなって。見送ってくれるのがエクレで僕はうれしいよ」少し赤くなって。
 エクレにもプレゼント。受け取ったエクレがかわいい。
 「やはり、送還されたらもうフロニャルドには来られないのか」うつむいて。気づいてました、多分、皆も。「馬鹿げた話だ」
 「まあ、忘れないけどね、フロニャルドで起きたことも、みんなと会ったことも。怒りっぽくてすぐ蹴るけど、強くて真っ直ぐな親衛隊長と、エクレールと一緒にいたこと」
 「私は貴様のことなど覚えている自信はない」日々忙しいからと。「忘れられて寂しいなら、忘れて欲しくないなら、何があろうと、貴様も我々を忘れるな。それから、わりと早めに帰ってこい」
 「うん。きっと」
 忘れられるのが寂しいエクレ。早く帰って来てほしいエクレ。

 送還の儀は二人きり。
 「ここでシンクと会って、勇者になってもらって、いろんなことがありましたけど」ミルヒも知ってる。「でも何より、シンクが来てくれて、シンクといられて、楽しかったです。すごく、すっごく」
 「僕も、僕だって楽しかったよ」「うん」「ビスコッティに呼んでもらって、姫様と出会って」「うん、うん」「でも大丈夫。今度はきっと、夏休みにさ、絶対にまた来られるから。今度はきっと、もっと、もっと、楽しいから」ミルヒも、シンクも、泣いて、
 「シンク、ダメですよ、泣いちゃ。絶対絶対、また会えるんですから。私達はもちろん、シンクだって、私達のこと、忘れたりなんかしないんですから」
 「忘れないよ。絶対。絶対。忘れない」。約束。
 
 時が来て、「じゃあ、姫様」
 「シンク、シンク」駆け寄り、「シンクー」手をつかみ、
 「やです。帰っちゃやです」「姫様」「もっとずっと、ずっとずっと、シンクと一緒にいたいです」
 「そんなの、僕も。僕だって、姫様と、皆と」
 「大好きです、シンク。私は、ミルヒは、シンクのこと、ずっとずっと大好きです」
 「姫様、僕は」 離れる手。
 「僕は」「シンクー」
 「姫様ー、僕だって、大好きだー。だから絶対、絶対、また来るから、会いに来るから。約束するからー」
 シンクは空に消え、ミルヒは泣き崩れ、送還の儀は終了しました。

 桜。信号。二階建て木造家屋。ベッキー。
 ベットで涙を流しているシンク。
 うまく思い出せない。すごく楽しかった気がする。と、わずかに残る感覚。
 和歌山の別荘?ナナミ、ついに登場。両親。楽しい旅行。でも、すごく大事なことがポッカリ抜け落ちちゃってるようで。

 リコッタはまだあきらめてなかった。ノワールも協力。かかわった人皆がシンクを待ってるよう。
 そして、ひらりとこぼれる手紙。ビスコッティ領主の蝋冠。王立研究院宛。いつ、誰が出したのでしょう?
 送還は勇者が召喚主やフロニャルドと正しい係わりを持つのを拒んだ時のみ。シンクは正しく係ってました。なでたり、フライングディスクを投げたり、お手やおかわり、伏せなんかも。って言うか、馴染んで仲良く楽しく過ごしたってことだよね。
 記憶は鍵がかかった状態で、失われるのに半年かかる。
 再召喚の条件。
 91日以上の期間。6月の終わり頃かな。
 3名以上に、再び訪れると誓約し、身に着けていた品を預けておく。リコにエクレに、ダルキアン卿やユキカゼにも。「絶対に帰って来るから」。シンクがプレゼントをあげる子でよかった。
 そして召喚主には、誓約の品と約束の書。2位入賞の大事な時計。それと、シンク、勉強しておいてよかった。お風呂、間違えてよかった。「リコ?」
 「やったー。姫様、これならいけるであります」
 「ほんと?」
 「はい。勇者様、ちゃんと約束を守ってくれたであります」
 リコもミルヒも、うれしくて涙を浮かべて。

 桜の道のシンク。ちょこんとタツマキ。封筒の中から、そして、シンクの顔に、
 「ベッキー」
 「思い出した。全部思い出した。すっげー楽しいとこだった。うれしいこと、いっぱいあった。友達も沢山できた」
 夏休み、ベッキーも一緒に行こう、とシンク。
 「中学1年から2年に変わる春休み、僕は、勇者でした」
 「夏休みはまた、勇者になりに、あの場所に帰ります」
 ビスコッティの皆も勇者様の帰りを待ってます。しばらく会えないけど、3か月なんてあっという間だね、勇者様。

 めでたく第一期終了。ハッピーエンド以外ありえないって思ってたけど、でも、別れのシーンはウルウルきたし、再召喚可能でリコが「やったー」って言った時と、シンクがパラディオンを見て笑顔になったときにも。
 別れは、もっと静かな感じを予想してたけど、ものすごく盛り上がりましたね。ミルヒは熱いですね。感情の子。告白もしちゃいました。シンクも。でも、恋愛とは違う意味ですね。2期が、ベッキー、エクレを含めた愛憎劇になるなんてことは、少しはあるかも。
 シンクがフロニャルドで過ごした日々が、すっげー楽しかったってことが一番大事。戦も楽しく、そうでない日常も楽しく。友達を沢山作って楽しく。魔物で緊迫したこともあったけど、それも含めて、また来たいって、思える日々。あんまり重苦しくなったら、また来たいって思えなくなっちゃうからね。
 そして、フロニャルドの皆を愛したこと、フロニャルドの皆に愛されたこと。それがシンクの、最も勇者たらんことだったのではないでしょうか。

 全13話、楽しい時間をありがとうございました。2期も楽しみにしてます。
   送還の儀

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おまけ:    Another   いぬ日   第13話

   秘密の場所
ミルヒ 「いきますよー。それっ」
      フライングディスク ひゅんひゅんひゅん
ミルヒ 「あっ、待って~~」 タッタッタッ
ミルヒ 「て~い」 ザザー フライングデスク ぱふ
ミルヒ 「あはは、失敗、失敗。だめだぞ、ミルヒ」こつん
      風 ひゅーーーーー
ミルヒ 「・・・・・・・そうだ、お弁当にしましょ♪」
ミルヒ 「わー、おいしそう。いただきまーす」
ミルヒ 「ぱくぱく。 うん、おいしい♪」
ミルヒ 「ぱくぱく・・・・・・・・」
ミルヒ 「・・・・・・シンクが来る前は一人でも、それでも楽しかったのに・・・う~?」
ミルヒ 「ダメ、暗くなっちゃ。より良い明日を。明日も一人で来ますよ~だ。ぱくぱく」
ミルヒ 「はいっ、お散歩終了。さあ、お仕事、頑張りますよ~」

  早く帰って来てね、シンク

                おわり
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DOG DAYS 第12話 「4つの条件」 を観て

 解明された勇者様のご帰還方法。
 それには4つの条件が。
 送還の日までのわずかな時間。勇者様はどんな風に過ごすのでしょう。

 大戦が終わり、華々しいパレード。シンクも感動。エクレは物陰から眺めて、何やら気になる様子。
 研究院の頑張りにより、方程式は解明され、勇者様はいつでも元の世界に戻ることが可能に。机上で何とかなりました。研究員の面目躍如。そして、送還には4つの条件が。
 一つ。召喚主が送還を行うこと。ミルヒですね。
 一つ。召喚から16日以内に送還すること。期限は3日後。
 一つ。得たもの、手にしたものを何一つ持ち帰ることができない。
 一つ。送還された者は、二度とフロニャルドに戻れない。
 この、3つめと4つめが、リコッタを沈ませていたのでした。
 報告はシンクから。帰還方法の判明を告げ、黙り込むリコッタ。「よかった」と喜んだシンクも気づいて、リコは4つの条件を告げる。品物だけでなく、知識や経験も消えてしまうことも。
 「それでリコ今朝から元気が・・・」研究員として不甲斐無いと自分を責めるリコ。みんなと、自分ともこんなに仲良くなったのに、こんな結末は嫌であります、と涙して。愛情がいっぱいのリコッタの気持ち。
 何となくだけど、みんなのこと忘れたりしないし、きっとまた来られる、とシンクは前向きに。もう来られないと思ってるとそれが本当になっちゃう。きっとまた、いつでも会えると。
 みんなには、2つの条件を内緒に。

 ミルヒに報告。すぐ来てくれるとはいえ、シンクが帰っちゃうのは寂しい、と真実を知らないミルヒ。
 自分も寂しいと言うリコッタ。リコッタは「みんなが悲しい思いをしないですむ方法」を見つけるため、必死に書物を調べまくる。シンクの前向き思考に焚き付けられて。期日までに、何かしら見つけることが出来るのでしょうか。

 「姫様、いくよー」「はーい」シンクは楽しく朝の散歩。いじわるもして、いつもと同じ明るいシンク。
 2位入賞の記念品。大切な思い出の品。フロニャルドの思い出は果たして。

 「また来たのか」勇者が来たと聞いて一瞬うれしそうな顔をしたエクレだけど、本人前では、相変わらず。エクレの楽しいひと時。こんな風に稽古するのも、これが最後かも。騎士たちに、「仲良し」と冷やかされ、照れて怒ったりしてましたが。

 風月庵。シンクはユキカゼが土地神様だと知ってびっくり。知らなかったのね。明かされる二人の素性。ここ100年は太平だけど、昔は国が亡んだり、大変だったと。二人とも150歳以上。人生の大先輩だね。ダルキアン卿の諸々って、いったい。昔を生きた人だから「ござる」なんですね。神狼滅牙を託したくなったシンクは、やはりずば抜けているんだね。ダルキアン卿は、実力、資質のある者がお好きなよう。

 「ガレット名産詰め合わせ」。リコッタが頑張れば、もしかしたら持ち帰れるかも。
 「あいつと決着」って、腕相撲でいいのかガウル。
 「てめー、このバカ。またか、またやったのか」お仕置きは、腕ひしぎと、スリーパーホールド?と、ロウソクだ。
 ジュースをかぶっちゃしょうがない。お風呂へ。

 「よーし、間違いなーい」「あら、間違えちゃった」
 「あ゛ー、僕また間違えちゃった?大変なことをした?」「ごめんなさい。ごめんなさい」
 また、やっちゃいました。
 「一緒に入りませんか」ミルヒに誘われ、一緒に湯船でお話しする二人は背中合わせ。
 「あのね、今度シンクが来られるの、いつでしたっけ」。答えるシンクは、嘘をついてるわけじゃないのでしょう。ミルヒが肩にお湯をかけてあげて、
 「ねえ、シンク。私の名前。私の名前、憶えてますか」「そりゃもちろん」「ミルヒオーレ・フィリアンノ・ビスコッティ。ミルヒです」「ミルヒ」「はい、シンク」
 ただ忘れずに憶えていてもらいたいと。憶えてます、忘れませんと、綺麗な星空を背景に。
 「姫様、お手。姫様、おかわり。よーし、よしよし」「何ででしょう、こんな単純なことが楽しいのは」
 尻尾と耳のおかげだよ。

 1日が終わり、みんなと一緒のときには明るかったシンクも、やはり不安があるようです。

 ミルヒの撫でテク。ミルヒのなでなでは天才的。レオ様もヘブン状態。基本ミルヒはお姉さん。これはわかる。
だから、レオ様は妹キャラ。

 里帰りをするシンクの為に開かれた「ありがとう勇者様お食事会」。サプライズでシンクはびっくりも、うれしく。ミルヒの紹介で主賓のシンクから一言。急なふりだけど、素直な気持ちで、
 姫様に召喚されたこと。ガウルやレオ様と戦ったこと。大戦や魔物退治のこと。騎士団長にダルキアン卿、親衛隊長にパネトーネ筆頭、エルマール首席。リゼル隊長達、メイド隊のみなさん。エミリオ達騎士団のみんな。「本当に、いろんな人たちに仲良くしてくれて」食堂のおばちゃん。リコと一緒のつまみ食い。もの凄い経験。
 「元の世界に帰っても、ここでの経験を決して忘れずに、きっとまた、すぐにお邪魔したいと思います。ビスコッティやフロニャルドにピンチがあるなら、勇者シンクは、きっといつでも駆けつけます」

 みんなの拍手に包まれて、ミルヒに笑顔を送るシンクでした。

 4つの条件を聞いても、普段と同じように過ごしたシンク。不安を隠してるとかじゃなく、前向きに、いつものように1日を大切に過ごしてました。偉い。
 ここでの記憶を失い、もう戻ってくることもない。親しい友人がそうなったら、やっぱり悲しい。特にリコのように若い子には、とてもつらい。ダルキアン卿あたりは、寂しいことではあるがと受け入れるんだろうけど。ミルヒは、ミルヒは強い子だからたぶん。エクレが一番心配。
 次回はいよいよ最終回。果たして奇跡は起こるのでしょうか。
   主賓から

    -------------------------
おまけ:    Another   いぬ日   第12話

  お風呂

シンク 「姫様、お手。姫様、おかわり。姫様、よーし、よしよし」
ミルヒ 「何ででしょー。こんな単純なことが楽しのは」

エクレ 「ん?誰か先にいるようだな・・・・・あっ、姫様。と・・・なっ!!!」
シンク 「え?・・・ええーーー!な、なんでエクレが、え?えー?」
ミルヒ 「わー、ごめんなさい。ごめんなさい」
エクレ 「貴様ー、変態とは思っておったが、よもやここまでハレンチとは。姫様に、姫様に」
シンク 「ね、ちょっと、誤解だよ、落ち着こうよエクレ。ね、ね。」
エクレ 「許さーーーん!!!」 ダダダダダッ
シンク 「わー、待って待って・・・はっ!」
エクレ 「こんのぉー」
シンク 「エクレ、待て!」
エクレ   ピタッ 「!!!・・・か、体が」
ミルヒ 「違うんです、エクレール。これはその、私の方からお願いしたんです。だからあの、シンクは悪くないんです」
シンク 「そうだよ、エクレ。もお、エクレは早とちりさんだなあ。さ、早く前を隠して・・・って、あ・・・」
エクレ 「グスッ・・・許さーん!許さん許さん、許さーん!」
シンク・ミルヒ「わー、ごめんなさい、ごめんなさい」

  早く解いてあげてね、勇者様

             おわり
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DOG DAYS 第11話「夜空に花が舞うように」 を観て

魔物騒動は一件落着。
戦いの終わった後は露店でわいわい。
ミルヒとレオも仲直りして。
そしてミルヒのコンサート。子狐は感じるところがあるようです。

 ハーラン到着。4人も乗せて大活躍。
 エクレは激突してたけど大丈夫。弱まってても守護力は偉大なり。
 最後のしめは妖刀の封印。
 「天狐の土地神ユキカゼと」なんとユキカゼは土地神だった。
 「朽ちよ禍太刀。神狼滅牙。天魔封滅」
 あの封印刀の中には五百以上の魔物が。何かあったら大変だ。
 「隠密一同。着いて来たい者、拙者につーづけ」隠密たちもうれしそうです。
 「勇者殿も後でうんと撫でて」に、エクレが赤くなってふくれっ面。わかりやすくって可愛いエクレール。
 「同朋を救って・・・」ユキカゼの感謝の気持ち。親の無い子狐を預かる、愛のある子。
 「・・・こんな頼りない領主ではあるが、ガレットの皆は今後もワシに着いて来てくれるであろうか」
 レオ閣下の謝罪会見。真実を告げるものでなくても、心がこもっていれば国民には伝わる。国民に謝りたい気持ちは本物だから。
 「大切なものを守ることも」戦興業には本当の戦いに備えるという意味も。歴史を感じさせる。

 「時に貴様、食事は済ませたのか」やりましたエクレ。勇気を出して初めてのお誘い。覗き見リコも感激であります。ココナポッカ?を食べていい雰囲気。エクレが改まって、
 「お前に言わねばならぬことがあった。私一人では姫様を助け出すこと叶わなかった。お前の勇気と健闘にビスコッティ騎士団親衛隊長として敬意を表する」
 「光栄であります。親衛隊長」明るくシンク。
 エクレはうつむき、せつなげにシンクに目を流し、自分の力不足を悩んで。
 「でも、エクレ一人でも」僕よりずっと前から姫様を守って来たんだからきっと何とかしたよ、とシンク。エクレの気持ちを思いやったシンクの言葉。多分シンクは本当にそう思っている。シンクの言葉はエクレにも響いたよう。

 レオはミルヒを呼び出して二人きりでお話し。こんな風なのは半年ぶり。
 これまでの事を謝るレオ。ミルヒは「いいえ」とそれに答え、領主として大切なことを学ぶことが出来たから、「だから、ありがとうです」と。
 ビオレ達から聞き出して真実を知っていたミルヒ。
 「うれしかったのですが、今の私はちょっと怒ってもおります」占いや星詠みなどくだらないと言っておきながら、星詠みにばかり気をとられ、本当のことを告げずに。
 「レオ様に守っていただいてばかりだった小さなミルヒも、今ではそれなりに大人になっております」
 自分を殺してまで守ってもらわなくてもいいと言うミルヒ。
 「いいや、お前はわかっておらぬ」レオ様の気持ち「幼い頃よりワシを見守り慈しんでくれたお前のこと。お前がワシにくれた優しさがどれだけワシを支えておるか。お前にいなくなられたら、お前のいない世界など」
 「ごめんなさい、レオ様。ミルヒはいなくなったり致しませんから」
 レオ様の頬に手を添えるミルヒでした。

 コンサート。絵柄が違うけど、躍動感があって印象的。コスチュームチェンジは魔法少女さながら。
 シンクの手にエクレが真っ赤でかわいい。
 「見えるでござるか」抱える子狐に話しかけるユキカゼ。「あのお方がお前を救い、母君を悲しみから解き放ってくれた姫様にござるよ」
 見つめる子狐。ステージに何本もの植物が生え。ミルヒも驚く。その植物から母狐が駆け、天へと上る。
 その子狐の力なのかとの問いに「それもあるが、それだけではござらんな」。これは何を指しているのでしょう。

 一人涙にくれるリコッタ。シンクが元の世界に戻る方法とは、とても気になりますがそれは次回に。

 今回はエクレが見ててかわいかった。この世界でシンクに恋心を抱いてるのは彼女一人みたい。ミルヒのそれは、恋とは違う気が。
 ミルヒとレオ様はなかなかお似合いのカップル。「ちっ、久しぶりに恥ずかしいとこを見せた」「恥ずかしくないですよお」何か照れますね。
 コンサートは賛否分かれそうだけど、良かったのではないかと。
 母狐は魔物の崩壊後もまだこの世界にいたわけで、子狐が「もう行っても大丈夫だよ」と送り出したようにも、母狐が「もう大丈夫ね」と自ら昇って行ったようにも見えました。
   見えるでござるか

      -----------------------
おまけ:    Another   いぬ日   第11話

   謝罪会見

レオ姫「ガレットの皆は今後も、ワシに着いて来てくれるであろうか」
ガレット国民「オーーー」

レオ姫「ビスコッティの皆もワシの戦に参加してくれるであろうか」
ビスコッティ国民「オーーー」

レオ姫「感謝する、ありがとう。感謝の印じゃ、みんな・・・・・ワシの歌を聴けーーーー!」
ガレット・ビスコッティ両国民「オーーーーーーーー!」
ミルヒ「え?」
レオ姫「♪もってっ・・・」
ミルヒ「わーーーー、レオ様。それはダメですー!」

   ご、ごめんなさ~い

           おわり
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DOG DAYS 第10話「勇者と姫と希望の光」 を観て

 「大きくて怖い魔物かもしれないけど、あの子、泣いてる」
 魔物を目の当たりにして、そう感じ取ったミルヒ。
 ミルヒの心が、魔物の運命を大きく変えます。

 魔物を見て、すぐにその額に何かを感じ取っていたミルヒ。そして「泣いてる」。相手が何者でも自然と、理解しようと心が働くミルヒ姫。
 グランベールの防御と攻撃。ミルヒを守るレオだが、
 「レオ様、危ない」逆にミルヒがレオをかばい、そして、
 ミルヒの胸に二本の切り傷。鮮血。さらに連れさられ、魔物の背中、球体の中に。

 レオの最後の星詠みと一致。星詠みは見るごとに変化していて、以前ははっきりと「死」と出ていたが、今回はそれが無かった。この変化をもたらしたのは多分、ミルヒの決断と、それに、ミルヒに深く強い心をもたらしたレオ姫のおかげ。レオ姫のこれまでの努力が報われたのだと思う。

 「ミルヒ・・・貴様ー!」怒りのレオ姫。声を上げ、グランベールを振るい、レオのミルヒに対する思いが伝わって来る息を飲むシーン。

 レオはやられ、シンクとエクレが到着。ミルヒは聖剣の守護で守られているが、輝力が尽きれば、消化されてしまう。
 「そんなの、させるかよ」浮石を足場にすればたどり着ける。というわけで、
 「うちの姫様の救出に、行って来まーす」トルネーダーで魔物に向かうシンクとエクレ。

 「姫君。聖剣の姫君」「はーい」「申し訳ありません。わが子があなた方に、酷いことをしてしまいました」
 ミルヒは魔物のお母さんと邂逅。「はーい」がよかった。

 ジャンプとワインディング。攻撃と防御はエクレ。気持ちのいいアクションシーン。シンクが誉めて、「やかましい」と照れるエクレ。
 怖くても、痛くても、「待ってる誰かに悲しい思いをさせるのは1億倍つらい」
 「姫様を頼む」シンクを魔物に届かせるため、紋章砲で打ち上げるエクレ。シンクは魔物の背に到着。

 シンクを激しい攻撃が襲う。
 あの日、応援してくれた皆の期待に応えられなかったシンク。あの子の勇者になれなかったけど、
 「今度は絶対、これからは絶対に。輝力、全開」
 シンクはミルヒのもとに辿り着くことが出来ました。

 魔物は元は土地神様。落雷と共に降って来た「赤い妖刀」が突き刺さり魔物となった。200年前に聖剣の主に封印されたが、封印の力が弱まったのか、ミルヒの聖剣に魅かれたのか、目覚めてしまった。
 「あの子は泣いているのです」
   「痛いよお、苦しいよお。お願い、誰か、誰か、僕を死なせて。ボクを殺して」
 聖剣で首を切り落とせば魔物の姿でいられなくなる。ミルヒに頼むが、
 「お断りいたしします」魔物は消えても、積み重ねられた悲しみは消えない。宝剣は魔を断つ剣だが、それ以上に、人と命を導き、大地に希望を育むための剣。
 「あなた方も間違いなくフロニャルドに生きる命です。妖刀ごときに悲しい思いをさせられたまま終わるなんて、そんなの、私が許しません。ビスコッティが領主ミルヒオーレ・フィリアンノ・ビスコッティが、絶対絶対、許しません」

 ミルヒを包んでいた球体が割れ、
 「ごめんなさい、ごめんなさい」「すいません、すいません」
 シンクは、すっぽんぽんのミルヒと再会。

 ミルヒの傷が治ってたのは、聖剣のおかげ?それとも魔物、あるいは魔物の母のおかげ?
 ミルヒが裸だったのは治癒を施すため。
 魔物の姿でも、土地神様の意識は残ってた。ミルヒをさらったのは、母が、子を殺してもらうために?
 魔物の立ち止まった場所が、彼の目的地なのか?あの場所に何かあるのか?

 「助けてあげたいんです」妖刀を引き抜けばなんとかなる。「私も行きます」
 エクセリードがミルヒに服をプレゼント。自らもカッコいい剣に。
 パラディオンもシンクを回復。そして剣に。その時が来ました。
 「私たちに頑張れって言ってますか」「がんばるよ少し力を貸して」
 「シンク」「はい、姫様」
 「行くよ、姫様」「目標地点まで一直線です」
 宝剣を手に、トルネーダーで疾走する二人。
 「ホーリーセイバー」 魔物の攻撃を吹き飛ばす二人。
 辿り着き、二人で妖刀を引っ張る。苦しみ暴れる魔物。
 「姫様、ここからは僕が」「はい」
 「このー」
 そしてついに妖刀は引き抜かれ、妖刀の先についていた土が、子供の土地神様に。魔物は土に、そして崩れ出す。
 妖刀がシンクを取り込もうと襲い掛かるが、
 「魔人、閃光波」 レオ閣下の矢が妖刀を貫き、妖刀は砕け散る。
 「今の矢って?」「はい、間違いなくレオ様です」
 久しぶりで、明るくその名を口にするミルヒ。
 「さあ、勇者超特急で脱出しますよ」
 土地神様を胸に、ミルヒの手を取って、あと少しだ、頑張れ勇者様。

 今回、とてもよかった、感動しました。
 後半、「途中で終わらないで、切が付くとこまで行って」と思いながら見てました。
 音楽もよかった。
 この先どうなるのかわかりませんが、楽しみに待ってます。
   これを抜けば

     ------------------------
おまけ:    Another   いぬ日   第10話

    魔物の背
ミルヒ 「いいえ、私も行きます!」
シンク 「ええっ、その格好で?」
ミルヒ 「え、えっと・・・ええ、かまいません!行きましょう、シンク!」
エクセリード『エエッ!?』
シンク 「・・・それなら、僕もっ」 ぽいぽいぽいっ
ミルヒ 「きゃあっ」
シンク 「姫様だけにそんな恰好、させとくわけにはいかないからね。いくよ、姫様」
ミルヒ 「は、はい。えと、目標地点まで一直線です!」
シンク、ミルヒ 「ウオオオオオオオオオー、ラブリーー、パアアアンチ」
     ドゴーーーーーーーン!!!

    ザッザッザッ
シンク 「よしっ。これを抜けば。姫様っ」
ミルヒ 「はいっ」
シンク・ミルヒ「ん~~~、ハァハァ。くぬ~~~、ハァハァ。ハア、ハア、アア、アアン」
妖刀  『むほぉ~~~~。こりゃ、たまらーーーーーん』
      スッポーーーーーーン
   土地神様 ぽん ひゅるひゅるひゅる
ミルヒ 「あっ」 たたたっ ザー
妖刀  『あ~~~~~れ~~~~~』 ひゅーーーーーーーん
シンク 「・・・飛んでっちゃった・・・やった・・・やったよ。やったー、姫様」
ミルヒ 「や、やりました。やりましたーシンク」

レオ姫 「・・・魔人、閃光波!!!」

シンク 「え?」 ヒュゴーーーー!!! 「のわーーー!!!な、何?何?」
レオ姫 「わしのミルヒに、わしのミルヒに・・・二人とも裸で何をやっておるかーー!!!ええい、魔人閃光波。魔人閃光波。魔人閃光波ー」
    ヒュン ヒュン ヒュン
シンク 「わ~~~、これってもしかして」
ミルヒ 「間違いなく、レオ様ですね。アハ♪」

   レオ様は強いけど、頑張ってよけきって、勇者様

                おわり
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DOG DAYS 第9話「グラナ砦攻防戦」 を観て

 バナードとロランの騎士団長対決はどうなったんだ、という事で第9話です。

 冒頭のナレーションで、お前達の明日もワシが守り抜く。明日は希望の象徴。多分トップメッセージ。
 グラナ砦の中には、レオ姫とルージュの二人だけのよう。ワシが一人で勝つ、と全部一人で抱え込み傾向のレオ姫。
 ガウルの周りは、仲間がいっぱい。道義を重んじて、部下に思いやりがあって、明るくて。「それなりに派手に、ほどほどに気合いを入れて」で士気が上がるんだからすごい。
 ダルキアン卿の立ちふさがる橋の下には猫玉の川が。
 ダルキアン卿とバナード将軍。「久しいのう」と対峙する様がかっこいい。
 割って入ったロランは、「季節の贈り物を届けあう仲」のバナードと一騎打ち。さあ、勝負が始まったというとこでカメラが変わってその後、予感はしてたが出番なし。次回、彼等に救いはあるのか。
 スリーズ砦。ガウルもジェノワーズもゴドウィンも強い強い。爆発しまくり。
 「出撃であります」リコッタがハーランに騎乗し、空を飛ぶ。爽快。でも、弓矢の格好の餌食。
 「せーの。ほい」ベールの弓術紋章砲。銃でそれを受けるも、ぐにんと曲がってリコッタを直撃。リコッタの服が破れてパンツ一枚。武具破壊の効果がついてました。「ほえー」
 「ベール隊長。前!」しかし、してやったりのベールを槍が襲い、彼女の服も木端微塵。ブラが残っていたのは幸いだ。
 「主席の尊い犠牲、無駄にはしませんでしたよ」。果たしてリコッタは、服を入手することが出来るのだろうか。
 グラナ砦前。砲術士隊に対しシンクは盾。迫撃砲弾を打ち返しちゃったりしてますが、「上出来だ」。エクレが切り込む「閃空大一文字」。リコッタやベールのせいで、パンチラに目が行ってしまったり。ゲートキーパーを撃破し砦の中へ。
 あんなに気持ちよく晴れてた空に、暗雲が広がって来ちゃいました。
 レオ姫、戦中に星詠み。ミルヒが一人。場所はこの天空武闘台。涙。「泣くな、泣かんでくれ」。しかしミルヒから血が噴き出し、四足の巨大な魔物らしきものが。以前と違ってシンクがいない。
 このはが危険を感知。ダルキアン卿とユキカゼは危険を排除するため、隠密部隊を引き連れ先行。魔物は神をも殺すという。神といえば以前、土地神様というのが出てた。
 「まったく、待ちくたびれたぞ、勇者と垂れ耳」レオ姫は一騎打ちを申し出、シンクとエクレが宝剣を持って上がってくるように誘うが、
 エレベーターが上昇し、チーン、扉が開き、
 だがしかし、そこにいたのは、なんと、ミルヒオーレ姫でした。
 「お邪魔いたします。レオンミシェリ閣下。レオ様が国の宝剣を賭けて戦われるのであれば、私も宝剣を手に、この場に来なくてはいけないと思い、失礼ながら勝手に推参いたしました」
 「バカな、何故」愕然とするレオ姫。さっき見た星詠みとそっくりの状況。
 「お聞かせください、この戦の真実のありかを」
 ミルヒの指には二つの宝剣。ルージュが奪おうとするも弾き飛ばされ、そしてミルヒの手には聖剣エクセリードが光を放つ。
 宝剣が必要なら、事情を説明してくれれば、いくらでも貸します、とミルヒ。なのに何故何も教えてくれないのか、昔はあんなに仲良くしてくれたのに、このところの戦もそう、
 「レオ様はそんなに私の事がお嫌いに」
 ミルヒの悲痛な叫びに、レオ姫は激しく狼狽します。
 一方のシンクとエクレは砦の外壁から上を目指す。
 そして、フロニャ力が若干弱まってるため戦闘を一旦中断し、安全な所へとアナウンス。
 天空武闘台。激しい揺れ。倒れるミルヒ達。
 ミルヒ姫とレオ姫を乗せて、天空武闘台が砦を離れ、上昇してゆく。
 その先には、黒くて丸い巨大な塊が、そしてギョロリと目を開く。

 エレベーターの扉が開いた時には、まったく予想してなくてびっくりしました。レオ姫と同じで「なんで」の心境。
 ミルヒがついに思いのたけをレオにぶつけることが出来ました。このために此処までやって来た。ミルヒは本当にすごい。
 エクセリードのデザインは好き。さらに形が変わっていくような雰囲気。
 シンクの砲弾打ち返しをきばって描いたのは、今回彼の出番が少ないためか。
 魔物が空中からというのは意外。ハーランが活躍しそう。
 今回はサービスカットがとてもよく出来ていて、そんな意味でも心に残る回となりそうです。
   エレベーター

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おまけ:    Another   いぬ日   第9話

   空中
リコッタ「はう~、どこかで服を手に入れないとであります~・・・やややっ、あそこに見えるのは、もしかしてもしかしたら、行商人でありますね。助かったであります。ハーラン、あそこに着陸でありますよ~」

   ゴザを敷しいた行商人の店
リコッタ「ごめんください、誠に申し訳ないのでありますが、服を売って頂けないでしょうか」
行商人 「あれま、どうなさった、嬢ちゃん。そんなカッコじゃ風邪ひくぞい。ほれ、布の服じゃ。はよ着なされ。40ゴールドでいいからの」
リコッタ「はう~、助かったでありますう・・・・・ああっ、しまったであります。自分は今、お金を持ってないであります。あう~困ったでありますう」
行商人 「それは困ったのう。そうじゃ、魔物を倒せばお金が手に入るというぞい」
リコッタ「!!、それであります!」

   グラナ砦 上空
魔物  「ヴオオオオオオンンンン」
リコッタ「魔物発見であります。てーーーーー!であります」
   紋章砲 バピューーーーーーン!
魔物  「ヴギャーーーーーーーー」
リコッタ「やったであります。リコッタエルマール見事魔物を撃破であります」

   =リコッタは魔物を倒した       =
   =8の経験値と50ゴールドを手に入れた=
   =  つぎのレベルまで、あと12exp=

リコッタ「さあ、このお金で早く服を買って来るでありますよ~」

  がんばったね、リコッタ

            おわり
注:お金の単位は適当です。
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